最後の最後までトラブル続きだったシンガポールの検査機関

ビーチの柵

今日から3月。我が家にとってはシンガポールを引き揚げる月になりました。

ご挨拶

そんな中、先日シンガポールで最後の検査に行って来たのです。

毎年の健康診断で、どんどん引っ掛かる項目が増えてゆくのがミドルフォーティーの悲しいところ。

2020年はシンガポールで健康診断を受けたのですが、専門医による再検査が必要になってしまいまして、

シンガポール生活中に何度か、検査機関とローカルの専門医の先生のお世話になりました。

シンガポールの専門医の先生は、とっても頼りになる感じでして、医療も進んでいるので検査もしっかりしているのですが、

如何せんここは海外、シンガポール。。。

検査機関に行く度に何かしらのトラブルがあるのですよ。。。

検査機関は完全なるローカルのため100パーセント英語なので、こうも行く度にトラブルがあると、

英語が苦手な人だったら対応できずに困るのではないかと思うのですが、、、

最後のトラブル

少し早めに検査機関についた私、うっかり予約票を忘れてしまったことに気付きます。

今はwithコロナ時代なので、受付に入る前に入り口で要件を言って、熱を測り、新型コロナの問診をされ、セーフエントリーでチェックインをしてからようやく中に入れます。

この日はインド系シンガポール人の女性が対応してくれたのですが、

やけにせっかちな人で、私の発音が聞き取れないみたいでして、何故だか若干パニック気味になっていて、

予約票は忘れたけど予約はある、ということを理解して貰うまでに一悶着あり、、、

ようやく中に入ることができました。

今ってマスクをしているから、余計に聞き取りにくいですよね。

受付の人が私の名前を見るなりすぐに呼ぶので行ってみると、

受付の人

私たちも朝聞いて初めて知ったんだけど、今日は検査ができないのよ。

と言うのです。。。

受付の人

でね、選択肢は2つあって、予約を取り直すか、別のブランチに行ってもらうかなんだけどどっちがいい?

でも私、今日この検査の後に専門医の先生の診察があるんだけど

受付の人

クリニックには連絡して伝えたんだけど、あなたさえ良ければ別のブランチで今日検査してきて欲しいって言ってた

(え?それなら選択肢1つしかなくない?←心の声)
わかった、じゃあ別のブランチに行ってくるよ

受付の人

MRTで行く?タクシーで行く?

じゃ、じゃあMRTかな

受付でそんなやり取りをしていたら、専門医の先生に診てもらいに行く時にいつも同行をお願いしている医療通訳コーディネーターさんが、今回のトラブルを聞きつけ、駆けつけてくれていました。

(※彼女は私が健康診断を受けた日系クリニックの方で、検査機関と同じ医療ビルで働いています)

コーディネーターさん

勿論こどらさんを送って行って、連れて帰ってきてくれるのよね?

受付の人

いや、それはできなくて、、、

コーディネーターさん

だったらせめて、タクシー代は出るんでしょーね?

受付の人

そうね、それは出るわ

え、出るの?先に言ってよー

受付の人

タクシーのレシートを貰って、別のブランチの受付に出してくれれば精算する

コーディネーターさん

じゃあ帰りはどうなるのよ?今回は完全にあなたたちの責任でしょ?

受付の人

うーん、、、それならタクシーのレシートを出してくれれば、その料金の2倍を往復分として払うように伝えておくわ

ということで、コーディネーターさんがガシガシ交渉してくれて、タクシーで往復できることになりました。

車代を出して貰うとか全く考えも及ばなかったのですが、さすが中華系の人は交渉力が違いますね。

ということで、無事に別のブランチへ辿り着き、精算も終わり、検査も終わったのですが、

別ブランチの
受付の人

結果は2時間後に取りに来て。早く用意できたら電話するから外で待ってて

と言われ、検査機関は混み合っていたので、中で待つと椅子も少ないし迷惑になるのかな、、、

と、言われた通りに外に出て待っていました。

コーディネーターさんからは、専門医の先生の予約は予約時間に間に合わなくても出来上がりを待つ、と言われていたので、特に気にすることもなく気長に待っていたのですが、

1時間半くらいでコーディネーターさんから電話があり、

コーディネーターさん

もう結果が出ていて、先生がお昼に行くのを待ってくれているから、すぐに取りに行って戻ってきてくれますか?

と言われました。

コーディネーターさんが、あまりに時間が掛かっているので検査機関に電話で確認してくれたようなのですが、

別ブランチの
受付の人

結果は早くに出てたけど、こどらに何度も電話したのに繋がらないから

と言うのですって。

私、待っている間はずっと携帯を触っていたのですが着信はなくて、コーディネーターさんからの電話は普通に掛かってきたので、、、

本当に電話くれていたのか絶対に怪しい。。。

ということで、猛ダッシュで結果を受け取りに戻り、超特急で専門医のクリニックへ行きました。

シンガポールという国は、出来る人は凄く出来るのですが少数派で、他はのんびりしているなぁ、といつも思います。

ちなみに、普段はグラブなのでタクシーは今回始めてだったのですが、

タクシースタンドでタクシーを拾うには呼び出しボタンを押さないといけないということ、今回始めて知りました。

待っていても来そうな様子がなく、近くにいた人に聞いて教えてもらったのですが、

近くにいた人

1回だけ押すんだよ、1回だけ

と言われたので、焦って2回押したらタクシーが2台来るってことでしょうかね?

タクシースタンド

あとがき

結局、検査結果にも問題はなかったですし、医療技術も高いと思うのですが、

検査機関に行くと毎回トラブルが発生するので、

やっぱり海外で生活するには英語が必要で、且つ、臨機応変な対応能力と、交渉力があった方が良いのでしょうねえ。。。

  • 前回の検査機関でのトラブルはコチラから

ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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最後の最後までトラブル続きだったシンガポールの検査機関” に対して4件のコメントがあります。

  1. なるほど~勉強になりました。

    1. こどら より:

      コメントありがとうございます!

  2. 交渉力が・・・・汗
    Noといえない雰囲気・・・

    1. こどら より:

      とっても頼もしかったですよ!(笑)

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