日本では当たり前!?年齢差別「エイジズム」について考える

現在40代後半にして、WEBデザイナーへの転職に挑戦している私。

本当に有難いことに、応募2社目にして面接に呼んでいただける企業さんに出会うことができました!!!

一般企業のWEBデザイナーのポジションです。

ところが世間では「年齢差別」というものが存在するというので、、、今回はその「年齢差別」というものについて書いてみたいと思います。

この記事を読むとわかること

今回の就職活動で初めて知った「年齢差別」。

  • 年齢差別とはどういうものなのか?
  • その問題点は?
  • 今自分にできることは?

そんな疑問を就職活動という目線でまとめてみました。

差別をする側の人が一人でもいなくなり、優しい世の中になることを心から願って。

初めての方へ自己紹介

会社員→キラキラしない系駐妻@シンガポール→Webライター兼デザイナー(Web/グラフィック)の40代主婦。ポジティブ&高め安定型。
「一度の人生楽しく生きたい!」をモットーに、エッセイや日記、お役立ち情報を発信中♪

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初めて知った「年齢差別」というもの

現在私が目指したいと思っているWEBデザイナーという勝手なイメージから、転職に年齢は関係ないかと思いきや、、、

  • 6〜7割の求人の必須条件に「35歳まで/40歳まで」といった年齢制限がついている
  • 条件に年齢制限を付与していない企業も、実際に書類選考に通るのは20代〜30代前半だったりする

ということを、先日ハローワークで言われたばかり。

そういえば、昨年私が学んだプログラミングの学校には就職斡旋サービスがついているのですが、申し込めるのは40歳未満でしたね。

それが現実とは思いつつも、とっても嫌な気分になるし、どうしても違和感があるのですよね。。。

こどら

年齢が理由で面接に進めないって、、、
それって「差別」じゃないの?

最近ジェンダー人種については世界でも日本でも差別について厳しく言われていますし、

もし求人の条件に「男性のみ」「日本人のみ」なんて書いてあったら叩かれるのに、何故「○歳以下のみ」は許されるのか。。。

ネットで調べてみた所、やはり年齢を理由にブロックすることは年齢差別であり「エイジズム」と呼ばれているそうなのです。

EUやアメリカでは年齢差別が法律で禁止されていたり、アメリカでは履歴書に年齢を記載しなくて良いのですって。

勿論、どんなにダメだと言っても差別がなくならないのが人の世の常ではありますが、それが差別であると認識している国認識していない国では天と地ほどの差がありますよね。

年齢差別による問題点

誰もがいずれ必ず差別される側に回るのが年齢差別

私は「誰しもが、それが差別だと思わずに差別してしまっていること」が一番恐ろしいと思います。

実際に今回差別を受ける側の立場にある私自身ですら、嫌な気持ちになりましたし、悲しい気分になりましたが、、、

こどら

悔しいけど、それが現実なら仕方ないか

と、一旦受け入れてしまいました。

職業訓練を受けるときにハロワの人がやけに年齢について言ってくるので認識しましたが、

今回実際に就活を始めてから厳しい年齢制限について知らされて、違和感を覚えてネットで調べてみて、初めて年齢差別について知りました。


現実問題として、今のような若者が少ない世の中で、年齢差別をすることによって若者しか働けないような社会を作って、一体その先に何があるというのか?

必須条件「経験者のみ」は、即戦力を求めるのであれば仕方がないこと。

過酷な力仕事に年齢制限を付与するのは安全上の問題から納得できます。

でも、一般企業の仕事に年齢制限がある理由って何???

こどら

歳を取ると頭が固くなる?覚えが悪くなる?プライドが高くなる?

それって完全にステレオタイプによる偏見であって、パーソナリティの問題ですよね。。。

パーフェクトな人なんてどこにもいなくて、働く上でだって皆何かしらの欠点や制約はあって、それは年齢とは関係ないことです。

こどら

若い人の方が長く働いてもらえる?

イヤイヤ、若い世代は昔とは転職に対する考え方が違うから、1年くらいで転職してしまうかもしれませんよ?

そう考えると、年齢差別による弊害は思いつきますが、私には利点や合理的根拠は見出せませんでした。

こどら

人生100年時代に40歳で就職に年齢制限がつくって正気ですか?

今私にできること

昔アメリカで、アフリカ系アメリカ人の方々から人種差別を受けたことがある私。

日本でだって私は女性であり、仕事の面では女性であることで差別されることも少なからずあります

私は別に活動家ではありませんし、発信力があるわけでもないので、差別反対と声を大にして叫ぶよりも、受け流す道を選んできました。

所詮、他人を差別するような人はそれまでの人ということ。

他人は変えられないので気にせず、自分だけはどんな要因でも人を差別しないように気をつけるだけ。

差別によって「どうせ私なんて」と捻くれてしまっては負けることになるし、

目を吊り上げて男性と張り合うのは自分が素敵だと思う女性像とは違うし、

女性であることが差別ではなく優位に働くような、共感力やバランス力や気配りといった面を強化して、男性との差別化を図って活躍する道を模索するようにしていました。

こどら

モチロン嫌な目にあったらその度に凹んで
めっちゃ愚痴りますけどね(笑)

(それにしても、人を差別するのと人との差別化を図るのでは、同じ「差別」という言葉を使うのに意味が全く違いますね。)


悲しいけれど、世の中には差別が溢れていますよね。。。

そして差別している側は気づいていないことも多い。

今回も、年齢で差別する企業が今から転職したいと思っていたWEB業界に多く存在するという事実は悲しいですが、モチロンそんな会社ばかりではないわけで、

きっと年齢差別をする会社は、たとえ入ってもブラックだったり、年齢以外の差別も往々にして行われている会社だと思うので、、、

こどら

自らヤバい会社だと暴露して教えてくれているのだから逆に最初から避けられて便利かも

そして今回も私がするのはただ2つ。

  • 自分は人を差別しないように気をつける
  • 年齢が差別される要因ではなく有利に働く要因になるように工夫する

結局何ごとにおいても大切なのは、流されない、自分は自分の道を行く、自分に恥じる行為はしない、外的要因で曲がらない・ひねくれない、前を向いて物事の良い面を活かせるように工夫することかなと。

こどら

嫌なことをする人のこと、嫌なことをされた話は、愚痴ってさっぱり吐き出したら、なるべく早く切り替えて前向きに頑張る!

ということでこの先、私を年齢で判断せず、今までの社会人経験や人となりを認めてくれる会社に出会えるように頑張るしかない!

もし出会えなくても就職はご縁でもあるわけで、それは自分を否定されたわけではないので、そうなったら自分でなんとかする道に切り替えるしかない!

人生というのは先が読めなくて、まさか自分がという思いもよらないことが起きるもの。

それは悪い面だけでなく良い面にも当てはまることであり、どんなキッカケでいつ花開くかなんて誰にもわからないわけで、諦めずに努力すればいずれは何とかなるもの

たとえそれが最初に思い描いていたものとは違う形に着地したとしても、結果的に笑っていられれば結果オーライです。

こどら

予定通りになんていかないのが人生ですしね

あとがき

まずは、少ない求人案件の中からご縁のある会社に巡り会えるように祈りつつ、今日もせっせと自分のペースでWEB制作を進めたいと思います。

久しぶりに4コマ漫画の方も更新したいな。

ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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日本では当たり前!?年齢差別「エイジズム」について考える” に対して4件のコメントがあります。

  1. N405 より:

    高校で教員をしましたが、パワハラにあい、再就職先を決めずに辞めてしまいました。
    それなりに教科の指導力はあると自負しているのですが、40代のため転職活動をすると年齢制限なのか書類審査で落ち、自分をアピールする場である面接にすらたどり着けません。
    確かに求人には”30歳まで”とか”35歳まで”と書かれているところが多くてうんざりします。
    年金受給年齢が上がり、人生100年と言われているご時世で、40ですでに人生終了扱い。
    そして、履歴書に空白があったり、転職回数が多いだけで差別されます。
    年齢制限さえなくなれば、世の中の不幸な人の大半が幸福になるのになとさえ思います。

    1. こどら より:

      N405さん、コメントありがとうございます。私もパワハラ被害経験者です。
      そうそう、面接に進めなきゃアピールすらできないのですよ。なぜ年齢制限をつけた求人が横行しているのか、日本も性別だけでなく年齢記載をやめればいいのにと思います。

      同じ40代であるということはN405さんもロスジェネ世代。私たちの世代は子供の人数が多い競争社会&不景気の就職難を生き抜いてきている世代。
      今まで20年以上社会で働いていて感じているのは、どの世代よりも優秀な人が多いということ。そしてタフ。
      元々向かい風だらけの社会の中で生きてきているので、粘り強く切り抜ける力も持っているはず。
      私は今フリーに挑戦し始めたばかりでまだ全く切り抜けられていませんし、兆しすら見えていませんが、お互いめげずに腐らずに、無理し過ぎない程度に頑張りましょう!
      諦めなければ年齢制限や差別も超えて、前に進む道を切り拓けると信じています!

  2. N405 より:

    まさかご返信頂けると思わなかったので、嬉しいです。話し相手がいなくて、一人悶々と上のような事を考えてたので、激励して頂き有難うございます。
    男女差別、人種差別とあらゆる差別は”良くない事”と認識されているのに、何故か年齢差別だけは平然と行われてて、ほとんど誰も疑問に思わないのが不思議です。
    僕には、明らかに非人道的な事のように思えます。なぜ、40代になったら新しい事を始める事が出来ないのか・・世の中のほぼ全ての”~歳までに”に対して嫌悪感を覚えます。
    例えば、40歳で東大を卒業したら、東大卒として新卒で就職活動が出来るべきですし、未経験可なら20歳未経験も40歳未経験も同じように扱うべきだと思います。
    しかし、実際には、新卒は22歳や23歳である事が暗黙の了解ですし、未経験も20代前半なら許されるけど40歳だと経験してる事が前提になっています。

    どれだけ、年齢差別を禁止にしても、日本人には年齢至上主義が根底に染みついてるから、①履歴書に年齢を書く欄を排除する②年齢を聞いても違法③写真は貼らなくていいとするべきです。少なくとも採用する前はそうして欲しい・・・

    こどら様はwebデザインというスキルがあり、こんな素晴らしいブログを書く能力もおありなので羨ましいです。
    学校の教員は、実社会で役立つ経験値がないので、他の仕事は参入すら出来ないので・・<溜息>

    1. こどら より:

      N405さん、本当に差別って嫌ですよね。
      ダメと分かっていてもなくならないので、気づかれてもいない年齢差別が横行しているのは必然な気もしますがとても悲しいです。
      学校の教員なら、塾講師、家庭教師、セミナー講師など、色々と経験が活かせそうな気がしてしまいますが、どうなのでしょう。
      私は頑張ろうと思った矢先に右手を負傷してしまい今これも音声データで入力しているので、ライティングも時間がかかりますし、デザインもできなくてしばしお休みです。ついてない。でもまぁ今は畑を耕し種をまく時期だと思って、焦らずにコツコツと前に進んでいたいと思っています。
      なんにせよお互いに、差別などの外的要因に腐らず、それを超えて何かを掴み取れると良いですよね。

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