コロナ禍で本帰国が決まったときに感じたこと
先日このブログの1周年を迎え、
Twitterで交流してくださる方々から「シンガポール生活配信、楽しみにしています」とコメント頂いたばかりなのですが、、、
実は、3月半ばに本帰国が決まりました。
本帰国と言っても諸々と事情がありまして(書ける時期になったら書こうと思っていますが)、
ずっと希望していて叶わなかった日本で暮らすための扉を、自らこじ開けた形で帰国出来ることになりました。
何事にも良い面・悪い面があるもので、
日本が大好きで日本で暮らしたい気持ちが強い我が家ですが、シンガポール生活にも良いところがあるわけで、
帰国が決定したときに感じたことは、不安も沢山あるけれども嬉しい、という、少し複雑なものでした。
帰国する上で不安なこと
コロナ禍に戻ること
シンガポールは徹底管理の国なので、政府による感染予防対策がしっかりなされていて、
国内感染はゼロの日も多く、シンガポールの新型コロナは収まっていると言えると思います。
Work from Homeも進んでいますし、通勤と言ったって日本のような通勤ラッシュはなく、
会社までも数駅という環境なので、今はすっかり安心して暮らしています。
後少し待てば新型コロナの予防接種も無料で受けさせて貰えたのに、、、
(最初は怖かったけれども今は早く順番が回ってきて欲しいと思っていました)
そんな中で、わざわざたった今の日本へ戻ってコロナの心配をする生活に戻るのかと思うと、
一度抜け出しただけに、正直とっても不安になります。
毎日通勤ラッシュで仕事に通う友達や弟の身を案じるだけでなく、夫の身も案じないといけなくなるのか、、、
と思うと、心配事も増えますし。
ただ、シンガポールでコロナ感染対策の成功例を見て暮らしてきているので、
何をどうすれば安全に暮らせるのかは、感覚的にはわかっているような気がします。
もちろん絶対に大丈夫ということはないにしろ。
あとは、普通に暮らしているとコロナの検査を受ける機会はなく、自分が感染しているのかしていないのかわかりませんが、
今のシンガポールで感染することはないでしょうが100%の確信まではないので、
帰国時に検査が受けられるのは、高齢の親や姪っ子(0歳児)に安心して会いにいけるのは有難いですね。
家族の時間が減るかもしれないこと
海外駐在中は、不慣れな国に家族だけで暮らしているので、日本にいる時よりも家族の時間が増えていると思います。
特に2020年はステイホーム生活だったので、夫と二人の時間が増えました。
東京に帰ってもしばらくはコロナ禍なので、自宅勤務もあるでしょうし、明け方まで飲み歩くことはないのでしょうけど、
またいつか、平日に仕事でほとんど家にいないような日が戻ってくるかもと思うと、、、少し不安です。
コロナを機に、日本でもワークライフバランスが変わるといいのですが。。。
収入が減ること
もともと我が家は夫が単身赴任の駐在+私が日本で働いていたので、
夫のシンガポール赴任時に私が仕事を辞めたことによって収入がガクンと減っていました。
駐在だと家賃が会社持ちになるので利点だという方もいらっしゃると思いますが、
我が家には住宅ローンがあるので、日本にいてもシンガポールにいても掛かる費用は変わらず、
むしろ住宅ローン控除が受けられないというデメリットだけがあり、
お子様がいらっしゃる家庭では教育費用も会社持ちになるので利点になるのでしょうが、
我が家は2人家族なので特に関係なく、家族でシンガポール駐在することによる金銭的なメリットは特になかったのです。
今後日本へ戻ると、夫の給料は海外赴任中よりは下がるので、ますます収入が減ってしまいます。
ということで、私の社会復帰にも期待が掛かっているのですが、、、
私の社会復帰
実は私、海外生活を経て社会復帰するのは今度で3度目。
1度目は復職だったので人事評価は休職していた期間分下がりましたけどその他は問題なし、
2度目は復職を断って別の業界への転職を決意したものの、大不況の最中で正社員の職は見つからず、派遣から苦労して正社員雇用に漕ぎつけました。
3度目の今回は、もう私もミドルフォーティー。
2度目の時に苦労した経験があり、あの時より10歳ほど歳をとっている事を考えると、
本当は前の会社に復職出来ないか連絡するのが一番良いのだとは思うのですが、
(前職を離れる際に、休職制度も前例もなくて辞めることになったものの、確約は出来ないけれども戻ってきたときに声をかけてくれれば復職は出来ると思うと内々には言われており)
こういうキッカケがあると、ついつい新しいことを目指してしまう癖のある損な性格でして、、、
前々からやりたいと思っていたことに、ついに挑戦する時がやってきました!
ということで、今後このブログは、下記について書いていくことになると思います。
- シンガポール生活の終活
- 駐在生活から日本に戻る時、戻った後の諸々のこと
- 海外生活から日本での社会復帰(やりたいことへの挑戦)奮闘記
新しいことを始めるとブログの更新頻度も落ちてしまうかもしれませんが、出来るかぎり発信を続けていきたいと思っていますので、末長く見守って頂けると幸いです。
日本に帰れると思うと嬉しいこと
前回、シンガポール生活の大変なことを書いたのですが、
それら大変なこと全てから解放されると思うと気が楽になりました
- シンガポール生活が大変だと思う瞬間についてはコチラから
また、強すぎる陽射しによって、
- 頬のシミが炎症を起こした
- 毎日目が染みる
- 手足にシミが増えた
というトラブルがあったのですが、それらも解消されると思うと嬉しいです。
あと、シンガポールでは外出時に全員常時マスク着用なので、早く日本に戻って、誰もいない自然の中で堂々と深呼吸がしたいです。
自宅は小川沿いで桜やススキなども生えていて、春には鶯が鳴いていたりもするので、
近所を散歩するだけで自然に触れられる生活に戻れるのも嬉しいですし、
新鮮で美味しい日本産の野菜や海の幸が食べられるのも嬉しいですし、
車生活に戻れるのも嬉しいですし、
自宅に戻れて、自分のベッドで眠れるのはほっとしますし、
熱いお風呂に入れるのも嬉しいですし、
友達や家族に会えるのも嬉しいです。
日本に戻れることになって感じたこと
日本に戻れるかも、、、という状況になってからは、シンガポール生活の大変なことも我慢できますし、
何よりシンガポールを存分に楽しめるようになりました。
今まではいつ帰れるかもわからない、次に世界のどこへ行くことになるかもわからないという流浪生活だったので、
先の見えないもやもやがあったのかもしれませんが、
帰れる場所があるという安心感が出来たので、「生活」から「ちょっとだけ旅気分」に変わったのかもしれません。
そうなって思うのは、
帰る日常や場所があるからこそ旅は楽しいっっ
ということ。
日常に感謝して、残りのシンガポールの日々を過ごしていきたいと思います。
あとがき
ということで今回は、コロナ禍で日本に本帰国することになった時に思うことを書いてみました。
繰り返しになりますが、今後は下記についてブログ記事にしていきますので、
引き続きお読み頂けると嬉しいです。
- シンガポール生活の終活
- 駐在生活から日本に戻る時、戻った後の諸々のこと
- 海外生活からの日本の社会復帰(やりたいことへの挑戦)奮闘記
※海外生活中の方も、日本生活中の方も、コチラ↓を、、、