シンガポールで節約料理:意外に簡単!牛すじ煮込みと牛すじカレー
シンガポール最大の敵は物価の高さ、、、
たまに
「シンガポールの物価は東京と変わらない」
とかって書いてあるのを見かけたりもするのですが、
えーーーーホントに???
だとすると、どんだけ日本で贅沢に暮らしてるんでしょ💦
って卒倒しそうになったりしますけど、
まあ、何を比較しているかにもよりますよね。
スーパーで食材を買って自炊するには、一回当たりの会計の値段が、日本よりもシンガポールでの方が1.5倍くらい高い印象です。
我が家では、シンガポールでも比較的お安く手に入る、鳥の胸肉(胸肉は匂いがないことが多い)と牛すじを使うことが増えました。
ということで今回は、物価の高いシンガポールでも家計に優しい牛すじを使った料理のご紹介です。
シンガポールの牛すじ
シンガポールは食材のほとんどを輸入に頼っているので、鶏肉はマレーシア産、牛肉はオーストラリア産をよく見掛けます。
場所によってはアメリカ産や日本産のお肉も買えますが。
牛肉は美味しくないのにお値段が高くないですか?
そんな中、ドンドンドンキで売られているオーストラリアのアンガスビーフの牛すじはお買い得なのですよね。
グラムが書いていないのですが、1パックにこのすじ肉が2枚入って
たったの2ドル!!!
個人的にはですね、シンガポールの奇跡って呼んでます。
だって、日本円にしてわずか約160円ですよ?
安かれ悪かれだといまいちですが、このアンガスのすじは、硬くないしプルプルなのに油っぽくないし、美味しいんですよね。
我が家は2人家族なので、多分1パックあれば一食分になるのですが、
下処理や料理の手間を考えると、2パック買って一回に二食分作ります。
牛すじの下処理
日本では働いていたので時間のかかる料理はしていなくて、牛すじ料理もしていなかったので、日本の牛すじ事情についてはよくわからないのですが、、、(言い訳が長い💦)
よく、レシピなどでは下茹でを3回するって見かけますよね。
でも、このアンガスビーフの牛すじの下茹では1回すれば十分なのです。
牛すじを1.5cmくらいの太さに切り、鍋に、水とネギの青いところか生姜の切れ端と一緒に入れて火にかけ、沸騰したら1分ほど煮て終了です。
あとはザルにあげて、水でアクを流すだけ。
2回目の下茹でもしたことはあるのですが、ほとんどアクは出てきませんでした。
甘くない牛すじ煮込み
我が家は甘い味付けが苦手なので、他のご家庭の一般的なレシピが使えなくてですね、、、
3回くらい作ってこれで落ち着きました。
どのくらいの甘さでNGかというと、豚汁に多めに玉ねぎを入れてしまうと、、、
と言われてしまいます。。。
あ、ちなみに夫の似顔絵も描いてみましたよ。
もー〜ー、アタシ、天才???
というくらい似てないですが、、、
驚きですよねーーー。(何がだろ💦)
ちなみに、使っているお鍋はル・クルーゼのロンド、26cmです。
材料(1鍋分)
牛すじ 2パック
生姜 2カケ
ニンニク 2カケ
にんじん 1/3本
大根 5cm
こんにゃく 1枚
水 適量
酒 150cc
調味料
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
醤油 大さじ2
味噌 大さじ2
仕上げ
味噌 大さじ1
*下茹でには、分量外の生姜のカケラやネギの青い部分などを使います
*甘いのが好きな人はみりんとお砂糖を増量してください
作り方
- ル・クルーゼやストーブなど保温のきくお鍋に、下茹でした牛すじとお酒、生姜、ニンニク(包丁で潰す)を入れ、ヒタヒタに水を加え、火にかける
- 沸騰したら弱目の中火(IHは4)にして、蓋をして50分煮込む
- にんじん、大根を食べやすい大きさにカットして、こんにゃくは切ってからさっと湯がいて水気を切っておく
- 牛すじの煮込みが終わったら、3を鍋に投入し、調味料を入れて、水をヒタヒタまで追加し、再び火にかける
- 沸騰したら弱目の中火(IHは4)にして、蓋をして40分煮込む
- 仕上げの味噌を溶かし入れ(鍋の大きさにもよるので味を見て調整)、火を止めて、蓋をしたまま30分おく
- 食べる直前に温め直し、盛り付ければ出来上がり
もう戻れない牛すじカレー
小さな頃から変わらず大好きなカレー。
一回作ればしばらくの間、朝・昼・晩とカレーが食べられるのが幸せなワタシと、
カレーは嫌いじゃないんだけど、一回作るとしばらく食べ続けるのが嫌な夫💦
ドライカレーも好きでよく作りますが、汁系のカレーであれば、もう牛すじ以外には戻れません💦
カレーフレークは、日本で使っていたのと同じこちら↓がシンガポールでも売っているので嬉しいです♪
材料(1鍋分)
牛すじ 2パック
玉ねぎ 1/2個
にんじん 5cm
カレーフレーク 1袋
水 750ℓ
作り方
- ル・クルーゼなどの保温のきく鍋に、水・下茹でした牛すじを入れて火にかけ、沸騰したら弱目の中火(IHは4)で蓋をして50分煮込む
- にんじんと玉ねぎをカットしておく
- 牛すじの煮込みが終わったら2を鍋に入れ、再び沸騰したら弱目の中火(IHは4)で蓋をして40分煮込む
- カレーフレークを入れて混ぜながら火にかけ、とろみがついたら蓋をし、火を止めてそのまま30分おく
あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は、物価の高いシンガポールでも、勿論日本でも、手軽に買える牛すじを使ったレシピを2つご紹介しました。
牛すじ料理は時間はかかりますが、鍋任せなので、意外に失敗なく簡単に出来ますよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。