シンガポールの住宅事情:赴任者住居について我が家を徹底レポート

コンドミニアム

こんにちは、こどらです。

止まる事を知らない新型コロナウイルス、、、💦

パンデミックの中心にはないシンガポールですら、毎日感染拡大のニュースをチェックして、

出掛ける際には最新の注意を払い、帰ってきたら手洗いにうがいに消毒。

ちょっと咳が出ただけで「まさか!?」とか思って、毎日地下鉄で出勤していく夫の体調が心配になる日々。。。

嫌になりますよね。
不安ですよね。

まあ、そんな時には対策は続けた上で、ちょっと別の事を考えましょう

という事で今回は、シンガポールのお家事情住宅のハナシについて書きたいと思います。

この記事を読むとわかること

シンガポール赴任者のほとんどが入るであろう外国人向けコンドミニアムがどういうところか、コンドミニアム事情が我が家のレポートからわかります。

日本でタワーマンションを検討されている方のご参考にも、、、なるかもしれません。

シンガポールの住宅の種類

シンガポールの住宅は、ジェトロや他の方が書かれている事を見ると、主に3種類あるようです。

ローカルの方の約8割が住んでいるHDBと呼ばれる公営の集合住宅、外国人とローカルの富裕層が暮らすコンドミニアム、それから日本の長屋のようなタウンハウスを含む土地付き一軒家

国土が狭いのでお部屋は大して広くないのに、賃貸料はもとより、購入しようとしたらびっくりするくらいのお値段で💦

東京のタワーマンションが億ションで、、、な〜んて、かわいいものです。

こちらも億ションですが、場所や高さにもよるのでしょうが、1LDKなのに億の単位が違う(つまるところ10億円単位)物件を見た時には、3回くらいゼロの数を数え直しました。。。

コンドミニアムってどんなところ?

沢山の方が既に書いているのでカブりますが、、、

シンガポール赴任になると大抵の方が入るのがコンドミニアム(通称コンド)

共有のプールとジムがあり、24時間のセキュリティーガードの方がいます。

プールは毎日自由に入れるので快適です

広さは?

一つ一つのお部屋の広さ自体は、海外赴任で連想されるような豪華で広くて、、、というレベルでは残念ながらなく、

日本のマンションのお部屋と同じくらいのイメージですが、部屋数が多いところに入れれば勿論全体的に広くなりますよね。

我が家は夫婦2人で、駅近の新しいコンドミニアムを選んだので、予算の関係であまり広いお部屋には入れず2LDK

マスターベッドルームは6畳くらい、客室が4畳半くらいでしょうか。

トイレ付きシャワールームがそれぞれについていますが、日本の我が家の方がまだ広いです。

家具はついていて、収納スペースは狭いです。

夏物だけですし、今は日本の1/3くらいの物で暮らしていますが、それでも結構何とかなる物ですね。

日本の我が家には車やバイク、工具などがあるので、借り暮らしの今とでは必要なものも違いますが。。。


あとびっくりしたのは、ローカルの方は住み込みのメイドさんを雇っている方が多いようでして、狭いけどトレイとシャワーのついたメイドルームというものがあります。

我が家にはついていませんが、シンガポール人の友達のコンドに遊びに行くと、キッチンの奥にパントリーのような小さなスペースがあり、そこがメイドルームだというのです。

えっと、、、この広さじゃ寝れなくない!?

と思ったのですが、体を伸ばさずに寝るのだとか、、、カルチャーショックです。

リビングダイニングは広めです

玄関

もー〜〜ー、靴箱がないって💦
世界中の人たち、靴箱作ろうよ!便利だよ!?

思わず心の叫びをお届けしましたが、ホンっと海外って玄関に靴箱がないですよね。。。

シンガポールでは玄関前の共有スペースに大量の靴を出しっぱなしにしているローカルの方が多いです。

ここは外国人向けコンドですが、ここでも半々くらいの割合で、靴が外に出ているご家庭を見掛けます。

(と言いつつ、我が家もサンダルはちゃっかり外に置いています💦)

我が家は家の中に簡易靴箱を設置しましたが、やはり埃臭いので、今後、要改良です。

我が家の玄関と靴箱


あとは、玄関の扉の下隙間があります。

ここが、黒いアイツヤモリくんの出入り口になるそうでして、先輩赴任者からこの隙間を塞ぐようにアドバイスを受け、我が家でもしっかり塞いでいます。

鍵は電子ロック式が多いようで、カードキーをかざすか、暗証番号を打ち込んでロックを解除します。

このカードキーをかざさないと敷地に入れないですし、エレベーターも自宅のある階に止まらないので、外出する際にはカードキーの携帯がマストです。

キッチン

ガスのところもありますが、我が家はIHです。
3つ口やそれ以上のところもありましたが、我が家は2口です。

オーナーによって違うようですが、我が家にはオーブン冷蔵庫電子レンジ電気ポットが備え付けてありました。

流しは網目が大雑把で、細かなものは流れていきます。

冷蔵庫ビルトインでオシャレなのですが、最初は中が臭くて、消臭剤がないと使えませんでした。

冷凍庫がなかなか冷えなくて使えておらず、金曜日に修理にきてくれることになりましたが、シンガポールの住宅は不具合だらけだそうです。

換気扇はついていますが、風が出ているだけで吸っていません‼️

よく、一度吸い込むけれども天井付近でまた部屋の中に吐き出される、という話を耳にしますが、我が家には天井付近に吹き出し口がなく、、、

うちは新しいコンドだし、外に吐き出してくれてるのかな?

なーんて甘い夢を見ていたのですが、昨日気づきましたが、そもそも吸い込んですらいなかったんです🌀

湯気を左右に拡散しているだけの状態を目の当たりにして、度肝を抜かれました💦

追記:
うちのコンドは新し目なので、換気扇はやはりちゃんと吸い込んでくれていました!
この記事を書いた時に吸い込んでいなかったのは、以前住んでいた人が換気扇を一切掃除していなかったようで、
日本みたいに入居者が変わる時に業者さんの掃除が入るわけではないようで、換気扇もそのままになっていた模様。。。
換気扇を掃除したら弱いですけど吸い込むようになりました!

ダストシュート

シンガポールで便利だと思うのがダストシュートです。

うちのコンドには各階にダストシュートがあり、そこにゴミを入れると、そのまま落下してゴミ集積boxに落ちる仕組み。

日本のように収集の曜日が指定され、それまではゴミを溜めておかないといけない、、、なんてことがないですし、ゴミ置き場まで運ぶ手間もないので快適です。

ただ、家の中にダストシュートがある物件もあり、そうなるとダストシュートは黒いアイツの侵入口になるという噂、、、

うちのコンドは家の中ではなく、共有スペースの廊下についているのでとりあえずは安心です。

シャワールーム

我が家には、マスターベッドルーム用と、コモン用で2つついているシャワールームですが、海外では仕方ありませんが、トイレとバスが一緒のスペースにあるのが不満なんですよね。

バスタブ付き物件もありますが、海外で湯船に浸かる気にもなれないので、我が家はシャワーのみの物件を選びました。

シンガポールで新規にコンドに入居する際には、プロによる綺麗な掃除が行われるわけではないようでして、、、

入居した時より自分でこまめに掃除をしていった後の方が綺麗になってきたくらいです。

シャワールームも最初何だか薄汚れていたので、バスタブはなくて正解だったと思っています。


それにつけても、海外で何かとトラブルが多いのはシャワーなんですよね。

水量が少ない、とか、熱くならない、とか。

我が家のシャワーは時間との勝負です。

最初は熱いのですが、5分も経たないうちにぬるくなってしまいます。

常夏なのでいいのですが、熱いシャワーを浴びたい夫には、地味に毎日のストレスのようです。


このシャワールームの中には洗濯機が備え付けられているのですが、リビングで冷房を付けていたり、テレビを付けていたりすると止まってしまいます。。。

シャワールーム

ベッドルーム

我が家は部屋が狭いので、クローゼットがあってベッドが置かれていて、その周りに少しスペースがあるくらいで一杯になってしまう広さです。

オーナーにもよると思いますが、シーツとカーテンはついていて、掛け布団だけ日本から持参しました。

我が家は30階以上の高層階なのですが、何故か壁がガラスで下がスケスケなので、朝起きると毎日下が見えてヒヤヒヤします💦

足元怖すぎです💦

網戸

もーーー!!!網戸がないって!!!
世界中の人たち、網戸つけようよ、便利だよ!?

本日2回目の心の叫びですが、こちらの方がより深刻です。

全世界の外人さんて、虫が気にならないのでしょうか???

日本ではあまりに当たり前にある網戸ですが、日本以外ではお目にかかったことがありません。

アメリカ、ヨーロッパ、南アメリカ、ここシンガポール、、、

勿論世界中見たわけではないのでわかりませんが、網戸文化って日本だけなのでしょうか???

(夫に聞いたらアフリカの外国人用レジデンスには網戸があるそうですが、、、)

虫が大嫌いな私、虫が怖くて網戸なしでは窓を開けられないので30階以上の高層階を選びました

でも出るんです!!!

毎週街に殺虫剤を撒くシンガポール

でも出るんです!!!

蚊やハエは少ないのですがいますし、コバエチャタテムシはやけに多いし、大きなトンボや3cmくらいあるが飛んできます。

一回など、寝室に大きなが進入し、朝から外に追い出すために必死の格闘を繰り広げ(←夫が)、

心身共に疲れ果てたことがありました。。。(アナタ何もしてないのに何故?💦)

虫さえいなければ天井にファンもついていますし、高層階なので風通しもよく、窓を開けて快適に過ごせるはずなのに、、、💦

デッキ

ローカルの集合住宅(HDB)にはデッキがないのか、アジアでよく見かけるように、窓から物干しを突き出して洗濯物を干している光景を目にしますが、外国人用のコンドにはデッキがついています。

ここに洗濯物を干したり、お茶を飲んだりできるように、椅子とテーブルもついています。

何度か朝食やディナーをデッキで食べてみたりもしたのですが、、、日本の我が家のウッドデッキの方がなんだか快適です💦


スコールが勢いよく降ると洗濯物がびしょ濡れ、、、ということもあるようなのですが、我が家はたまたまデッキの上に長く屋根が突き出していて、スコールが降ってもデッキが濡れないので助かっています。

季節が変わって風の向きが変わるとスコールが吹き込んできたりするのか、、、その辺りは一年住んでみないとわかりませんね。

デッキからの眺めは良好
夜景や夕焼けも絶景です

騒音

これは周りからも聞いたことがないので我が家特有の問題!?なのかもしれませんが、駅近で眼下に線路が走っているためか、騒音がすごいです💦

30階以上の高層階なのですが、外を電車が走っている間中、ひっきりなしに電車の音が聞こえます。。。

窓を開けているとテレビの音量を最大にしないと聞こえまえんし、窓を閉めても結構な音が、、、

夜は窓を閉め切ってクーラーにして寝ていますが、神経質な方だと音が気になって眠れないかもしれないです。

これからコンドの下見にいかれる方、騒音にも気をつけて見てくださいね。

あとがき

いかがでしたでしょうか。

今回はシンガポール赴任になったらほとんどの方が入られるコンドミニアムについてお伝えしました。

好みも別れるのでしょうが、タワーマンション暮らしは、毎日綺麗な夜景や夕日が見渡せるのはいいのですが、日中は眩しいです。

こうやって纏めてみると、

あー、やっぱり日本が一番♪日本の住みなれた我が家が一番♪

と思ってしまって、ふと日本の我が家が恋しくなりましたが、今帰るとコロナの対策でシンガポールに戻って来れない!?という、、、💦

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

何かのご参考になれば幸いです。

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