シンガポールのコロナ感染の現状がわかるCNAの記事と動画

シンガポールの街画像

シンガポールでのコロナ感染者の約9割を占めると言われる外国人出稼ぎ労働者

最近の日本のネットニュースでもこの話題が取り上げられていて、

「外国人労働者のドミトリーの劣悪な環境」などと報じられていて、、、

自分の目で見ていないからわからないけれど、そんなに酷い環境だったんだ💦

とずっと思っていたのですが、、、

昨日流れたCNA(シンガポールのニュース局)の記事に入っていた動画を見て、よくわからなくなってきました。。。

動画はこちらの記事からご覧になれます。


この動画をみると、隔離されている外国人労働者のドミトリー内の様子がわかるのですが、

この動画を見た限りでは、劣悪???という感じなのです。

いいところだけに編集されている可能性もあるので、もう、何が本当なのかよくわからない、、、というのが正直な感想でして💦


日本のネットニュースで劣悪と言われている理由は主に、

部屋が12人から20人の共同、

キッチンやトイレやシャワーが共同、

掃除が行き届いていなくて清潔とは言えない、

シャンプーや石鹸が切れていることがよくある、

害虫が出る、、、

と言った感じでした。

でもこれ、、、良いとは言えないにしても、劣悪と表現するにはイマイチよくわからない理由だと思いませんか?

共同って、、、、寮ってそういうもののような気が、、、💦

私もニューヨークに留学していたときの3ヶ月、

留学生と身寄りのないお年寄りが主に利用している女性専用の寮に入っていたのですが、

個室でしたが4畳半くらい薄暗い部屋に、クローゼットとベットと机と小さなシンクがあり、歩く場所はベッドの周りの狭いスペースだけでした。

勿論バスとトイレは共同で、数は少ないし、狭いし、綺麗とは言い難かったです。

ドミトリーの一部屋の人数問題は、今後ソーシャルディスタンシングの観点からも改善されるのでしょうけど、

狭い部屋にギュウギュウというイメージで思っていたら、ニュースなどの複数の写真をみているとどうもそういう感じでもなくて、

たまたまかな?と思っていたのですが、今回の動画でもやっぱり、結構普通に広めの部屋に2段ベットが置かれているように見えるのですよね。。。

害虫って何がどのくらい出没するなのかわからないのですが、そもそもシンガポールでは外国人用の家賃の高いレジデンスですら害虫問題に悩まされる国なので、、、

ニュースにするなら、何をどうやって取材して、何の根拠で書いているのかはっきりして欲しいですし、

何がどう劣悪なのか、もっとちゃんと知りたい💦

モヤモヤしてしまいました。。。

勿論、住環境は大切なので、何であれ今後ドミトリーの環境が改善されることを願うばかりなのですが。


そしてその話とは全く別の観点なのですが、このCNAの記事を読んでリンクされている動画をみていくと、

隔離されているドミトリーの中で、洗い出しや発熱などによりジワジワと感染が発覚していく中での不安や、

ついに感染してしまい、治療の段階に応じて隔離施設を移動していく様子

回復した今は空いているHDBや、停泊中のクルーズ船の中で、いつ容態が急変するかもしれない恐怖を感じながらも前向きに生活している様子などがわかり、

早く元のドミトリーで仲間と一緒に暮らす生活に戻りたいと言っている彼らの、

異国の地で未知の感染症に向き合う心細さが伝わってきて、本当にすごく良いドキュメンタリーだと思いました。


これが他人事ではなく、自分がいつその立場になるのかわからない状況であることを照らし合わせると、

何とも言えない気持ちになり、涙なくしては見られない感じでもありました💦


本当につくづく、家生活を頑張るしかないよね、、、ツライけど、、、(涙)と思いましたよ。


今日は日曜日だったこともあって、まだサーキットブレーカー期間中ではありますがスーパーやモールに人が沢山戻ってきていて、、、

でも全員がマスクをしているので飛沫感染のリスクは低くなっていると思いますし、

後は手洗いの徹底やこまめな手の消毒に気をつけて、

1日も早いワクチンや治療薬の開発と、このまま少しづつ普通の生活に戻れることを心から願って。




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