1年数ヶ月ぶりの信州両親宅で改めてご馳走だと思ったもの
シンガポールから本帰国して、久しぶりに両親に会いに行ってきました。
往復の中央道では標高の低いシンガポールから1年数ヶ月出られなかったせいで耳がキーンとなる体験をしました。
- 久しぶりに中央道に乗って驚いた話はコチラから
国内感染ほぼゼロでのシンガポール生活、
出国72時間以内PCR検査、日本入国時の唾液検査による新型コロナの2度にわたる陰性確認、
そこに加えて14日間の自主隔離期間を経てだったので、今回は高齢の親にも安心して会いに行くことが出来ました。
もちろんそれでも用心はしましたけども。
今回、久しぶりの実家で、改めてご馳走だったのだと感じたものをあげてみたいと思います。
手打ち蕎麦
うちの父親は大の麺好きでして、定年退職してから蕎麦打ちをするようになりました。
このお蕎麦が本当に美味しくて、お蕎麦屋さんで食べるよりも美味しいと思っています。
今回もお蕎麦を打ってくれていたので久しぶりに食べました。
80歳になった高齢の父ですが、まだまだ元気で蕎麦打ちを続けて欲しいと願っています
ふき味噌
こちらは母親のお手製ふき味噌。
母親が山に自生しているふきのとうで手作りしたもの。
ふき味噌はスーパーでふきのとうを見掛けると私も自分で作りますが、帰国してからはまだ出会っていませんね。
新鮮なふき味噌の独特の香りが良くて、これさえあればご飯がすすんで困ってしまいますよね。
朝は食欲がなくてほとんど食べないはずのうちの夫が、、、
このふき味噌でご飯を3杯もおかわりするとは!
山椒の佃煮
これまた毎年母親が作る山椒の佃煮。
今回のものは小女子が入っていましたが、小女子入りでなければ収穫時期に佃煮にして冷凍保存で一年くらいは食べられます。
特に解凍は不要で、温かいご飯に乗せて食べると本当に美味しいですよね。
ちなみにうちの両親は今、父方の実家にUターンして住んでいるのですが、お庭にも山椒の木が生えています。
行者にんにく
左でぼかしている大粒のカキフライも絶品でしたが、右側が行者にんにくの天ぷらです。
これまた畑にも、お庭にも生えていて、この写真のものは昼食用にお庭から収穫してきたもの。
最初は誰かが植えたのでしょうけど、毎年勝手に生えているので無農薬。
香りが良くてサクサクで、行者にんにくも最高に美味しいですよね。
勿体ないことに普段両親は食べないのですっかり育っていますが、栄養は薄くなるみたいですが味は変わりません
番外編:自宅温泉
カーライフと旅のブログの方ではよく書いているのですが、このブログではお初に書きます。
実は現在のうちの両親宅(=昔は私の祖父母の家)、昔は温泉権が購入できたので、家のお湯が天然温泉なのです。
私の子供の頃に祖父が離れにお風呂場を作ったため、そこに温泉がタンクからの掛け流しで流れこんでいます。
温泉を引いているとガスが引けないようでして、両親宅では台所でお皿を洗うお湯も温泉です。
長野県の上諏訪温泉で、泉質的には単純温泉なのですが、
ほんのりと硫黄系の温泉の匂いがして、日本全国の温泉を巡っている私たちでも、良い温泉だなと毎回思います。
主張し過ぎないので毎日入っても全く飽きない良いお湯です。
お風呂の見た目は30年以上前に作られた昭和の一般家庭のタイル張りで、もう結構ボロボロなのでお見せできないのですが、、、
自宅に温泉があるなんて、究極に恵まれた環境だと思っています。
夫がこの湯船を修理した話はコチラから
番外編:蜂の子
諏訪湖の名物としてはワカサギがあるのですが、他には鯉の煮付けや鯉の洗い、馬刺しなども食べます。
そして長野県民のソウルフード、、、かもしれないのが蜂の子とイナゴの佃煮。
今回、何故か食卓に蜂の子が用意されていました。
どうやら父が夫に食べさせたかったみたいです。
私が子供の頃に祖父がたまに食べていましたけど、イナゴはまだ食べられなくはないのですが、、、
蜂の子は本当に無理。。。
一度も食べたことないけど
結局夫も食べませんでしたけど、数百グラムで1000円とかする超高級で栄養満点食材らしいです。
ご興味のある方、信州にお越しの際には是非ご賞味あれ。
あとがき
日本には美味しいものが溢れていますよね。
素材が新鮮で風味が良いので、今まではとっても美味しくて大好物なのだけれど、
ご飯のお供だったり、メインがあっての脇役みたいに思っていたものたちが、
シンガポールから帰国してみたら「ご馳走だったんだなあ、、、」と改めて思いました。
久しぶりの温泉にも大満足で、両親の元気な顔も見ることが出来ましたし、
早くコロナには消滅してもらって、もっと沢山親孝行しなければと思いましたよ。
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※山の物が好きな方も、海の物が好きな方も、コチラ↓を、、、