シンガポールから本帰国:日本で食べたら感動した食べ物
日本の食材って美味しいですよね。
日本でだって、冬にはお大根や白菜の味がぐんと美味しくなったり、産地直送や朝取れ野菜はやっぱり味が違ったりしますよね。
シンガポールは食料の9割を輸入に頼っている国なので、どうしても輸入されてきていてる時点で食材の味が落ちていますし、
これは私が勝手に感じていることなのですが、いくらマレーシアなどからの新鮮野菜を仕入れているウェットマーケットと呼ばれる市場で野菜を買ったところで、
熱帯で育った野菜は味が薄い気がするのです。
その代わり南国フルーツはめちゃくちゃ美味しいですけどね。
シンガポールにいた時からそう感じていた私が実際に日本に帰国して、日本の食べ物で感動したものを挙げてみたいと思います。
※只今新型コロナの水際対策で14日間の自宅自主隔離中のため食べられる物は限られています
お寿司
帰国した日の夜はコレ、と予め決めていたのが近所のお寿司屋さんのお寿司。
もちろん持ってきてもらって自宅でいただきました。
シンガポールでも日本の料理屋さんや回転寿司があってお寿司を食べることは出来ますが、
やっぱり生モノは鮮度が命なので、全く違いますよね。
どれもとっても美味しかったのですが、特にカンパチがコリコリしていて甘くてびっくり。
シンガポールではミル貝のお刺身やしゃぶしゃぶが美味しく感じていたのですが、日本のツブ貝を食べたら美味しさのレベルが違いました。
どうしよ、シンガポールで食べて一番美味しかったものにミル貝選んじゃった。多分ずっと新鮮なお刺身を食べてなかったからだな、うん。
- シンガポールで食べて美味しかったものベスト10はコチラから
納豆
納豆もシンガポールでも売っていて食べられるのですが、やっぱり豆の味や食感が全然違いますね。
生で食べられる卵も売られていますが、我が家では生食用の卵を火を通して食べていたので、
シンガポールでは封印していた卵かけ納豆ご飯を、帰国した翌朝に食べました。
これも帰国前から予め決めていたメニューなのですが、めちゃくちゃ美味しかったです。
また別の日にはネギを刻んで納豆ご飯にしたのですが、ネギの風味を感じるのも久しぶりなので、物凄く美味しかったです。
シンガポールでネギを買っても、やっぱり風味が薄くて、少し苦味が出てしまっていますからね。
シンガポールでも日本のお米を食べていたはずなのに、お米の美味しさも全然違う不思議(水のせい?)
お豆腐
これまたシンガポールでも食べていた筈なのに、味の濃さが全然違って美味しかったのがお豆腐でした。
大豆の風味がしっかりしていて、わさびとお醤油でいただくと絶品と言っても過言ではなかったです。
鶏肉
我が家には定番のお鍋があって、それが白菜鍋。
椎茸と骨つきの鶏肉を水からクツクツ煮て、白菜を入れるだけのシンプルさなのにめちゃくちゃ美味しいお鍋です。
タレがポイントで、白ネギと生姜を微塵切りにしたものをたっぷりと鍋用の取り皿に入れて、ごま油と塩をまぶしておき、そこにお鍋の具材を絡ませて食べます。
勿論、日本の白ネギ・椎茸・白菜のお味も風味もシンガポールとは全然違うのですけれど、
それより何より、骨つきの鶏肉の味が、同じ食べ物とは思えないくらいに美味しくてびっくりしました。
シンガポールで骨付きの鶏肉には臭みがあるのですが、日本の手羽中は煮こみ始めると甘い良い香りがしてきます。
これは今まで日本に住んでいても、欧米からの帰国時にすら感じたことがなかったことだったのですが、日本の鶏肉って実は凄かったのですね。
新鮮な野菜たち
- 茗荷・大葉
シンガポールでも日本の物が売っていますが風味の強さが全然違いました - ナス
シンガポールでも日本の物も東南アジア産の物も売っていますが味の濃さが違いました - 新玉ねぎ
シンガポールでも春先には日本のものを見掛けた気がしますが、日本で売られているものは、生で食べても甘くてシャキシャキで物凄く美味しい♪ - 空豆
我が家の春の定番の空豆のココットグリル焼きは岩塩で♪
ホクホクで美味しいですし、残りは鯖缶と一緒にトマトパスタにしましたがこれまたとっても美味しかったです - 生グリンピース
これまた我が家の春の定番、グリンピースご飯にしましたが、やっぱり生が一番&格段に美味しいですよね - 菜の花
ペペロンチーノのパスタに使った残りをただ茹でてマヨネーズで食べましたが、甘くて爽やかなほろ苦さで美味しかったです - スナップエンドウ
これまたさっと茹でてマヨネーズで♪
久しぶりに食べたら甘くてビックリ、大好きです - フルーツトマト
シンガポールのスーパーでは、日本・マレーシア・タイ・オーストラリア・オランダなどからお越しのトマトたちが売っていますが、日本で買ったものは鮮度も違って本気で甘いですね
ただ、ウェットマーケットで買った枝付きのトマトと比べるとそこまで違いはないかな?
(個人的にはトマトはもともと日本よりイタリアなどの方が美味しい気がしてます) - 小松菜
シンガポールでも日本から輸入されたものを食べていましたが、日本で食べるとシャキシャキ具合と、鼻に抜ける風味が違いますね
爽やかな苦味というのかスっとする味というか、、、表現が思いつきませんがちゃんと小松菜の味がします(笑)
あとがき
シンガポールは日本の物が何でも手に入り、日本の野菜も売られているので本当にありがたい環境でした。
でもやっぱり輸入されている時点で味は落ちるので、日本で食べる日本のものとは違いますね。
欧米だとその国で作られている新鮮で美味しい野菜が食べられるので、日本に帰ってきて日本の野菜の味に感動したりはしなかった気がするのですが、
シンガポールは食に関しては少し変わった環境なのかもしれませんね。
そしてつくづく思ったのが、我が家の好みは食材の味を活かした味付けなのですよね。
なので、、、シンガポールのローカルフードは味が濃くて、素材の味がしないし、してもあまり美味しくない、、、ということで、正直に言ってしまうとあまり食が合わなかったのだろうなあ。。。
こればかりは好みの問題なので、好きな人はモチロン好きなのでしょうけれども。
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※日本の食好きの方も、海外の食好きの方も、コチラ↓を、、、