厳しい！？40代未経験の転職で気をつけるべき4つのこと

今週は初めて面接に呼んで下さった企業さんがあり、面接に行ってきました。

私が転職活動を開始してそろそろ１ヶ月経ちますが、徐々に状況が整理できつつあるので、、、

今回は、40代未経験の転職で気をつけるべきことを書いておきたいと思います。

この記事を読むとわかること

長年の社会人生活を辞めて、シンガポールでプログラミングを、帰国後は職業訓練校でWEBデザインを習得し、現在40代後半にして未経験でWEBデザイナーへの転職を目指している私。

これまでに転職活動をしてきて分かった「40代未経験の転職活動で気をつけるべきこと」をまとめています。

年齢に関係なく（自分は年齢なんて気にしてないのですけどね💦）新しいことに挑戦したい！！！という、私と同じような境遇にいらっしゃる方のご参考になれば幸いです。

未経験の中でも自分の経験が活かせる仕事を選ぶ

どう抗ってもどうにもならないのが、日本は経験者優遇社会（世界のことは知りませんが）だということ。

転職には、同じ業界、同じ職種の経験者が圧倒的に有利です。

中には未経験者OK、未経験者歓迎という求人もありますが、それは「未経験でも若者であれば将来性を見据えて採用しています」ということ。

ですので、40代（30代後半以降かも？）未経験者の転職には、若者にはない「経験」を武器にする必要があります。

WEBデザイナーを目指している私であればWEBデザインについては未経験でも、その他の、社会人経験であるとか、英語を使った実務経験、その他諸々の武器になり得る職務経験があります。

自分の今までの経験の中でその会社に入って即戦力になれる部分がないと、未経験の職種につくのは難しいのですよね。

ということで、、、

• 希望の求人の中でも自分の経験が活かせるような業界、会社、仕事内容のものに応募する
• 未経験というハンデを経験で埋められるようなアピールポイントを職務経歴書にしっかり入れ込む

この2つが本当に重要になってきます。

私が目指しているWEB業界、デザイン業界は、他の業界よりも「経験者のみ」という求人が多く、未経験からの転職は厳しい業界です。

職業訓練校に通う前の説明会で、講師の先生からは、

と言われましたし、就職活動を開始する際にハローワークの方からも、

と言われました。

そうは言っても、最初から諦めて応募すらしなければチャンスはゼロなので、

ダメ元で応募自体に年齢制限をつけていないWEB制作会社、未経験歓迎と言っているWEB制作会社に自分の経験で活かせそうなスキルを書いて応募してみましたが、やはりどこからも数日でお断りのメールが届きます。

ということで、

• 念のためのダメ元で、未経験OKと言っている「新しくやりたいこと」の求人があれば応募してみる
• 数社送ってダメであれば想定内なので落ち込まず、「今までの経験＋新しくやりたいこと」へ切り替えて応募する

と言ったことも必要になってきます。

選り好みし過ぎない

「経験者のみ」や「年齢制限○歳以下（＊募集に年齢制限をつけるのは差別なれど実際には多々あり）」など、40代未経験者にとっては、そもそも応募できる求人数が少ないと思います。

ですので、「契約形態は絶対に正社員」「残業少なめ」「リモートワーク可能」「給料はいくら以上」などなど、、、拘りが強いと応募できる求人自体がない、、、ということにもなりかねません。

今までの経験を活かしたキャリアアップであれば年収が以前と同じかそれ以上も望めますし、より好条件の仕事を探すことも可能ですが、未経験の転職となれば今までの年収や条件は一旦忘れる必要があります。

私はぶっちゃけ、何をさせてもらえるかという仕事内容が重要なので、それ以外は気にしないことにしています。

その上で、仕事内容だけでなく、会社の考え方や、会社の業務内容、条件等で魅力を感じるものがあれば尚嬉しい、くらいに捉えております。

面接には慣れが必要

今週20年以上ぶりに就職のための面接に行ってきたのですが、あまりの緊張に、2日経った今でもまだ緊張型頭痛が尾を引いて残っています。

その際、転職の面接は多少の場数を踏んで慣れておく必要があるということを痛感しました。

以前、これは私のブログの人気第２位の記事なのですが、仮免試験の際の緊張との向き合い方（→コチラ）についてまとめたものがあります。

運転免許に限らず、実技試験、筆記試験、プレゼンなど、勉強や用意してきたことにおいて自分の実力をうまく発揮したい場合の緊張については、上記の記事に書いた通り緊張を受け入れてコントロールすることが私のおすすめなのですが、こと面接に関してはこの方法は役に立ちません。

何故なら、転職の際の面接では思いがけないことを聞かれることが多く、その場で即興で考えて答える臨機応変さが求められるため、緊張していては対応できないからです。

私は今回の面接に当たって、ネットなどで検索して、面接のQ＆Aを用意して臨みました。

用意と言っても回答を丸暗記するということではなく、こういうことを聞かれたらこの実体験を答えよう、こういうアピールポイントを話そうというな項目を挙げておく程度のQ＆Aです。

というのも、新卒の場合は皆がゼロからのスタートなので、面接は準備とテクニックで乗り切れるかもしれませんが、

転職の場合は今までの経験や人間性について幅広く聞かれる可能性が高いので、正解回答例のような受け答えをしても魅力は伝わりませんし、かと言って何の準備もしていかないと緊張で頭が真っ白で何も答えられない、、、という失態を犯し兼ねないと思ったからです。

実際に今回の面接は、面接というよりは面談に近く、お互いの話を発展させた結果湧いてきた疑問などへの質問（面接官の方も最初から用意している質問ではないと思われる）が多かったのです。

そんな中で私は、体がガチガチに固まって頭が真っ白になるような緊張はしていなかったものの、思考回路が340度くらいのところで止まってしまってうまく考えられないし、きちんと返せない、という状況になってしまいました。

最大の後悔は、

面接が終わってから考えたら「ああ言えばよかった」とか「何であんなに失礼な言い方になってしまったのだろう」と、冷静に分析できるのに。

そして、面接の場では頭が回らず用意してあった項目しか頭に浮かばなかったので、1つのアピールポイントをひたすらゴリ押ししているような受け答えしかできませんでした。

何よりも、いくら頭が回っていなかったとはいえ、人に失礼な発言をしたり、もしかしたら傷つくかもしれないような言い方をしてしまった自分に幻滅したというか、自分が残念でなりません。

自分と接することで人に嫌な思いをさせたくないし、むしろほっこりしたり笑顔になってもらえたらいいな、といつも思っているはずなのに、、、

ということで、、、転職の面接では思考回路がうまく回らないような緊張をしては対応できないため、こればかりは面接に慣れるしかない、と思いました。

自己肯定力を高く持つ

ここまで書いてきたことからもお分かりかもしれませんが、、、

40代未経験の転職は、

• そもそも応募できる求人が少ない
• 書類で落ちることも多い
• 面接に呼んで貰えたら、自分の良さを発揮する必要あり

と、、、やっぱり色々と難しいので、長期戦になることも見込まれます。

私はミジンコハートの持ち主なので一喜一憂しがちなのですが、何かあるたびに一喜一憂していては身が持ちません。

そしてお断りされることが多いので、自分を否定されているような気分になったり、自分のことなんて誰も求めていないのではないか、自分はダメな人間なのではないか、などなど、、、落ちようと思ったらいくらでも落ちられる要素が転がっています。

でも、就職は縁ですし、たとえどこにも雇ってもらえなくても自分自身が否定されたり、駄目な人間であるというわけではないのです。

幸い私は親の育て方に感謝ですが、自己肯定力が高く、多少のことは寝たら忘れる大雑把さを持ち合わせているので、ミジンコハートながらも後に引くことなく立ち直れる性質なのですが、

夫は今回の就活が始まる前に、万一私がいちいち打撃を受けては可哀想と思ったのか、、、

と言っていました。

確かにそうですよね。

受かればもちろんラッキーですし、どこかの企業に受からなくても、将来的にその企業に選ばれなかったことによってもっと良い会社や働き方に巡り会えるかもしれませんし。

何度も書くようで恐縮ですが、塞翁が馬、結果的に笑っていられれば結果おーらいです。

あとがき

職業訓練を受講したので、３ヶ月以内に就職することが約束（努力義務）なのですが、応募できる求人件数を考えると、40代未経験の転職では３ヶ月以内にというのは厳しいかもしれませんねえ。

まあ、とにかく今はやるだけなのですけどね。

やらないより、やって諦める方がまだ後悔が少ないですし、諦めなければいずれどこかに道は開くものです。

オミクロンも過去最多の感染者数を更新中で、知り合いや友人にも感染者や濃厚接触者が出てきていますし、色々とどうなることやら…ではありますが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※新しいことへ挑戦中の方も、迷い中の方も、コチラ↓を、、、