女性目線:大型SUV−旧型ディフェンダー110の運転
今日からオフィスがクローズされ、レストランやホーカーなどもテイクアウトのみの営業になり、外出も自粛になった、私が今住んでいるシンガポール、、、(学校は明日からオンライン授業だそうです)
さぞかし朝の街の様子もすっかり変わって、、、、
ん!?あれ!? 全然人いますけど!?
窓から見ているだけだから分かりませんが、駅前の光景は普段とさほど変わりなく、バスに乗る人もいれば、信号が変わるたびに20〜30人の人が渡っていますよ!?
えー〜ー、自粛に協力して新型コロナを封じ込めようよ💦
って、、、前置きが長くなりましたが、、、こんにちは、当ブログ管理人のこどらです。
みなさん、ご存知ですか!?
2020年4月9日から日本で新型ディフェンダーの受注が開始されます!!!
参照:
https://motor-fan.jp/article/10014284
我が家が日本に置いて預けて来た愛車は旧型のディフェンダー110。
今回は、そんな旧型のディフェンダー110を女性である私(※ただし運転苦手なポンコツ気味)が運転して感じること、怖かった体験談などをまとめてみたいと思います。
この記事を読むとわかること
- 旧型ディフェンダーの概要や、我が家での使い方のご紹介
- 女性目線(ただし、運転苦手なポンコツ気味)での運転時の注意点
- 怖い思いをした運転の体験談
旧型ディフェンダー110とは
ディフェンダーはランドローバーというメーカーの英国車で、ロイヤルファミリーも愛用の車です。
オフロードに強いためイギリス軍や世界の軍も使っていて、有名なアドベンチャーレースであるキャメルトロフィーでも有名です。
ゴツゴツした岩場や水の中も走行可能なため、助手席の棚の中央にしっかりとしたグリップがついていて、
オフロード走行中の衝撃でエアバッグが開いてしまうと危ないためなのかエアバッグ装置がついていないですし、
後ろの窓は今だに手動で開けるようになっていたり、、、
ボディーはアルミで、燃料はディーゼル。(燃費は10kmちょっとくらいでしょうか)
進化していく車の中で、昔ながらの無骨さを保っていた唯一無二の車なのです。
それが、年々厳しくなる車の安全性への規制などにより、2016年で旧型ディフェンダーの製造が終了になってしまい、新しく発売される新型ディフェンダーに取って替わられることになったのですが、、、
新型ディフェンダーの見た目が、先ほどのリンクから見ていただいても分かる通り、所謂一般的な大型SUVに近く、、、
賛否両論あるみたいです。
私自身もフォルムがあまりにも違ってしまって、なんだか特別感がないのでちょっとガッカリ、、、
でも車好きのうちの夫は、
新型は新型として格好良い
と申しております。
旧型ディフェンダー110の使い方
そんな愛車で、我が家は日本全国車中泊の旅を沖縄以外の全県で制覇しています。
(沖縄まで愛車で行くには費用も高いですし時間もかかるので、沖縄旅行だけは飛行機+レンタカーでしたが)
車中泊旅行記は旅ブログに載せていますのでご興味のある方はこちらも見てくださいね
後部座席はベッドにしていて、身長177cmの夫でも足を伸ばして、2人で悠々と寝られる広さです。
ディフェンダーに乗り込んで車中泊旅に出発する時のワクワク感や高揚感、それから安心感は、他の車では味わえない独特なものがあります。
我が家ではオフロードレースなどには使っていませんが、旅先の林道をガタゴト走ってみたり、川の中を走ってみたり、、、泥だらけになることもしばしば。
旧型ディフェンダー110の運転の特徴
車中泊旅の間は基本的に、運転大好き、運転大得意の夫がずっと運転しています。
私は旅先の、広くて車通りのあまりない道で(長くて)1時間ほど運転を変わるだけ、、、
というのも、私が免許を取ったのは40歳を過ぎてから、つい数年前のこと。
オートマの運転がようやく板についてきたばかりなので(シンガポールに来てから運転していませんが、、、)
6速マニュアルのディフェンダーを運転するのはまだまだちょっと怖いのです。。。
マニュアル車といっても、教習車とも全然違っていて、、、
何これ!?トラック!?トラックなのーーー!!!???
と心の中で叫びたくなるような感じでして、、、(ちなみにトラックを運転したことはありません💦)
具体的に特徴をまとめてみますね。
発進する力(トルク)が凄い
普通の車よりクラッチが重く、半クラの手前から押し返される力が強いです。
(これでも、もっと古いディフェンダーよりはだいぶ軽くなったようですが)
発進する力が強いため、アクセルを踏まずにブレーキをあげて半クラにしただけでグンと進みます。
進んだらそのままクラッチをあげて、ここで初めてアクセルを踏み込みます。
エンジンの回転数が2000になってエンジン音が高くなったら2速にシフトアップするのですが、女性だと少し力を入れて左に押しながら下に引くようにします。
そうしないと4速に入ってしまってエンストしてしまうので要注意なのです。
ハンドルが大きい
ハンドルが大きくて遊びがあるーというより、ハンドルの反応がスローのようです。
どういうことかと言うと、ハンドル操作をする際には普通の車より大きく回す必要があるのです。
これは、世界各国の軍などが使用していて、砂漠などのオフロードを走るための車なので、
少しのハンドル操作でタイヤが動いてしまうと危ないため、そういう作りになっていると言う噂。
元々大きなハンドルなので、それを大きく回すとなると、特に駐車場などの限られたスペースでの操作は、女性にとっては結構大変です。
小回りがきかない
運転の上手い・下手に関係なく、そもそも小回りがききません。
鋭角に曲がれず、車体が大きいので、私は広い道でしか運転したくありません💦
サイドブレーキの位置が微妙
サイドブレーキがシフトレバーの根元の低い場所に付いていて、運転席からは自分の左足に隠れてよく見えないんです。
オートマ車に慣れるとついその存在を忘れてしまいます。
あれ?私だけ?
マニュアルなのにサイドブレーキを引き忘れるなんて危険なので、1人では絶対に乗れません💦
車高が高い
高くて視界が良いので前はよく見えるのですが、後ろの低い位置は死角が大きいため、バックカメラを付けています。
バックする際にはバックカメラと合わせて見ながら慎重に。
運転してみて怖かった話
念のためにもう一度断っておくと、私は自分で言うのも何ですが、運転が苦手なポンコツ気味です。
広い道路を走っている分には良いのですが、急に視界が変わって怖い思いをしたことが何度かあります。
と言うことで、次回運転する時の備忘録を兼ねて、その辺りについてもまとめてみたいと思います。
上り坂注意!!
四万十の山道を運転していた時のこと。
山道とはいえ幅の広い緩やかな道で、ワタシ史上初の5速で走っていました。
調子良く運転していたのですが、不意に急な登り坂になり、しかも目指す温泉施設に向かうためには、こんな坂道で右折しなければいけません。
急な坂道ではシフトダウンしなければならないのですが、5速からのシフトダウンが、、、出来ない!!!
一旦下に下げれば自然にニュートラルの位置に入るのでそのまま下に下げるだけなのですが、慌てて左真横に押してしまい、もたつくうちにエンスト💦
どうすれば良いかわからずにフリーズしていると、
ブレーキ!
と叫ばれ、慌ててブレーキを踏み、、、
エンジンかけ直す!
と言われて、慌ててエンジンをかけ直しました。
気がつくと夫が助手席からハザードランプを点滅させてくれていて、後ろから来ていたトラックは避けて行ってくれたのですが、交通量が少なくて本気で助かりました💦
急坂運転注意!!
銚子ドーバーラインという気持ちの良いドライブウェイにたどり着いた時のこと。
視界の開けた60km制限の一般道で運転していたワタシ。
助手席に座った夫が5速に入れろというので、嫌々ながらもシフトアップ。
後ろに大名行列が出来て通せんぼおばさん状態になったのですが、こっちだって60kmで精一杯走っているのだから気にしちゃいられません。
ところがその道、抜けたら不意に、狭くて急な下り坂になったのです💦
オロオロしていると、隣で夫が
減速!シフトダウン!
と叫びます。
急いでクラッチを踏み込んでみたまではいいのですが、シフトダウンするためには左手をハンドルから離さなければいけないじゃーないですか💦
いやいや、無理でしょー、この状況で片手運転なんて、、、
ブレーキを掛けながらのハンドル操作でいっぱいいっぱいだと言うのに。。。
怖い~!
半泣きになりながら必死でハンドルを切りますが、もう何がなんだかワカラナイ💦
気づくと助手席から手が伸びて補助ハンドルで坂道を下り、いつの間にか3速にシフトダウンもされていたため、クラッチから足を外すことが出来ました。
もう2度とディフェンダーは運転しない!!と堅く心に誓い、夫に運転を代わりました。。。
結局、3時間くらい後にまた運転したんですけどね
あとがき
今回は、旧型のディフェンダー110を女性である私(※ただし運転苦手なポンコツ気味)が運転して感じること、怖かった体験談などをまとめてみました。
最近ではオートマ車が主流なので、なかなかマニュアル車の運転をする機会もないですよね。
運転は慣れだと言いますので、慣れるまでは車通りの少ない広い道で練習を重ねていきたいと思っています。
今度発売される新型ディフェンダーはオートマなので、ますます貴重になっていくマニュアル車。
最近では若者の車離れや、デザインより便利さ追求で、見た目の格好よい車も減ってしまっていて、、、
車好きの夫のみならず、特に車好きと言うわけでもないワタシにとっても何だか寂しいご時世です。
自由で気ままな車中泊の旅や、ふと思いついた時に好きなところに出掛けられるカーライフは楽しいですよ。
早くいつもの日常を取り戻して、カーライフを楽しみたいものです。
新型コロナ危機が1日でも早く収束し、1人でも多くの方がウイルスから解放され、当たり前の日常が戻ってくることを心から願って。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※運転が得意な方も、苦手な方も、コチラ↓を、、、