新型コロナ:対策強化中のシンガポールの日常

ウォールアート

こんにちは、こどらです。

新型コロナが世界中に拡大を続ける中、シンガポールでも政府の対策が日々強化され、徐々に厳しいものになって来ています。

そんな中、2020年3月22日現在のシンガポールの日常がどうなっているのか筆者の周りの様子をレポートしたいと思います。

※この記事は外出自粛(サーキットブレーカー)になる前の記事です。サーキットブレーカー明けフェーズ2での対策についてはコチラからご覧ただけます。

この記事を読むとわかること

2020年3月22日時点でのシンガポール政府による新型コロナ対策と日常生活への影響(筆者の周り)がわかります。

シンガポール政府コロナ対策強化ー全ての入国者が14日間の外出禁止へ

政府による感染の洗い出し体勢が早くから確立されていたことにより、

最初こそ中国に次ぐ感染者数が報告されていたものの、感染拡大自体は1日に数人程度と緩やかさを保っていました。

ところが最近になって欧米での感染者数が激増して以来シンガポールに帰国した人が感染する例が後をたたず、

最近では日々40〜50人程度の感染者の増加が続き、

ついに昨日2020年3月21日に、シンガポール人1人とインドネシアから入国したインドネシア人が1人お亡くなりになるという、シンガポール国内で初の死亡例が報告されました。

20日の23時59分以降全てのシンガポールへの入国者14日間の外出禁止になった(実質鎖国状態!?)、翌日のことでした。

コロナ対策強化の日常への影響

実質鎖国通知が出された後、19日木曜の夕方にスーパーに行ったところ、トイレットペーパーティッシュペーパーの棚が見事に空っぽになっていました。

見事に空になった陳列棚


以前にも一度、一部のスーパーで一部の市民がトイレットペーパーを買い占めるというパニック状態が日本でも報道されたことがありました。

その時には、その知らせを聞いてスーパーに見にいってみても、私のいた場所ではそんな状態にはなっていなかったので、今回のこの光景はちょっとした衝撃でした。

夫も会社で「トイレットペーパーがなくなるらしい」というが、まことしやかに流れているのを耳にしたそうです。


その他にも、パスタ缶詰が品薄になっていました。

先日カフェでパンケーキを食べて以来、家でも作りたいと思っていたのですが、

今日こそ買おうと思っていたパンケーキミックスも、家の周りでは品切れになっていました。

レジに並んでいる人たちの中に大量に食糧を買い込んでいる人はあまりおらず、レストランでも沢山の人が食事をしていましたので、

パニックになっているような感じは全くなかったのですが、、、

感染者数が増えてきて、毎日買い物に出るのが嫌になり、纏めて多めに買っていく人が増えたということなのか???

20日夜からの実質鎖国通知を受けた直後に、実は一部の市民がプチパニックになって買い占めて行ったとか???

そのあたりはです。

3月22日現在の街の様子

まあきっと一時的なものだろうと思っていましたが、今日またスーパーに行ってみたら、ちゃんと商品が戻っていました

22日のスーパーの陳列棚

って、、、明らかに品薄ではありますが、、、いつもの半分でしょうか。

シンガポールでも欧米と同じくトイレットペーパーや洗濯洗剤などはパッケージが大きく、

これらを買うときは土日に夫と一緒に行くしかないので、我が家も今日はトイレットペーパーを1パック購入しました。

ハンドサニタイザー消毒用のウェットティッシュは最近店頭に戻ってきています。

マスクもたまに見かけるようになりました。

スーパーに人は沢山いますが、飲食店で食事をしている人は、普段の半分くらい、もしくは半分以下かもしれません。

我が家は今日、2人とも大好きなソンファのバクテーを食べに行きましたが、店内は席が半分以下しか埋まっておらず、空いていました。

グラブ(東南アジアではウーバーではなくてグラブです)でデリバリーを頼む人も増えていると聞きますが、

私たちがお店にいる間にグラブの人が食事を受け取りに来ているような様子はありませんでした。

シンガポール政府更なる対策強化へ

シンガポール政府は、2020年3月23日23時59分以降全ての外国人のシンガポール入国を拒否する発表をしました。

医療従事者や輸送等に従事するワークパス所持者は入国可能、シンガポール国民、永住権保持者、長期滞在ビザ保持者(*)がシンガポールへ入国した際には、14日間の外出禁止です。

詳細:
https://www.moh.gov.sg/news-highlights/details/additional-border-control-measures-to-reduce-further-importation-of-covid-19-cases

この通知を受けて、また少し街の様子が変わるのでしょうか。

夫の会社はまだテレワークになっておらず、明日も普通に地下鉄で通勤です。

<追記(*)>
長期滞在ビザのうち、労働ビザ・帯同者ビザ保持者(うちもこれです)も、一部を除きシンガポールへの再入国ができないとされているそうです。

詳細は未発表で、事前に人材開発省への申請が必要とのこと。

参照:
https://www.sg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

未発表って、、、という感じですが、今後も、日々状況は刻々とアップデートされて行きそうですね。

<2020年4月1日追記(*)>
上記在シンガポール日本大使館の情報がアップデートされています。

新規・既存の労働ビザ・帯同者ビザ保持者(うちもこれです)は一部を除きシンガポールへの再入国が許可されない、と変更されています。

あとがき

今回の対策によって、シンガポールでの新型コロナ感染状況が落ち着いてくれるといいのですが、、、

現時点で日常生活への変化という面では、まだ大きなものはありませんが、少しづつ規制が強化されていくと、今後様々なところに影響が出ていくのかもしれません。

イタリアでの感染拡大のニュースを聞くと、ただただ信じられない思いで胸が痛くなりますし、

日本やシンガポールでパンデミックが起こらないように祈るしかありませんが、

日本や欧米、世界各地での感染拡大が1日も早く収束することを心から祈って、、、

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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