久しぶりに同僚に会えた日に思い出したトラウマの原因

先日、2年ぶりに元同僚に会ってきました。

我が家がシンガポールから帰国して早くも8ヶ月が経ちましたが、その間なかなかコロナが落ち着かず、、、

最近ようやく人に会えるようになりましたね。

感染対策には引き続き気を遣いつつも、直接人と会って話せるというのは有難いことです。

そんな会で、元同僚から気付かされ、思い出したことがありました。

忘れていたトラウマの原因

今回集まったのは、私が前職でペアを組んでいたり、密に仕事をしていた同僚たち。

なのですが、、、

私を含めた4人全員が既に前の会社を辞めているという事実。

先月、後輩も1人、寿退社をして海外赴任に帯同して行きましたし、

もともと入れ替わりの激しい会社でしたが、相変わらず人がどんどん辞めていく会社って。。。

今回集まったメンバーはみな、転職をした今の仕事が楽しいとか、やり甲斐がある、と言っていて、

今がハッピーなら良かったね

とお互いに喜び合う会になりました。

そんな中、私だけは現在働いていない状態。

実は、帰国をしてから社会復帰のために職務経歴書を書こうとすると頭が締め付けられて思考停止してしまい、最近ようやくその膠着状態から脱しつつあるという話をして、

こどら

私のどこかに、働くといじめられると思っている自分がいるみたいで、トラウマになってるんだよね

と告白すると、同僚がこう言いました。

同僚

あの会社では、こどらさんが何かアクションを取ると、自分たちが如何に有利な立場に立つか、方々からのマウンティング合戦が始まってましたからね

と、、、

そうか、私がされていたのはマウンティングだったのか!!!

同僚は、サッカーのPKの際に肩を入れてポジション取りしますが、その素振りを真似て「マウンティング合戦」と称していましたが、まさにそれがピッタリくる状態でした。

というのも前の会社、社内での部門同士の権力争いが酷かったのですよね。

私の仕事はプロジェクトが始まる際に必要な手続きや契約書類を整える仕事で、私はただ自分の仕事を全うしようとしていただけなのですが、

それぞれの部門が自分たちが有利になるようにそれぞれの立場で仕切ろうとしてくるため、

小競り合いのようにマウンティングをされ、足を引っ張られる、という状態だったことを思い出しました。

そんな中で、私はとあるパワハラ上司から酷いパワハラを受けていたのですが、

自分たちが仕切りたいと思っている周りの部門の人は、そのパワハラ上司が私を責め立てたり、担当から外そうとする行為が自分たちの利益と一致するために、

止めるどころか一緒になって攻撃してくる、、、という状態だったのです。

結局、私がいた部署は権力闘争に敗れた形になったということなのか、、、部長が閑職においやられ、私が辞めて1年くらいで部自体がなくなってしまいました。

人間というのは辛い出来事を忘れるように出来ているもの。

同僚に言われるまで、1番酷かったパワハラ上司のことは覚えていたのに、周りで一緒になって攻撃やマウンティングをし掛けてきていた人たちのことは、不思議とすっかり忘れていました

みんな仲間だったはずなのに、権力闘争が激化するにつれてどんどんギクシャクしていって、当時の私は裏切られたようなショックや悲しみを感じていました。

でも彼らは自分たち優位に進めることが会社のためで、良かれと思ってしていたことだから悪いことをしている意識はなく、

今でも私がトラウマに苦しんでいるだなんて夢にも思っていないことでしょう。

私は当時、ぐちゃぐちゃになっていく社内の中で、マウンティングをされても攻撃をされても、恨みを抱くと自分の顔が不細工になってしまうからと踏ん張って、

自分だけは人を攻撃したり傷付けたりしないよう、負の感情を抱かないよう、自分がされた嫌なことを水に流しながら仕事をしていました。

だから彼らのことを、いつの間にか自分の記憶から消し去っていたのかもしれません。

でも実は水に流せてなんていなくて、ずっと心のどこかに引っかかっていて、

いざ社会復帰をしようと就職のための活動を始めた途端に拒絶反応として当時の悲しみや憤りが表に出てきていたのだと気付きました。

ずっと忘れていたけれど、酷いパワハラだけでなく、周りからのマウンティング合戦足の引っ張り合いの両方が、私のトラウマの本当の原因だった気がするのです。

あんな状況でよく頑張っていたよ、当時の自分。

精神力だけで持っていたんだろうなぁ。

だから体が先に悲鳴を上げて、体を壊したんだろうな。

同僚

あれはかなり異常な状態だったから、もうあんな目には遭わないから大丈夫ですよ

同僚にそう言われ、自分の中でも妙に合点がいきました。

きっと、周りから受けた悲しい態度のことを忘れたままでは、私のトラウマは治らなかったのだろうと思います。

人は裏切る生き物。

でもだからといって人間不信に陥るほど若くはないし、被害者意識を持って悲劇に浸る時間も勿体ないし、

そんな中でも見ていてくれる人は見ていてくれるわけで、

私が出来るのは、その出来事を反面教師にして、自分はそういう人間にならないようにすることだけなんだろうな。

そろそろ前に進む時期が近づいている今のタイミングで、忘れていたトラウマの原因のもう半分を思い出すことが出来て、同僚には心から感謝です。

こどら

これはきっと神様の思し召しなのだと思う!!!
(※無宗教です)

40代後半の就活、、、きっと今から厳しい現実に突き当たるのでしょうけど、

少なくとも、もうトラウマは出ないんじゃないかなあ、、、と、楽天的なことを思う今日この頃です。

あとがき

人に会って話をすると、別の目線での意見が聞けて、そこから学ぶことや得ることが沢山あるものですよね。

このまま第六波が来ずにコロナが落ち着きますように。

ということで、今回は真面目な話になってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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