<実体験>体温(平熱)を35度台から36度台に上げる4つの方法
冬はインフルエンザや風邪などが流行る季節、、、💦
特に、たった今は、新型コロナウイルスの感染が世界中に拡がっています。
感染症が流行る今の季節に、免疫力を高めウイルスを撃退できる体質になるためには、体温(平熱)を上げるのが重要だということ、ご存知でしょうか。
マスクや手洗いなどの予防はある程度効果的とは言われていますが、完全に体内へのウイルス侵入を防ぐものではありません。
そこで、自己の免疫機能によって、体内に侵入したウイルスを撃退するか、弱めることが必要になってきます。
そして、その免疫機能を高める要素の一つが、前述の通り平熱を上げることなのです。
私自身、社会人になってからストレスが溜まるようになったためなのか、小さな頃から定期的に動かしていた体をほとんど動かさなくなってしまったせいなのか、、、
気付いたら平熱が35.5度になっていました。。。
今回は、そんな私が、実際に平熱を36.4度まで上げることに成功した、平熱UP方法について纏めたいと思います。
体温(平熱)が低いと何がいけないのか
私が実際に平熱が低かった時には、しょっちゅう風邪をひいてはなかなか治らなかったり、少し疲れただけですぐに微熱が出たりと、、、
とにかく年がら年中体調が悪くなることが多かったです。
体質改善しなければと思いつつ、何をどう改善していいのかわからずにいた時、テレビ番組で平熱が低い人のデメリットが取り上げられていました。
最近では平熱36度以下の人が増えていて、そういう状態を低体温といい、免疫力の低下が一番の「大問題」だというのです。
その内容は実に衝撃的なものでした。
- 体温が一度下がると免疫力が30パーセントも落ちる
- 白血球の働きが落ちているため、風邪などの菌やウィルスに弱いばかりか、がん細胞が増えやすい状態に、、、
- 新陳代謝が落ちるため、太りやすく、老けやすくなる
その番組を見て、「なるほど」と合点がいきました。
それで私は普通の人よりも頻繁に風邪を引いたり、すぐに体調を崩していたのだと気付いたからです。
自覚していた体調不良の症状だけではなく、将来癌になるリスクも上がり、老けやすいというのですから、
これはもう、今すぐにでも体温を上げるしかないと思いました。
体温(平熱)を上げる4つの方法
色々調べた結果、平熱を上げる方法はざっくりいうと下記の3つだということがわかりました。
- 運動をして筋肉量を増やし、新陳代謝をあげる
- 体を冷やさない
- ストレスを溜めない
ストレスを溜めないようにすることはそれまでも試みていましたし、運動を急に始めても続かなければ意味がないし、、、
そこで、私が実際に行った方法は次に上げる4つでした。
- シャワーのみ生活からお風呂生活に切り替える
- 生姜を食べる
- 温かい飲み物を飲む習慣をつける
- 体を冷やさないように気を付ける
これなら、どれも少しの気持ちの切り替えだけで、無理なく習慣付けられるものです。
一つ一つの項目について、次で具体的に説明していきます。
シャワーのみ生活からお風呂生活に切り替える
それまで自宅では、冬であっても朝シャワーで済ませることが多かったため、出来るだけお風呂に入るようにしました。
美容の観点も考えてヒートショックプロテイン効果(※)も狙い、42度で10分間の入浴を3日に1回のペースで入りました。
※ヒートテックプロテインとは、熱によるストレスを体が感じることによって、傷ついた細胞を修復する働きを持つタンパク質のことで、
このタンパク質が増えると、美容効果や免疫力アップが期待できます。
ただ、寒い時期は入浴による急激な寒暖差は体に良くないため、先にシャワーで少し体を温めた後で熱い湯船に入っていました。
これであれば忙しい毎日でも無理なく入浴できますし、簡単に続けられました。
生姜を食べる
寒い季節には、体を温める効果のある生姜を、出来るだけ毎日食べました。
お味噌汁の代わりにオニオン生姜スープを作って飲んだり、生姜と鶏団子のお吸い物を作ったり、炒め物や鍋物にも何かと生姜を加えました。
いずれにしても、体を温めるためには、温かい食べ物に生姜を加えるのがポイントです。
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温かい飲み物を飲む
毎朝起きたらまず、温かい飲み物を一杯飲むようにしました。
飲むものは、体を温める効果のあるハーブティー、緑茶、お白湯などを、飽きてしまわないようにその日の気分で選んでいました。
カフェインは体を冷やすと聞いたので、基本的にノンカフェインの飲み物がオススメなのですが、例外は緑茶です。
例外と言っても勝手に私が作ったルールなのですが、緑茶に含まれるカテキンには殺菌効果があることは有名ですし、
美容にもよく、癌予防になるという研究結果があったりするためです。
また、朝のみでなく、夏場でも常に常温の水分を摂り、冷たいものは極力飲まないようにしていました。
体を冷やさない
これは完全に若気の至りなのですが、若い時にお腹や足を出しすぎていたため、20代後半くらいから冷え症になってしまいました。
そんな体を常に温めておくために、お腹から腰にかけてと足首を冷やさないようにしていました。
冬場は服に貼るタイプの小さいカイロを尾骶骨あたりに貼って過ごし(薄手の服だと低温やけどに注意)、
家ではモコモコ靴下に室内履きを履き、床からの冷たさが伝わってこないようにしました。
体温(平熱)が上がるとどうなるのか
これらの方法を習慣付けたその冬には、ナント一度も風邪をひくことなく過ごすことができたのです。
勿論インフルエンザにも掛かりませんでしたし、あれほど頻繁に体調不良を起こしていたのが嘘のように、微熱が出なくなりました。
実際に体調の良い時に熱を計ってみると、以前は口内も脇も35.5度だった平熱が、
半年後には、口内で36.4度、脇で36度(※)になっていました。
(※口内と脇では平熱が異なり、体の内部の方が熱いのです)
おまけ:シンガポールに来てからまた平熱が上がった!
そうなのです。
シンガポールに来て最初の3週間で、またまた体温が上がったのです。
シンガポールに来てからの3週間は、新しいお家に引っ越すまでに時間があったので、ホテル暮らしをしていました。
仕事は辞めたし、まだ家もないので主婦になったということでもなく、完全なるプータロウ状態でした。
そこで、運動不足になってはいけないと、毎朝少し涼しい時間帯に30分から1時間程度のウォーキングをしていました。
気が向けばプールで泳いだりもしました。
この数年間続いた会社でのパワハラが原因で自律神経が乱れたこともあり、毎朝温かいお湯に溶かしたツムラの漢方も飲んでいます。
お風呂には入れていませんが、簡易キッチンがあったので、毎日生姜も食べていましたし、
窓が開かずに室内の温度調節が難しくて寒かったので、レッグウォーマーと靴下をずっと履いていました。
体を壊すほどのパワハラに悩まされていた仕事を辞めたことで、ストレスが解消されたこともあるのかもしれません。
そして3週間程が経った頃、新型コロナのこともあるので毎回ホテルに戻ってくる度に入り口でされていた検温の数値が、急に36.8度と高くなったのです。
ホテルで使っているものなのであまり正確ではなかったようなのですが、自分で計ってみると、
口内が36.8度、脇が36.4度(※)と、どちらも0.4度上がっていたのです。
(※)今日計っても同じ数値です。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は、私が実際に実践して成功した平熱の上げ方を4つご紹介しました。
どれも簡単に習慣にでき、今日からでも始められるものばかりですので、是非試してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。