海外生活で強くなる?そうしないと暮らせないと思ったこと
しっかりしているように見えて抜けていると言われます。
そんな私が現在暮らしているのはシンガポール。
シンガポールには日本の駐在員も多いし、
日本食材は基本不自由なく手に入るし、日本食も浸透しているし、
日本の病院もあるし、
日本人が住むにはとっても住みやすい国なのですよね。
でもですね、そうは言っても、やっぱりシンガポールは海外なのですよ。。。
って、そりゃそうだ
海外生活をしていると、日本のレベルの高さを思い知ることって多いですよね。
日本人ほど気が効く人種って他にいないと思うのです。
前にも書きましたけど、最近一番感じるのは、日本の洗濯洗剤の詰め替えパックってすごいってこと。
手で切れて、ひっかけるところもあって、液を詰め替えるときに容器からこぼれない工夫。
例えばこういう大容量の洗剤だって、ちゃんと詰め替えやすいようにキャップがついているんですよ???
まさに神対応
海外なんて、ハサミでカットして、大きくて重いのに、ヨイショと持ち上げて狭い容器の口に狙いをつけて入れないといけなくて、
マーライオンの口から吹き出す水のように液が飛んでいくんで、まあ大抵、最初の少量は容器の外に漏れますよね。。。
ということでまた前置きが長くなりましたが、、、
先日、シンガポールにある日本の病院で健康診断を受けて、即再検査と診断されたため、ローカルの専門医の先生に診て貰うことになりました。
日常会話ならまだしも英語の医療用語は不安なので、念のために日本の病院から医療通訳コーディネーターさんにもついてきて貰って、
その結果、
「日本から、去年の健康診断のデータを取り寄せて見比べましょう」
ということになりました。
日本の病院に連絡したらすぐにデータをCDで送ってくれて(有料ですけどね)、
それをシンガポールにある日本の病院に届けに行きました。
その後、医療コーディネーターさんがCDをローカルの専門医の先生に渡して診てもらってから、
また診察の予約を取るなど必要な連絡をします、と言われていたのですが、、、
数日後に電話があり、「やっぱり先に検査機関にお金を払いに行って下さい」と言うのです。
ちょっと複雑なので登場人物を整理するとこんな感じ↓
健康診断はシンガポールにある日本の病院で受けたのですが、複雑な検査はローカルの検査機関で受けました。
再検査になったので、ローカルの専門医を紹介され、シンガポールにある日本の病院の看護スタッフの方が医療コーディネーター(有料)として付き添ってくれました。
いずれも同じ医療ビルの中にあります。
日本から送ってもらったデータは、先に検査機関の先生がデータを見比べてレポートを書いてくれて、それをローカルの専門医の先生が診て判断するんですって。
ということでローカルの検査機関にお金を払いに行ってきたのですが、、、
ビルにはついたけど検査機関があるのが何階かわからなくなって上から順々にエレベーターで降りていき、、、
(↑これは完全に調べていかなかった自分のせい💦まあよくありますけどね)
ようやく検査機関に辿り着いたら、名前を言うだけでわかるようにしてあると聞いていたのに全く伝わっていなくて、最初から説明する羽目になり、、、
(↑これも海外ではよくありますよね💦 英語できなかったら完全アウトでしたよ)
ようやく話が通じたと思ったら、今度は、
CDは?CD受け取ってないから無理
とか言う謎の拒絶にあって、、、
CDは医療コーディネーターに渡したよ。彼女が持ってくるって言ってたよ
知らない、受け取ってない。受け取ってないから無理
って感じの押し問答に、、、
まあね、流石の私もここで引くわけにはいかないのですよ。
1時間ほど掛けてこの医療ビルまで来るの、今週2回目(CDを届けに1回、お金を払うためにこの日来たのが2回目)なんで、すごすごと追い返されるわけにはいきませんよ。
押し問答の末にやっと相手が折れてくれて、医療コーディネーターさんに電話してくれたところ、
CDは5分前に届け済みだったことが判明。
それでようやく支払いを受け付けてくれたのですが、その手続きの最中に別のスタッフが噂のCDを受付の人に渡しに来て、
ごめんでもなく、悪びれる感じもなく、
あー、これこれ。このCDを待ってたのよ。
丁度今私に届いたばかりから私は受け取ってるって知らなかったのよ
と笑顔で言い訳をされる始末。。。
お陰様で些細なことでは特に腹が立つことも少ない性格なので、一緒に笑って無事支払いも終わり、
ありがとうねー、と手を降って帰ってきたのですが、、、
いやー、強くならなきゃ生きていかれないわ
とつくづく。。。
押し問答の時って外人さんて強いし激しいし、不機嫌さを全身で表現してきて、一歩も引かず、
NOったらNO!
みたいな感じになるんで。
私は声を荒げることも不機嫌そうにすることもないですけど、こっちも絶対に引かないようにはしないと、乗り切れるものも乗り切れないんですよね。
日本人だったら、よほどの気が利かない人以外は、何とかしてくれようと動いてくれますよね。
海外だと、
「それは私の仕事じゃない。え?じゃあどうするのかって?それは私には関係ないわ」
みたいなところありますよね。(血も涙もないのかい?💦)
今回のようなケースで、結果的に受け取っていたのに自分に連絡がきていないだけだったら、日本なら言い訳せずに謝りますしね。
こういうのって文化の違い、常識の違いなんで、いちいち腹は立ちませんけど、
やっぱり日本とは全然違うし、私は日本の文化の方が好きだな、と思うのですよね。
そして昨日の金曜日、また医療コーディネーターさんから電話がありまして、
「検査代金が間違っていたので払い戻しが出ました。名前を言うだけで大丈夫なので(←ホントに?💦)取りに言ってください。」
まさかの3回目。。。定期券買う?
追記ですが、この払戻を受け取りに3度目となる検査機関を訪れたところ、ナント「クレジットカード払いだったからカードを通して戻す」と言われ、わざわざ行かなくても良かったというオチまでありました💦
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(※今回のアイキャッチ画像は南紀白浜の千畳敷の写真でお届けしました。)