シミ取り@シンガポール体験談：費用・経過など

この3月までシンガポールで生活していた我が家なのですが、シンガポールといえばほぼ赤道直下にある熱帯の国。

シンガポールに引っ越して少し経ってから、あまりの陽射しの強さと、新型コロナによるマスク生活のために、

元から頬にあるシミが炎症を繰り返す、、、という事態に陥りました。

• シミ炎症事件とそのまとめについてはコチラから

結局一年弱皮膚科に通い、本帰国の直前に、そもそもの原因であるシミ自体を取り除いてもらったので、

今回は、シミ除去の実体験にまつわるお話をレポートしたいと思います。

この記事を読むとわかること

• シミ取りの体験談（※）
• シミ除去の本当のところ、効果はあったの？

というところがわかります。

（※）シンガポールには日本の病院が複数あって、日本と変わらない施術が受けられます。

シンガポール在住でシミにお悩みの方も、日本でシミを取るべきか検討中の方も、ご参考にして頂ければ幸いです！

シミを除去しようと思った理由

私がシミを除去しようと思った経緯としては、

頬のシミが炎症を繰り返しているうちに悪いものに変わっても怖いので（そういうことがあるのかはよくわかりませんが）、不安を根本から取り除いてしまいたかったのです。

ですので個人的には美容目的ではなく治療の一環だと思うのですが、美容皮膚科の範疇になるため費用は保険適用外で、自費でした。

シミの除去方法

シンガポールにはいつくか日本の病院があって、日本人の皮膚科の先生がいらっしゃいます。

薬によるシミ治療などもあるのですが、実際に私が受けたのは下記の2つで、日本の美容皮膚科でもよくある施術のようです。

• IPL（フォトフェイシャル）
• QスイッチYAGレーザー

私の場合は左頬に直径2.5cm程の大きなシミがあったのですが、他にも顔全体に小さなシミがいくつかあったので、

先生からは、「最初に顔全体のシミをソフトに薄くしてくれるというIPLを試して、それで効かないようであれば、レーザーをスポットで当ててみましょう」というご提案をいただきました。

何しろ初めてのことだったので強い刺激を顔に与えるのが怖くて、ソフトだというIPLで消えることを願ったのですが、、、

期待も虚しく効果はなく、結局レーザー治療もして今に至ります。

シンガポールでシミ除去体験談

IPL（フォトフェイシャル）

顔全体にIPLという光を照射して、シミ・くすみなどの肌トラブルを改善するというこの治療法は、受けると細胞が活性化されてコラーゲンの再生が促進されるため、若々しいハリが出るそうです。

本来は３〜４週間に1度、合計3回行うと効果的らしいのですが、とりあえず1回だけトライアルで受けてみました。

時期的には、何度目かの炎症が落ち着いてから３週間ほどあけてからIPLを受けました。

当日は、、、

施術時間は15分位だったでしょうか、顔を冷やしながらIPLを当てていくのですが、パチン、パチンと何かが弾けるような痛みがありました。

ただ、顔を冷却していることもあり、我慢できないような痛みではなかったです。

シミに当たると他の場所よりも痛みは強くなり、焦げるような匂いがしました。

施術の後はしばらく顔全体を冷やしてから、日に焼けないようにして帰りました。

経過は？

２、３日で顔中のシミたちが黒くなってポロッと取れると聞いていたのですが、私の場合は3日経っても特に変化がなく、、、

そのうちに小さなシミが少し取れましたが、大きめのシミはむしろ色が少し濃くなり、結果、顔全体の見た目の印象は変わらないという残念な結果に。。。

個人差があるようですが、おそらく一度ではあまり効果がなく、やはりオススメの通り3回受ける必要がありそうです。

私の本来の目的である頬のシミについては、一部が少しだけ取れたのですが、ほとんど変わらず。

この問題の頬のシミのだけは落ち着くまでテープ保護をするように言われていたのですが、そのテープの刺激で再び炎症を起こしてしまいまして、、、

まずは薬を塗って治療し、落ち着いてから２週間ほどでレーザー治療をすることにしました。

QスイッチYAGレーザー

ということで次は、諸悪の根源である頬のシミにスポットでレーザーを当てることになりました。

当日は、、、

前回同様患部を冷却してからだったのですが、シミが大きかったせいか、レーザーは痛かったです。

やはり焦げ臭い匂いがして、肌の中にチクっと針が刺さって、中で弾けるような痛みでした。

施術の時間はスポットだったので5分くらいで終わったのですが、痛かった分長く感じました。

今回も一旦患部を冷却してから帰るのですが、冷却が終わってから1時間くらいが結構痛みました。

先生に聞いたら1日は痛むということだったのでちょっと憂鬱になったのですが、個人差があるのでしょうけどその後すぐに痛みが引いたので一安心。

経過は？

シミの上にワセリンをベトベトに塗ってテープ保護し、ちょうど１週間くらいでカサブタが剥がれるのが理想とのこと。

カサブタが剥がれた時に色が落ちていれば成功だそうです。

毎日経過写真を撮ってちょうど１週間経つと、カサブタの上が紫色に変色していてビックリ！

おまけに痒い！

様子が変だったらすぐに見せてくださいと言われていたのですぐに病院に行ったのですが、カサブタが取れかけて浮いてふやけて変色していただけで、膿んだりしていたわけではありませんでした。

カサブタが取れてきているので痒かったようです。

ただ、シミの跡がピンク色になってしまっていて、少し炎症を起こしていたので、ワセリンをやめて抗生物質を塗り、テープもやめて医療用の絆創膏に切り替えることになりました。

テープだといくらワセリンをベトベトに塗っていても患部にも多少張り付くのですが、絆創膏だと患部には張り付かないので、より刺激が少なくなるそうです。

痒さがなくなって赤みが引いたところで再びワセリンに切り替え、様子を見ながら今に至ります。

シミ除去から2ヶ月、現在はどんな感じ？

レーザー治療をしてからそろそろ２ヶ月。

日本に戻ってきてからは絆創膏も使うことなく過ごせているのですが、たまに赤くなったり痒くなったりすることもあります。

そんな時には抗生物質を塗ったりして様子を見ていますが、もうほとんど落ち着いてきています。

私の場合はシミが大きく、炎症を繰り返していたので、そう簡単には治らなそうですね。

ただ、残念ながらシミが全て消えたかというとそうではなく、随分薄くなったという印象です。

先生からは色戻りすることがあり、そういう場合にはシミの状態が落ち着いてからCyspera（シスペラ）という美白美容液を塗るように勧められているのですが、、、

経過を写真で比較！

少し生々しいというか、痛々しいというか、絵的にはあまり美しくないのですが、

実際にご覧いただいた方がわかりやすいと思うので写真を公開しちゃいます！！！

シミ除去の費用は？

私が通っていたのはノベナにあるニホンプレミアムクリニック。

日本でも病院によってお値段が異なるようですが、シンガポールでも恐らく病院によって違うと思いますし、通っている間にお値段改定があったりしたので、、、費用に関してはご参考まで。

• IPL（フォトフェイシャル）
  初回トライアル240ドル、一回380ドル、3回で1050ドル
• QスイッチYAGレーザー
  １スポット120ドル、顔全体だと1回400ドル
• 診察代
  初診100ドル、再診60ドル
• Cyspera（シスペラ）
  15gで120ドル

＊SGドルは１ドル８０円くらいで推移しています
＊2021年3月に渡されたパンフレットに記載のお値段です
＊日本より少しお高めですかね？

レーザーは、基本の範囲内なら1スポット120ドルだったのですが、私の場合はシミの範囲が広かったので221ドルだと後から知ったので、細かな条件が書かれていない可能性あり。

気になる方は事前に詳細を確認してからの方が良いかもしれません。

私の場合、結局どんどん費用が膨らみ、、、

IPL240ドル＋レーザー221ドル＋診療代100ドル＋美容液120ドルで、合計681ドル（約54,480円）も掛かってしまいました。

怖がらずに最初からレーザー一択だったらIPLの240ドルは掛かりませんでしたね。。。勿体ないことをしました。

とはいえ個人差もありますし、やってみないとわからないところがありますから、結果論でしかないのですが。

ちなみにシンガポールならではの話としては、、、

この病院には、日本人の先生と看護師さん、薬剤師さんがいらっしゃいますが、ローカルスタッフも多いので、英語ができないと少し不安があるかもしれません。

あとがき

私の場合は炎症を繰り返すシミだったのでちょっと難航しています。

シミ除去には、副反応がある可能性も、効果がない可能もあり、、、やってみないとわからないところが難点ですが、今、シミ除去をしてみたいけれどもどうしようかお悩みの方のご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※シミにお悩みの方も、そうでない方も、コチラ↓を、、、