めんどくさい人間関係に縛られない!!3つの方法で鈍感力を磨こう!!
一度しかない人生、出来れば楽しく幸せに過ごしたいですよね。
でも、、、そんな願いも虚しく、現実に立ちはだかるのは人間関係の煩わしさ、、、。
パワハラ、セクハラ、いじめ、嫌がらせ、妬み、足の引っ張り合い、ちょっとした意地悪など、
人からのマイナスの感情に晒されていると、心が疲れてしまいますよね。
いくら煩わしいと言っても人間関係を全て断ち切るなんて事はできませんし、
一部の心無い人との関係を避けるために、本当は素晴らしい筈のその他の人間関係までシャットアウトしてしまうのはとても勿体ないことです。
私も以前勤めていた会社で長年に渡るパワハラ被害の経験があり、、、
会社は辞めたくない、でも訴えたところで良い方向に転ぶとは思えない、、、
という状況下で、鈍感力を身に付けることにしたのです。
そこで今回は、そんな私が実際に鈍感力を身に付けるためにした、3つの方法についてご紹介したいと思います。
この記事を読むとわかること
長年に渡るパワハラによって自律神経のバランスを崩してしまった私が実践してみて、ストレスに感じる量を減らすことに成功した、鈍感力の磨き方がわかります。
鈍感力とは?
職場や学校、パート先、ママ友、PTAの役員など、どんなに嫌な相手とでも、どうしてもお付き合いしなければならない状況ってありますよね。
毎日自分に対する嫌がらせが続いたり、あからさまなわけではないけれども何だか嫌がらせを受けているような気がする、、、
などなど、状況は様々かと思いますが、
その人に会うと思うと気が重いし出来れば避けたい、なのに逃れられない状況、、、
そんな時、全てを真正面から受け止めて気に病んでしまう人と、さらっとスルーして受け流せる人。
その違いこそが、『鈍感力』なのです。
鈍感力を磨くと何がいいの?
鈍感力を磨く最大のメリットは、ストレスによるダメージが減り、生きやすくなる、ということです。
私は人からのマイナスの感情をキャッチしやすく、気にしがちなタイプでしたが、身近に、鈍感力のお手本としたい人物がいました。
一人目は職場の元同僚。
彼女は人よりストレスを感じる事が少なく、いつも明るく笑顔で過ごしていました。
勿論、彼女なりにストレスがあったり悩みがあったりするのですが、
例えるなら、たった今世界中で猛威を奮っている新型コロナやインフルエンザなどのウイルスも、同じように感染しても、軽い症状で済む人がいると思います。
まさに彼女は普通の人よりダメージが少ない人生を歩んでいる、そんな印象の人でした。
そして二人目はうちの夫。
たとえ嫌な事があったとしても何事にも動じないですし、頼もしいのですが、
気にしない能力が人一倍あるのです。
という事で、、、
鈍感力さえあれば、同じストレスに晒されたとしても、少ないダメージですぐに立ち直る事ができるようになるのです。
鈍感力の磨き方
それでは早速、そんなお手本とすべき同僚の思考や、夫の助言から、私が実際に身に付けた鈍感力の磨き方について纏めていきたいと思います。
ネガティブなフィルターを通さない
人には少なからず過去の苦い経験というものがあるものです。
その経験が自らにネガティブなフィルターを張り、私たちは知らず知らずのうちに、そのネガティブなフィルターを通して物事を認識しています。
例えば、昔、赤いりんごを買って食べたら、その中に芋虫が入っていたとします。
そして今、目の前に美味しそうな赤いりんごがあるとします。
周りの人がそれをみて「美味しそうなりんごだから買おうよ」と言っているのに、
「どうせまた虫が入っているに違いないから嫌だ」
と、思い込んでしまう、それこそがネガティブなフィルターです。
確かに昔一度、嫌な経験をしたかもしれません。
でも、今目の前にある事実は「目の前に美味しそうに見える赤いりんごがある」ということだけなのです。
もしかしたらまた芋虫が入っているかもしれません。
でも、もしかしたら、何も入っていない、美味しいりんごなのかもしれません。
ここで注目していただきたいのは、上記2つの「もしかしたら」や「かもしれない」は、可能性であってどちらも既存の事実ではないということなのです。
人間関係においても同様で、以前に嫌な思いをした事がある人は、似たような状況におかれると、
実際には起きていないネガティブな発想を抱いてしまい、自分で自分を追い込んでしまうことがあるのです。
このネガティブなフィルターが分厚くなっていると、上司や先輩、友達など、他人からの一言に過敏になってきます。
本当は1しか言われていないのに、それを自分自身で5にも10にも膨らませてしまうのです。
以前の私は、パワハラや仕事のストレスなどが重なると些細なことに過敏になって、誰かからの一言がつい気になってしまい、
今のあの言葉ってどういう意味?ああいうこと?こういうこと?
と想像を膨らませ、
(昔、嫌な目にあったことがあったら、きっと今回も)ああいう意味で言われたに違いない
と、傷ついていました。
でも、実際に言われたことだけを事実と認識して、言われていないけれども空気を読んで「それってこういう意味なのかもしれない」と思ってしまったような、
想像で付け加えた部分は事実ではないと認識して気にしないようにしてみたのです。
今から思うと、「そうかもしれない」ことは逆にいうと「そうではないかもしれない」のですから、かもしれないことで気を病んでも仕方ありませんよね。
だって、そうではないかもしれないのですから気にしないに限りますし、仮にもしそうだった場合には、その時に対処を開始しても遅くはないですし。
ということで、、、
過去の苦い経験はレッスンラーンとして次に前向きに活かすためだけに使うようにして、ネガティブなフィルターは取り外すように心掛け、そうやって、言われていないことは考えないようにしてみると、
誰かの一言でしょっちゅう傷ついていたところが、人の言葉があまり気にならなくなり、傷つく頻度も減っていきました。
相手を蟻(アリ)と思う
パワハラ、セクハラ、いじめ、嫌がらせ、意地悪、などなど、、、
そんなことをする相手の人間性はとても低いと言わざるを得ません。
それに比べてみたら、こちらはれっきとした人間なのですよね。
パワハラに相当悩んでいた時期には
気にしないようになるためには出家でもしなければ無理なのだろうか
とか、、、
ネットで見つけた「悪縁を断ち切るおまじない」を試してみたりとか、、、
クーー、いっそのこと呪ってやりたい!
はっっいかん、いかん、そんなことしたらアタシがブサイクになるっっっ!!!
とか、、、
ちょっとばかり迷走していた時期があったのですが(笑)、
そんな時に夫に言われた一言が、
パワハラするようなヤツは所詮アリみたいなものだから気にするな
というものでした。
それが例え数匹がかりだったとして、小さなアリが人間に攻撃しているみたいなものだと言うのです。
彼らは決して毒アリなどではないので、
アリに噛まれたらそれなりに痛いけど、『痛い!』と言ってそれで終わり
それ以上でもそれ以下でもない
と。。。
そんなアリによる攻撃によって、人であるこちらがダメージを受ける必要など全くないのだと思うと、少しづつですが受けるダメージが少なくなっていったのです。
また、アメリカの若手俳優クリス・コルファーは、何度も傷つけてくる相手を紙やすりに喩えています。
勇気を与えてくれるとても良い名言なので、私の直訳ですが、紹介させていただきますね。
誰かがあなたを何度も傷つけるときは、彼らを紙ヤスリと思えばいい。彼らはあなたを削り、あなたにも少しは傷が付くかもしれないけど、でもね、最後には、あなたは磨かれて、彼らは使い物にならなくなるだけだから。
クリス・コルファー名言
心のシャッターを下ろす
嫌なことを言ったり・してきたりする相手には、なるべく関わらずに距離をおくようにしました。
仕方なく接する時には、同僚を見習い、
この人はこういう嫌なことをしてくる人なんだな
と予め認識しておいて、心のシャッターを下ろしてから接するようにしました。
私は基本、誰にでも平等に接したいし、誰の話もきちんと聞きたいと思っていました。
でも、誰かの話を真正面から聞くというフェア精神は一般的な相手に対して持つべきものであり、こちらを傷つける気満々で切りかかってくる相手に対して向けるべきではなかったのですよね。
そんな相手には、しっかりと心のシャッターを閉じて、自分の心を防御してから接するようにしたら、
例え嫌なことをされたとしても想定の範囲内となり、こちらも心の準備が出来ているため、ダメージが少なくて済むようになったのです。
実際に、私のメールに対してパワハラ上司から攻撃的な長文メールが届いた時にも、
以前であったら真正面から受け止めてストレスがグーっと高まり、怒りも湧いていたところが、、、
相手をアリだと思うようにして、心のシャッターを下ろしてからは、
攻撃をされたことには驚き、長文メールを読んで対応しなければいけないことに面倒だとは思うのですが、
以前のようなストレスの高まりや、怒りの感情はわかなくなりました。
他人の行動は制御できませんが、自分の心はコントロールできるものなのですよね
あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は、長年に渡るパワハラによって自律神経のバランスを崩してしまった私が、
同僚を見習い、夫の助言を受けながら、鈍感力を身に付けていくことによって少しづつストレスに感じる量を減らした、実際の方法をご紹介しました。
この記事を、鈍感力を磨きたいどなたかの参考にしていただければ幸いです。
ただ!!!
それでもどうにもならなければ、体や心を壊す前に、ストレスの元から遠ざかる勇気も必要になってくるかもしれません。
かくいう私も自律神経をやられてしまった後で鈍感力を磨いたので、、、
体調を崩してからでは遅いのですよね
頑張りすぎないことも大切なことですからね。
この記事を見つけてくださり、お読み下さっているあなたはきっと、もう充分に頑張ってきたのだと思うので。。。
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※鈍感力を身につけたい方も、そうでない方も、コチラ↓を、、、