日本人がタイで作った奇跡のマンゴーにシンガポールで出会った
来週からシンガポールベースのバイオテクノロジー会社Tychanが臨床試験を始めると報道されていましたので、
新型コロナの状況が少しづつ改善されることを祈るばかりですね。
人のために必死で研究を重ねて生み出す新薬や治療薬、本当に頭が下がります。
そのご苦労、計り知れないですよね。。。
こんにちは、シンガポール在住の当ブログ管理人、こどらです。
そして先週末に、種類は全く異なりますが、こちらもご苦労が計り知れないと思うことに出会いました。
シンガポールのドンキで、日本人がタイのチェンマイで30年かけて作った奇跡のマンゴーというものが売られていたのです。
ちょっと迷った末に(高かったので💦)買ってみましたので、今回はその奇跡のマンゴーについてのお話をお届けしたいと思います。
奇跡のマンゴーとは
日本人がタイのチェンマイで、30年かけて作ったマンゴー。
オーガニックで、日本の品種とタイ産のマンゴーを掛け合わせて生み出した新種で、全部で5種類あるようです。
日本人の金子さんがタイに日本式農園を開き、儲け度外視で始めたそうです。
その願いは「農園を永続的に発展させて、近隣住民と共に豊になること」なのだそう。
2年くらい前に日本の会社がこの農園を見つけ、金子さんの志に共感してビジネス展開を始めたようです。
本格的に、日本のフジスーパーやタイの伊勢丹などで売り始めたのが2019年のようなので、
今年が2年目って感じなのでしょうかね。
ただ、ドンキさんで売られていたマンゴーの仕入れ先はシンガポールの会社名になっていたので、
我が家はシンガポール歴は浅いので昨年やその前の状況を知らないのですが、
前から売られていたのでしょうか???
最初の20年は失敗の連続で、ここ10年でようやく形になったというこのマンゴー。
左から、大地の「宝」、大地の「雫」、大地の「雅」、大地の「恵」。
この奇跡のマンゴーを2年前に紹介している記事があったので、味の違いなどの説明はコチラからご確認頂けます。
この記事によるともう一つ、大地の「艶」というのがあるようですが、ここのドンキでは見かけなかったような。
(追記:先ほど行ったら「艶」も売ってましたね、最初見た時には気付きませんでしたが💦)
どれも大振りで立派でした。
それに全く傷んでいません。
きっと収穫や輸送にも最新の注意を払っているのでしょうね。
いやーーーオーガニック!!!
いやー、30年!!!
石の上にも3年とは言いますが、10倍ですよ?(なんのこっちゃ💦)
さすが日本人、と思いました。
そのこだわりとプライドに敬服です。
お値段は大きさや種類にもよりますが$14.9(80円換算で1192円)とかだったので、ちょっと迷う価格ではあるのですが、
オーガニックで30年も掛けたご苦労に敬意を払う意味でも買ってみました。
後で調べてみたら、大量生産が出来ないみたいでして、ビジネス展開している今はブランド化されているようですね。
ブランド名はマンゴークイーンですって。
どれを買おうか迷ったのですが、インスピレーションで雫に決定しました!!!
隣にあったマンゴーとは思えない丸い形も気になったのですが。。。
大地の「雫」を食べてみました
このマンゴーの雫さん、形がしずくなんですね。
タイで最もポピュラーなしずくの形のナムドクマイ種と、アーウィン種というアップルマンゴーの掛け合わせとのこと。
じゃじゃーーーんっっ
こんな形してます。
追熟とか必要なのかな?とも思ったのですが、待ちきれなくて、翌朝カットしてみました。
やっぱり少しだけ早かったかな?(笑)
柔らかいんですけどね、熟しているのかは微妙な感じで。
「でも完熟よりこれくらいの方が好き」とうちの夫。
私はパパイヤでアレルギーを発症して、その後スーパーの少し酸っぱいタイマンゴーでも異変を感じたので、
今回は恐る恐る口に入れて、そのまましばらく口の中で転がしてみて、平気そうだったのでちょっとだけ食べましたが、
体調が良かったのか、アレルギーも大丈夫でした!!!
爽やかな酸味もあって、濃厚で、中身の詰まった濃縮された味。
これ日本で買ったら相当高いレベルのマンゴーなのでは💦
噂によるとシンガポールのウェットマーケットと呼ばれる市場で買うマンゴーは安くてめちゃくちゃ美味しいと言うことだったのですが、
私はまだ食べたことがないので食べ比べは出来ていないのですが、この奇跡のマンゴーとっても美味しかったです♪
上品で高級そうな味がしましたよ。
マンゴーなので3枚におろし、最初の一切れを二人で分けて、
種のある真ん中は翌日にかぶりつき💦
最後の一切れは3日目に食べました(ナンテ貧乏性💦)。
やっぱり3日目が一番熟していた気がします。
少しお高いので2つ目は買えないかも、と思っていましたが、
やっぱりあのまん丸の形の「恵」さんも気になります。
まだ売ってるのかなー。
もう1週間くらいたつし、さすがにないかな???
<ここから追記↓↓↓>
と思って、先ほど行ってみたら、まだ少し残っていました!!!
さすがにちょっと傷んでいるものもありましたが。
そして、私が行った店舗では、ナント狙っていた「恵」さんだけが売り切れていたので、、、
変わりに「雅」さんを買ってきました。
立派な大きさのものは$17.9したので、小ぶりの$10.8の方を買いました。
<追記>大地の「雅」を食べてみた
昨日の朝挙げたこの記事、その夕方に大地の「雅」を買ってきた追記をし、
そして翌日の本日、2020年6月13日に食べた追記をするという、落ち着きのなさっぷり💦
もー、ミドルフォーティーにもなって、どーしたもんか、、、
って、、、ま、まあともかく、食べてみましたよ、先ほど、雅さんも♪
売り出されてからしばらく日がたっているせいもあるのかもしれませんが、
驚きの甘さです。やっぱり中身の詰まった濃厚さがあるし。
いやーーーー、すごいですよ、このマンゴー。美味しい♪♪♪
食べ比べた感想としては、我が家は甘いものがそんなに好きではない変わり者なので、
爽やかな酸味のある大地の「雫」の方が好みではありますが。
あとがき
今後さらに展開していくみたいなので、東南アジアや日本のどこかで売っていて、
きっとまたお目にかかれるのでしょうね、奇跡のマンゴーくんたちに。
売っているのを見かけたら、是非また買いたいと思います!
そして何より、金子さんの純粋な志が、ビジネス展開されてブランド化されても、守り続けられていくことを願って。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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そして世界の色んな国からアクセスしていただき、とっても感激です♪
どうもありがとうございます!!!