シンガポールから日本へ本帰国:新型コロナのせいで大変だったこと

東京タワー

3月半ばの某日に、日本に帰国致しました!

挨拶

帰ると宣言しておきながらいつまでも帰らないけど、まさかの帰る帰る詐欺???と思われていた方もいるかもしれないので、念のために申し上げておきますと、

このブログではキリ良く(実帰国日とはリンクせず)、

先週までがシンガポール在住編、今週からが日本帰国編ということでお届けしております。

最近書きたいことが沢山あって話題が押せ押せ(3日〜1週間遅れ)だったり、時系列が前後したりもしているのですが、、、
お気になされませぬよう。。。

ということで、ようやく愚痴れますけど(ブラックこどらの出動になるかもしれませんが)、

ただでさえ気忙しい本帰国・海外引越しなのに、

はっきり言って新型コロナがすっごい迷惑でした。

ということで今回は、本帰国が新型コロナ禍で大変だったことをまとめてみたいと思います!

72時間前PCR検査

一番嫌だったのがPCR検査です。

日本への帰国便の72時間以内にPCR検査をして新型コロナの陰性証明を取らなければならず、

病院を探して予約して、検査してきましたけれど、、、

こどら

PCR…激痛くはないけどしばらくジンジン痛いし、鼻の奥で出血してそうだったわー

我が家の前に同じ年代の子供を連れた2家族が受けていて、

1組目キッズはへっちゃらな感じで帰ってきたのですが、

2組目キッズが全員ギャン泣きで病院中に響き渡っていて、

その次が自分たちだったで、、、

こどら

正直言ってビビりました(←大人だけど)

翌朝に結果が送られてきて、日本用にはプリントして、シンガポール用には所定のサイトにアップロードするという面倒さ、、、

費用も高額で一人235.40ドル(約18,832円)もしますしね。

  • PCR検査の病院を探して予約をした時の話はコチラから

厚生労働省の新型コロナ質問表

帰国便搭乗前に、厚生労働省のコロナ質問表(Web)に答えて、最後に表示されるQRコードのスクリーンショットを撮ってスマホに保存しておかないといけないのですよね。

インターネット環境に繋がるうちにホーム画面にアイコンを追加しておくと、

電波が通じない場所でも回答してQRコード表示まではできるらしいので、

我が家は事前に回答してQRコードを保存しておきましたが、念のためにアイコンもホーム画面に追加しておきましたよ。

  • 厚生労働省のコロナ問診はコチラから

チャンギ空港にて

このブログによく登場しているシンガポール人の友人が車で空港まで送ってくれたのですが、

帰国便が夜便だったので準備が整い次第空港へ向かい、荷物を預けてボーディングパスを受け取ってからゆっくりジュエルに行こうと思っていたのです。

ところが、、、

コロナの影響でチェックインカウンターが開くのは出発3時間前から!!!

荷物を預けるロッカーも閉まっているというので、友人の車に戻ってスーツケースたちを再び積み込み、ジュエルへ行きました。

時間になってチェックイン、出国手続きをした後にイミグレを通過すると、人がガラガラなのは承知していたのですが、ほとんどのお店が閉まっていました。

ということで、最後に空港でお菓子を買うつもりだったのですが買うことが出来ませんでした。

(チョコレートやシンガポールならではのフィッシュスキンのスナック菓子だけは売っていました。)

まぁよく考えてみればそれはそうか、、、って感じですね。

結局、TWGが開いていたので紅茶の味のチョコバーを買いましたけど、今まで買った板チョコで一番且つダントツに高級でしたよ。

TWGの板チョコ
板チョコが20ドル超え💦

ラウンジは閉まっているところもあり、我が家はスターアライアンスのラウンジを利用しましたが、

食べ物は置いておらず、言うとお弁当のようなものを渡してくれるスタイルになっていました。

ラウンジ
食べ物が置いていないのでがランとしてます

機内では

搭乗率は2割くらいで、混んでいるのかと覚悟していきましたが空いてました。

これまた考えてみればそうなのですが、搭乗している間中マスク着用ということはつまり、マスクをしたまま眠るということで、長時間寝るには苦しくて、

エコノミーだったのでリクライニングもあまり出来ませんし、飛行機が揺れたこともあって、全然寝た感じがしませんでした。

到着前の朝にはこんな出来事も、、、

CAさん

温かいお飲み物はいかがですか?

こどら

あ、じゃあ、ホットコーヒー

CAさん

かしこまりました。はい、どーぞ。

こどら

ありがと、、、え?冷たい!?

多分温め忘れたのでしょうけど、CAさんが手袋をしているため気づかなかったのかな?

あと、日本入国に当たっての誓約書を機内で3枚も書きました。

日本到着時の手続き

日本到着時は唾液による検査だったので、PCRよりは検査する側もされる側も楽ですよね。

ただ、問題は入国審査までがやたらと長かったこと。

  • まずは誓約書などの書類確認
  • 唾液検査
  • 追跡アプリ・位置情報確認アプリのインストール、メールが繋がるか・スカイプがビデオ通話できるか確認される
  • 厚生労働省の質問表のQRコードとパスポート認証でリンクされる
  • コロナ検査結果受け取り

ここまで終わって、ようやく通常の入国審査に辿り着けました。

検査結果は1時間くらいで出ると言われたのですが、我が家の場合はあちこち回って検査結果のブースにたどり着いた時には結果が出ていました。

結局、到着してから外に出るまで1時間半掛かりました

空港から自宅まで

帰国便到着後、乗り継ぎ国内便・電車・バス・タクシーに乗ってはいけない昨今。

我が家は家族に車で迎えに来て貰いました。

14日間の自主隔離

今は14日間の自宅待機中です。

到着日は数えず14日間なので、到着が早朝だったため実施15日間の自宅待機になるという、、、

おまけに我が家が日本に到着した日は、運悪く日本の水際対策が強化された後だったので、

  • 毎日一回の健康状態回答(LINEかE-mail)
  • 位置情報アプリで自分の位置を記録する
  • 接触確認アプリを使用する
  • スカイプのビデオ通話が1日1回掛かってくる

これはシンガポールからの帰国者全員が思っていると思いますが、

シンガポールでは新型コロナの国内感染ゼロの日が多くて収まっていて、一方の日本が流行地域なのに、何故私たちが自宅待機???

しかも72時間前と入国時に2回も検査してコロナ陰性で、これで万一感染していたら、99.9%日本に到着後の感染だと思うのですけど、、、

でもまあ仕方がないですし、日本だと外に出る方が感染リスクが高いので、

自主隔離後に感染の可能性ほぼゼロの状態で、姪っ子(0歳)や高齢の両親に会いに行けて良いかなと気持ちを切り替えました。

それに、日本の自宅は快適ですし、むしろ自宅待機も楽しいです。

温かいお風呂には入れるし、騒音のない自宅で快適なベッドでぐっすり眠れますし、

網戸があるので虫やヤモリの心配もいらないですし、

趣味のガーデニングをしたり、デッキに出てコーヒーを飲んだり、車やバイクの手入れをしたり、

外に出ずとも自宅の敷地内で過ごすことができるなんて、本当に幸せです。

引越し荷物の遅延

これはまだ実際にどのくらいかかるのか結果が出ていませんが、今回引越し荷物を船便で送った我が家。

通常は1ヶ月で到着するらしいのですが、最近は1ヶ月半くらい掛かっていると言うので、

さて、我が家はどのくらいかかるのか、、、

引越し荷物が届いた時に、シンガポールからダニやチャタテムシが段ボールについて紛れてこないかをすっごく心配しています。

日本製の天然成分の優しい虫除けなんて、シンガポールの強靭な虫たちには効かないですからね。。。

総論として、、、

以前からずっと感じていましたが、根本的に日本とシンガポールで全然違うと改めて思うのは、

  • シンガポールでは、海外から入国後14日間隔離と宣言したらそれに伴う必要なシステムも構築(食事や生活必需品は届けてくれる)されている
  • 日本では、海外から入国後14日外出を控えろと言うだけでそれを達成するためのシステムがあるわけではないため、結局買い物などには自分で行くしかない
  • シンガポールでは、してはいけないこと、しても良いことがはっきり指示されているため迷うことがなかった
  • 日本では、一般的なことしか書かれておらず、どこまでならしていいのか、何は駄目なのかの判断が個人に委ねられているためよくわからない

完全アウトと完全セーフ以外のグレーゾーンが多過ぎますよね。

ガイドラインもなく、外出しなくても済むようなシステムもないのに、守らななかったら指名を公表すると脅しのようなことが書かれていて、、、

その前に、守る・守らないって具体的に何を?

我が家は家族で自主隔離なので生活する上で外出せざるを得ない状態で、仕方がないのでこの14日間はシンガポールでステイホーム生活中に守ってきた通りに行動することにしました。

  • 人に会わない
  • 近所の散歩やサイクリングは健康維持のためにOK
  • 食料や日用品の買い出しはOK(なるべくまとめ買い)
  • なるべく自炊するがデリバリーやテイクアウトはOK
  • 車から出ない近所の気晴らしドライブはOK(シンガポールでは車なかったけれど)
  • 外出時にはマスク着用、人の1m以内に近づかない
  • お店に入る際・出るときには手をアルコール除菌(持ち込まない、持ち出さない)

※シンガポールではコロナは流行っておらず、検査2回とも陰性、家族で自主隔離のため。もし外に出ずとも生活できる、流行地域から来ているなどの状態であればもっとがっつり隔離します。

あとがき

日本大好きな我が家ですが、こと新型コロナ対策でのリーダーシップや対策といったことについては、悲しいですが完全にシンガポールに負けていますよね。。。

シンガポールだと、共有されている守るべきルールがあるので、そのルールを守った上で安心して生活することができていて、国全体の一体感や緊張感があった気がします。

日本は民度が高いから、何の指針もなくても今までやってこれたんだなあ、、、とつくづく。

海外だと自分の身は自分で守る、とよく思うのですが、

今の日本でもまさに、自分の身を守れるのは自分だけだと思いましたよ。

でもこれは、一人一人全員が人にうつさないように行動することで回り回って自分の身も安全になる、ということで、自分だけ良ければいい、というのは違いますけどね。

長くなりましたが今回は、本帰国が新型コロナ禍で大変だったことを纏めました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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シンガポールから日本へ本帰国:新型コロナのせいで大変だったこと” に対して2件のコメントがあります。

  1. エバ より:

    もう帰国されていたのですね。お引越しお疲れ様でした。
    お会いしたこともないですが、なんだかさみしいカンジです。。。
    最後まで色々参考になるお話楽しかったですよ。
    ご自宅にホッとされたでしょうね〜羨ましい。
    私も普段からダンボール恐怖症なんで即捨てますが、シンガポールからの荷物なんて。。。あー怖いです。荷解きも頑張ってくださいネ!

    1. こどら より:

      エバさん、ありがとうございます。
      寂しいと言っていただけて、感激です。
      今回お願いした引越し業者さんは、届けてくれた時に荷物を出して段ボールを回収していってくれるそうなのです。
      なので少しはマシですが、家に入ってくる前に、箱たちに殺虫剤まきたいくらいですよね(笑)
      シンガポールネタもまだ少し続きますのでまた機会があれば読みにきて頂けると嬉しいです♪

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