頑張る人に贈る言葉:コロナ禍で転職した夫への感謝の話
最初にお断りしておきますが、、、今回の記事、かなりの妻バカ(親バカの妻バージョン)の独り言だと思います。
我が家は、危険な国を渡り歩く流浪の海外単身駐在生活(夫)を経て、シンガポールで二人暮らし、、、
からの、念願の日本での二人暮らしを手に入れたのですが、それは夫が転職をしたからなのです。
夫からの言葉に、、、
さてそんな我が家、日本の自宅で生活できるだけで幸せだと言えるのですが、
とはいえ夫の現状には、
- コロナ禍で、毎日ラッシュアワーに通勤しなければいけない
- 東京郊外の自宅から会社まで片道1時間半以上かかる
というデメリットもあり、、、
転職とは一般的にそういうものではありますが、新しい会社・新しい仕事内容・新しい同僚やクライアントという慣れない環境で、
純粋に仕事の量も多いようでして、21時に帰宅出来れば早い方です。
一方の私はというと、やりたいことがあるなどと言いながらも体調不良を治している最中の専業主婦であり、我が家の家計は夫一人が支えている状態。
せめて栄養のあって、免疫力の上がるような食事をとってもらおうと、朝早くに起きてお弁当と朝食を作っているわけなのですが、、、
うちの夫、結構頻繁にこんなことを言うのです。
こうやって毎日こどらが頑張ってくれるから僕が働けているんだよね
と。。。
もうなんなの、、、何なのこの感動秘話
そんな優しいことを言われる度に、私が現在働けていないことで夫にプレッシャーが掛かっているであろうことが悔しくもあり、
体調を壊している私を支えてくれつつも、外で一人で頑張ってくれている夫に申し訳なくもあり、有り難くもあるわけなのです。
コロナ禍の転職
夫の転職は、コロナ禍の緊急事態宣言中の転職でしたから、送別会はシンガポールでこそ同僚達が小分けに何度も開いてくれたのですが、
日本では歓送迎会自粛が呼びかけられ、自宅勤務の人が多かったので、本来であればあったであろう花パチ儀式もなく、長年勤めていた会社をひっそりと去ったような印象で、
新しい会社でも、歓迎会は直前に自粛でキャンセルになっていましたし、
夫は人と打ち解けるときに飲みニケーションが得意で、一度でも飲みに行くと誰とでも仲良くなれるという特技があるのですが、それを発揮することも出来ない今の状況下で、新しい人間関係を構築しているわけなのです。
頑張っているのは夫の方なのに、
新しい環境で気疲れして、毎日遠くまで会社に通うだけで体力的にも疲れている様子なのに、
そんな状況であれば、自分のことだけで必死で、自分が一番大変なんだと思ってしまいそうなものなのに、
私を気遣って感謝の気持ちを言葉にしてくる夫。。。
多分、神だと思うのです
とまあ、、思いっきりのろけになってしまいましたが、のろけたいわけではなく、、、
私の方こそ、毎日頑張っている夫に感謝の気持ちを贈りたいと思うのです。
でも、「ありがとう」じゃ全然足りない。。。
言葉の難しさ
小さな頃から本が好きで、言葉も好きな私なのですが、
本当に悲しい時には言葉よりもただ寄り添っていることの方が励ませたり、
本当に感謝を伝えたい時には言葉がみつからなかったり、
言葉というのは時にもどかしいものだと思います。
そして40代になってからは、言葉では何とでも言い繕えるものですし、
昭和の時代の言葉少ないお父さんの背中のように、言葉ではなく相手を思いやる姿にこそ真理を感じたりもして。
頑張っている人に贈る言葉というのは、本当に難しいものですね。
良いと思って発しても、時に陳腐になったり、刀や棘になったり、余計なプレッシャーになったり、本当の意味で言葉を使いこなすのは至難の技。
結局、毎朝せっせとお弁当を作って「いつもありがとう」「気をつけてね」と、ありきたりのことを言うくらいしか出来ないのですよ
あとがき
「ありがとう」という言葉は私が一番好きな言葉なのですが、それを超える言葉を見つけたくて、見当たらないのです。
ご存知の方がいらしたら是非教えて欲しい!
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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