日本を外と内から見て、コロナの現状を推察してみました

コロナの世界的危機をシンガポールで過ごし、少数精鋭の超優秀なシンガポール政府の采配に感服していた私ですが、

この3月に大好きな日本に喜び勇んで戻ってきたら、何だかなあ。。。とモヤモヤすることが多い今日のこの頃。

挨拶

2021年5月2日現在、GWの最中ですが、東京・大阪・兵庫・京都では緊急事態宣言が出ていますし、

宮城・沖縄・埼玉・千葉・神奈川・愛知・愛媛ではまん延防止等重点措置。。。

なのに増え続ける新型コロナ。。。

シンガポールから日本の報道を見ていて、渋谷や新宿などの人集りに驚き、不思議に思っていたのは、

ぎょぎょっ!!!
何でみんな普通に外出してるの???

ということでした。

でも帰国して、実際に日本で生活を開始してみると、なんとなくその理由がわかったような気がするのです。

ということで、その理由を、完全なる独断と偏見により推察してみたいと思います。

もしかすると的外れかもしれませんし、もしかするとその逆で、今更言わなくても広く言われていることかもしれませんが、

しばらく日本にいなかった浦島太郎のひとり言として、ご興味のある方はお読み頂ければと思います。

マンボウも緊急事態宣言も効果のない理由

理由1:不公平感がある

ロックダウン(シンガポールではサーキットブレーカー)をしている国と、日本との一番大きな違いは、言わずもがなですが、強制ではなく個人のモラルや判断に任せていること。

自粛というのはある意味とても便利な言葉で、国や自治体はそのワードを発するだけで、従うも従わないも最終的には個人個人の判断であり、その結果何かあっても誰のせいにもならないですよね。

でも、、、人と言うのは、全員が一律に制限されていて、みんな一緒に頑張ろう、と言う一体感があれば頑張れることでも、

守っている人がいたり、いなかったりする状況で、自分だけ我慢するのはなかなか難しいもの。

理由2:信頼感がない

私の友人や知り合いの声で聞こえてくるのは、

友人

今までずっとお家にいたけど、状況が全く変わらない
感染対策しながら適度に息抜きしないと精神的におかしくなっちゃう

知人

嫌われる勇気がなくて誰も何もしない結果、一年前と何も変わらないんだよ

というもの。

恐らく多くの方が今まで真面目にステイホームを守ってきたのだと思うのですが、

その努力や我慢をしてきた結果、一向に状況が改善されていないとなると、

政府に対する信頼もないのに、ただただ繰り返し「不要不急の外出自粛」とだけ言われても、

誰も聞く耳を持たず自分の判断で行動するようになるのは致し方ない自然の流れではないかと思うのです。

小池さんが「他の人がしているから自分もしていいとは思わずに」とおっしゃっていたのですが、それだけでなく、、、

今まで我慢して自宅にいても全く状況が良くならないから、自宅にいても外出しても同じなんじゃない?自分で感染対策はするし。

と、世間は思っているような気がするのです。

woman sitting on wooden planks
Photo by Keenan Constance on Pexels.com

理由3:自粛が曖昧

そもそも不要不急の外出自粛って何?というところが曖昧ですよね。

シンガポールでは、何をしてよくて、何がしてはいけないことなのか、ちゃんと明示されていましたが、日本には一律の行動指針がないので、

何が不要で何が不急なのかなんて、人によって判断が違ってくるでしょうし、あくまでも個人の感覚なのですよね。

拡大解釈すれば出来てしまうって、あってないようなものなのでは。。。

日本では、何をすると感染リスクが高いのか、実際にどういう感染経路が多かったのかという情報がよくわからないですし、

ここまでなら大丈夫だろう、という感覚が人によって違っていると思われるのです。

混んでいる場所には行かないと思っている人は、例え屋内ではなくても人の多い新宿や渋谷に遊びには行かないでしょうが、

外だったら人混みでも平気、とか、マスクをしていれば人混みでも大丈夫、と思っている人もいて、そういう人はあまり気にせずに行けますよね。

理由4:自粛させる方向がズレている

これは一番強く思うのですが、自粛する方向が少しズレているような気がするのです。

このGW中、近所のスーパーは密気味になっていますし、

この金曜日には、在宅勤務が根付いていないのに山手線を減便させた結果、ホームに人が溢れかえり、車内も過密状態だったと報道されていました。

今の日本の現状を察するに、

  • 自宅で過ごすことが限界で、もう守りきれなくなってきている
  • 経済活動を止める気はない

という状況なのだと思うので、必要なのは不要不急の外出自粛・都府県をまたぐ移動の自粛ではない気がするのです。

ただ「家にいろ」と言うのでは闇雲で曖昧で何の説得力もないので、

感染リスクの高い行動に焦点を当てて、密になる場所への外出制限・人と会うことを制限すればいいのに、、、と思うのです。

下記は一例ですが、例えば、、、

  • GWなのに都から出ちゃいけないから、誰かの家に集まる(感染リスクが高い)
  • 実家に里帰りして、別居している家族や地元の友達に会う(感染リスクが高い)
  • 同居家族だけでお弁当を持って感染対策をして、車で人のいない自然の中にピクニックに行く(感染リスク低い)
  • 一人で感染対策をして、人混みを避け、感染対策の取られているお店にご飯を食べに行く(感染リスク低い)
  • 同居家族だけで感染対策をして、車で宿泊施設に行って、誰にも会わずに部屋でゆっくり過ごす(感染リスク低い)

一人暮らしの方もいらっしゃるでしょうから、そういう場合は彼氏と2人で、友達と2、3人で、とかでしょうね

勿論、経済活動を止める気があるなら話は違ってきますが、そもそも日本では相反することを同時に言っている矛盾がありますからね、、、

経済活動は止めない、でも外出は自粛してください

人が流れなければ経済は回らない、その矛盾を敢えて掲げるなら、人が流れなくても経済が回るような対策がないと、、、ですしねえ。。。

シンガポールで効果が出ていたこと

つい最近こそ病院から新たなクラスターが発生してしまいましたが、それまではすっかり新型コロナが収まっていたシンガポール。

我が家が引き上げてくる頃には、国内感染がゼロの日も多かったです。

そんなシンガポールの感染防止策で、なんと言っても効果的だと思ったのは、

基本ですが徹底することが大切で、下記の4つでした。

外出時のマスク着用が義務

日本ではマスクをつけていない人をたまに見掛けます。

よく、マスクには予防効果はないから、、、と言っている人もいますが、

全員がマスクをつけていれば飛沫感染が防げるので人にうつすリスクが低くなりますよね。

マスクは人にうつなさいために着用するもの

全員が人にうつさなければ、回り回って自分が感染することもない、というのが、シンガポールで学んだことでした。

mother putting a face mask on her daughter
Photo by August de Richelieu on Pexels.com

外でお酒を飲めるのは夜10時半まで

日本ではお酒の提供が何故感染と関係するのかと疑問視している声をたまに聞くのですが、

実際にレストランなどでの飲酒が10時半まで一度に集まれる人数が5人まで(現在は制限人数が緩和されていますが)と制限されていたことで、

例え飲み会があったとしても一次会で帰ってくるので、うちの夫もヘベレケになるまで飲むことがなくなりました。

酔うとどうしても気が大きくなり、人との距離が近くなったり、声が大きくなったり

更にはマスクをつけることや手指の消毒をしたりと小まめに感染に気をつけることができなくなるので、

過度の飲酒を抑制することは効果的なのだと知りました。

また、店内で大きな音楽をかけることが禁止されていて、これも、声が大きくなったり、人との距離が近くなったりする状況を作らないために指示されていたことでした。

人と人との距離を開ける

飲食店等では人と人が座る距離を1m開けるように徹底されていて、座れないテーブルや席にはガムテープでバツ印がつけてありました。

ショッピングモールや観光施設などでも、収容人数に制限があって、密にならない対策が取られていました。

職場でも一定数の在宅勤務や出社する社員の時差通勤などが指示され、職場でのソーシャルディスタンシング通勤時の乗り物が混まないように対策が講じられていました。

安全な距離の確保が義務になっていて徹底管理されていたので、物理的な感染リスクが抑えられていたと思うのです。

black woman working online with pupils on laptop
Photo by Katerina Holmes on Pexels.com

徹底的な洗い出し

日本との一番大きな違いは、新型コロナのテストの数ですよね。

シンガポールでは、疑わしいと思われる症状があれば、最初に病院に行った時にすぐにコロナのテストを受けることになっていましたし、

全容を掴むために対象者を決めてPCR検査を実施し、感染者を洗い出していました。

コロナの洗い出しを始めたときには一見すると感染者数がどんどん増えているように見えていましたが、

検査を徹底したことによって軽症や無症状の人が多いことが分かったり、

何より感染者を早期に見つけて隔離することで、それ以上の感染拡大を防ぐことに成功していたと思うのです。

*シンガポールではサーキットブレーカー期間(ロックダウンのようなもの)で新規感染者数を減らしてから、制限を付けながら徐々に経済活動を再開させており、外出禁止が解かれて飲食店やモールの営業が開始されたのはフェーズ2からです。(詳細は下記↓)

  • 「概要と感想:リー首相のシンガポール新型コロナ対策が凄い点」はコチラから

個人的なつぶやき

罰金制にすれば、コロナで打撃を受けている業界やお店などの補助金に回せるのになあ、、、
え?憲法の問題?一年以上時間あったけど、本気で取り組んでも本当に無理なの?

政党同士が足を引っ張りあってるように見えるけど、今ってそんな時だっけ?

基本全員週2出勤になったら、通勤ラッシュ減るんじゃない?
でも会社が考え方変えないと在宅勤務浸透しないよね

と、、、こうやって個人的意見をちょっとつぶやいてみただけで、日本って、コロナを打破するためにはまず越えなければならないハードルだらけですね。

そして何かを変えようとすると、各方面から大反発が来たりするのでしょうか。。。

あとがき

連休明けから夫の通勤が始まるのに、コロナが収まるどころか増えているような現状で、毎日通勤ラッシュで会社に通うかと思うと不安が募ります。

もうここまで来たら、ワクチンに望みをかけるしかない状況なのかもしれませんが、、、

ということで今回は、日本を外と内から見て、コロナ禍の現状を推察してみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※ワクチン希望者も、迷っている方も、コチラ↓を、、、

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