海外在住11ヶ月で実際にどれくらい英語力が伸びたのか
英語歴25年超え(除く学校の勉強)、シンガポール生活丸11ヶ月。
大学生の時に成田決心をして(←初めてのNYで英語が全くわからなかった人)
学校の英語の授業が全く役に立たないことにショックを受け、そこから始めた英語学習。
NYに短期留学もしてみたし、駅前留学もしてみたし、
20数年に及ぶ社会人生活中はずっと英語を使っていたというのに、
もしや奇跡なのではないかと思うくらい、英語力が一定のレベルからそれ以上は上がらないのです。
今回は、そんな私が英語圏に住んでみて、実際にどのくらい英語力が伸びたのかについて書いてみたいと思います。
この記事を読むとわかること
- 英語を学びたいと思っている方
- 今後海外で生活される・したいと思っている方
気になるのは、海外に住んだら英語力は伸びるのか??ということではないでしょうか。
英語が公用語であるシンガポールで生活した私が、11ヶ月で実際にどのくらい英語力が伸びたのかについて書いてみました。
私の英語力バックグラウンド
最近TOEICを受けていないのですが、恐らく日本にいた一年前で800点行くか行かないかくらいだったと思います。
25年も英語を使っていて800点弱しか取れないって、、、
リスニングについては、、、
- まあまあわかる英語
一般的なアメリカ英語、カナダ英語、イギリス英語、非ネイティブの英語 - ほとんど聞き取れない英語
オーストラリア、ニュージランド、シンガポールの英語
仕事で使っていたとはいっても、航空会社勤務=>一般の会社員の20数年間は、
- 英語を話す機会
航空会社時代:たまに話すくらい
一般の会社員時代:週に2、3度業務連絡や会議 - 英語を読み書きする機会
航空会社時代:社内文書の読み書き、主に書く方
一般の会社員時代:日々の仕事のメールの半分が英語、毎日大量の英語の資料を読む
といった感じでして、メインは読み書きでした。
シンガポールでの英語の使用頻度
シンガポールに来てからは主婦で、特に英語の勉強をしているわけでもなく、
週に1度くらい友達や夫の同僚と会って2、3時間会話するくらいで、あとは日々の食事や買い物でちょっとした日常会話をする程度。
たまにテレビのニュースを聞いたり英語のWebサイトを見ることはありますが、英語を書くことがなくなってしまいました。
ということで私のシンガポールでの英語の使用頻度としては、
日本にいたときと比べると読み書きが極端に減り、リスニングとスピーキングの機会が増えた感じでしょうか。
実際に英語力は伸びたのか
今は働いていないので、ビジネスに戻って英語の読み書きに支障があるかないかはよくわからないのですが、
11ヶ月にして実感しているのはリスニング力が上がったということ。
あれほど苦労していたシングリッシュがわかるようになったこともありますが、
(シングリッシュとはコチラから)
全体的に英語のリスニング能力が上がっている実感があります。
具体的にどのくらいかと言われると説明は難しいですが、感覚的に今までのリスリング能力が6〜7割だったとすると、
今は8〜9割わかるようになったイメージです。
まあ、、、どちらにしても英語で映画を見てもわからないのですけれど、、、
スピーキングに関して言うと、11ヶ月暮らしているとはいえ、2020年は数ヶ月間ステイホーム生活だったので、
実際に英語で会話をする機会もそうそうなくて、会話力が上がった実感はほとんどないです。
英語を話す時と日本語を話す時では口だか顔だかの使う筋肉が違う気がするのですが、
今はまだ英語を話す時の筋肉がうまく使えずに口が回っていない気がします。
海外に住んで英語力が上がる人とは
私が思う、海外に住んで英語力が上がる人と言うのは下記の通りです。
- 日々英語を話す機会を作れる人
- 文法や発音を気にせず臆せずに話す人
- 話し好きの人
ただ海外にいるだけで自然に英語が話せるようになるわけはないので、自分で積極的に英語を話す機会を作ることが必要ですよね。
あと、文法や発音を気にしていると話せなくなってしまうので、気にしないことも重要ですよね。
先日も、夫のブラジル人の友人の娘さんが日本で言う中学生なのですが、
アメリカンスクールに通っているだけあって英語が流暢だったので、
Your English is very frequently!
と言ってしまってから、
間違えた、「fluent」だよね。
単語も違えば形容詞のところ副詞だし💦
(↑赤っ恥)
と思ったのですが、まあ通じていて話も先に流れていたので、もう気にせずに話しを続けました。
ここでめげないメンタルの強さが必要なのですよね。。。
あとですね、やっぱりお話好きの人の方が語学は伸びますよね。
例えばうちの夫、社会人生活の2/3を海外で、英語で仕事をする上で困らないので英語力はあると思うのですが、
日本語ですらそもそもが寡黙なので、会話をする絶対量が少ないのです。
先日も、シンガポール人の友人とブラジル人の友人と話していた夫に、こんな一幕がありましたよ。
ブラジルは綺麗な国だよね、でも、、、
えーーー、綺麗かなー
いやいや綺麗じゃないと思うよ。
綺麗なのはお金持ちの住んでるエリアだけだよ。
Agree!
あ、いやそうじゃなくて、
ブラジルは綺麗な街なんだけど、、、
だから綺麗じゃないって。
自分たちがいたオフィスの裏だって汚かったよ。
数年いたのに綺麗だと思ってたなんて驚きだよ。
前にもさ、、、(話がズレていく)
、、、
(↑説明が面倒になって黙る)
友人2人がおしゃべりなタイプでして、夫は「ブラジルは綺麗で良い国なんだけど、如何せん治安が悪すぎる」と言いたかったみたいなのですが、
ゆっくりしゃべるために後半を遮られ、面倒になって結局黙るという、、、
この光景、夫の場合は日本語でもよく目にします。
日本語でもそうなので、英語だけ会話量を上げるのは無理というもの。
(あの会話量でよく英語が上達したものだ💦)
その点お話し好きな人は話したい欲求があるので、話す量も多くなりますし、必然的に上達が早いですよね。
来年の目標!!!
2020年も残り僅かなので来年の目標を立ててみると、、、、
やっぱりスピーキング力を上げることですね。
私の場合は夫とは違って日本語はペラペラなのに、英語では言いたい説明がうまく出来ないのです。
長文が話せないですし。
ということで目標は、日本語と同じように、
あーで、コーデ、こうだから○○したんだけどね、その時に実はこんなことがあってさー
みたいに、ペラペラと長文を話せるようになりたいのです!
(と、、、何年思い続けていることか、、、💦)
英語は慣れなので使うことが大切ですよね。
来年はもう少し話す機会を増やしたいと思っています。
あとがき
ということで、2020年はステイホームで数ヶ月プチ引きこもっていたこともありますが、
11ヶ月英語圏で暮らしてみて、伸びたのはリスニング能力だけでした。。。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
※英語を学びたい人もそうではない人も、できればコチラ↓を、、、