シンガポールのハングリーゴーストとハロウィンの話
先日、シンガポールの街で見かけたハングリーゴーストについてつぶやいたのですが、
(その記事はコチラから)
その後、シンガポール人の友達に色々と聞いてみました!
ハングリーゴースト小話
8月中旬くらいから約1ヶ月ほどは、シンガポールの街のあちこちから煙が上がっています。
前の記事にも載せたのですが、煙を上げているのが、ドラム缶やこちらの見慣れない不思議なものでした。
これは日本のお盆のようなもので、日本と違うのは自分のご先祖様をお迎えするのではなく、
無縁仏となった霊に悪さをされないようにお供えをするという風習なのですって。
で、その間は、引越しや結婚は避け、夜は早く家に帰る、水辺には近寄らないなどなど、してはいけないとされていることがあるとか。
でもワタシ、そんなことは全く知らなかったので、この写真を撮ったその足で湖へ行ってしまいまして、、、
禁止されていることをしてしまったけど、ワタシ大丈夫?
そもそも何で水辺に近寄っちゃいけないの???
と、何気に気になっておりました。
で、先日久しぶりにシンガポール人の友達夫婦とゆっくり食事をしたので、その時にこの疑問もぶつけてみたのです。
この時期には霊がいるので、水辺に近寄ると溺れさせられて、体を乗っ取られてしまうと考えられているんですって。
何その理由、めっちゃ怖いんですけど
で、プールは大丈夫?と聞いてみたんですけどね、気になりますよね?
答えはですね、、、
プールは人工でコントロールされているから平気なのだそうです。
なんて都合の良い解釈なんだか
まあ迷信ですからね。
本当はこの時期の週末には、各地でハングリーゴーストのお祭りが開催されるというのですが、
今年はコロナの影響で軒並み中止、、、
とっても残念がっていましたけど、ワタシも残念です。
このお祭りでは歌や踊りなどが見られるそうで、最近ではどんどんセクシーになっていっているんですって?
どうセクシーかというとポールダンス系のセクシーさらしく、
観客がほぼ男性になってるよ、と言っていましたよ💦
最前列は霊のために空けておくらしいのですが、霊の側の観客も、男性だらけなのでしょうか???
後、ワタシ、写真を撮ってしまいましたけど、夜に煙の写真は撮らない方がいいらしいですよ。
「別に撮ってもいいんだけど、後で見てみたら、霊の手が写ってるよ」
と言われて、、、
夜に煙の写真は撮らないことを心に決めたミドルフォーティー💦
シンガポールはハロウィンの季節
今は9月になったばかり。
なのに、シンガポール人の友達ときたら、しきりに去年のハロウィンの写真を見せてくれるのです。
シンガポールではどうやらアメリカ並み(?)の本格的な行事らしく、彼女たちのコンドミニアムの周りもすっかりハロウィンのデコレーションがされていました。
へえ、ハロウィンシーズン楽しそう。
10月末だからまだまだだけど、、、と思っていたのですが、
昨日、久しぶりにIMM(ジュロンイーストの街にあるモール)のダイソーに行ってみたら、こんなことになっていましたよ。
日本のダイソーもこんなことになってますっけ?
9月初旬から???
しかも結構なクオリティーのものが売られていますが、これ、本当に100円!?
(シンガポールでは2ドルですが)
あとがき
今週のシンガポールは子供たちの学校がお休みなのですよね。
平日でも子供を連れた家族連れが多くて、街が賑わっていました。
シンガポールは狭い国なので、普段ならマレーシアやインドネシアなどの隣国をはじめとしてお休みには海外へ行くと言いますが、
今のご時世だと国外に出られないので、友人家族はセントーサのホテルに泊まりに行くと言っていました。
今年中にせめてマレーシアに旅行に行けるようになってほしいというのが今のシンガポーリアンの願いだ、と言ってましたけど、それ、ワタシも激しく同意ですよ。
せっかくシンガポールにいるんで、目と鼻の先にあるマレーシアにも早く行ってみたいですもの。
シンガポールでは新型コロナは落ち着きを見せ、デング熱もピークは過ぎましたが、どちらもまだまだ油断は禁物ですね。
ということで、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。