現実はいつも周りから突きつけられる件:駐妻の社会復帰
現在、駐妻から社会復帰するため転職活動中なのですが、現実はなかなか世知辛いもの。
初めてお読みくださる方にざっとご説明致しますと、ワタクシこどらは、
- 長年の会社員生活を辞めて、夫に帯同してシンガポールで生活すること1年数ヶ月
- この春先に日本に帰国して社会復帰を目論み転職活動中
- かつて日本で働いていた時にパワハラにあって発症した自律神経失調症をぶり返す
という状況の40代主婦です。
実は前々からやりたいと思っていることがありまして、日本に本帰国したこの機会に、そちらの方向へ進むべく動きたいのですが、
自分の中で考えていることはあるのに、如何せんなかなか良くならない体調に、周りから突きつけられる世知辛い現実と、、、色々と悩みがちな昨今です。
私の目の前にある選択肢
やりたいことを叶えるためには、現在3つの選択肢があると思っています。
- やりたいことをすぐに始める
- 同じようなことをしている会社に就職し、ノウハウを身につけてから独立する
- やりたいことのために必要な勉強をしてから始める
やりたいことをすぐに始める
一番の近道なのは、当然「やりたいことをすぐに始める」というもの。
ただ、今の私にはそのやりたいことに対する経験と知見がなく、ノウハウもないので、失敗しながら学んでいく、ということが前提になると思います。
本来であればこの選択肢に進んでも良いのですが、必須要素は体力と知力。
今の私は自律神経の乱れで体がついてこず、頭がイマイチ回りきっていないので、この選択肢は一旦おいておくことにしました。
というのも、私の中で、人生というのは努力と縁(チャンス)の2つで出来ていると思っているから。
努力していなければ縁(チャンス)には出会えないと思いますが、縁(チャンス)がなければ努力してもうまくいかないものだと思うのです。
縁がある時には不思議とトントン拍子に行くものだったりしますが、逆に縁がない時には次々と障害が現れたりするもの。
今の自分の状況を見ると、目の前に阻むものが多数あるので、きっとタイミングは今ではないと思うのです。
とはいえ、チャンスが巡ってくるまで何もせずに待っていたのでは来るものも来ないので、チャンスがいつやって来ても良いように準備しておかなければなりません。
ということで、2つ目、3つ目の選択肢が生まれました。
ノウハウを身につけられる就職先を探す
2つ目の選択肢だと一定期間ですが失業給付金も頂けるので、現在はこの選択肢に進んでいるわけなのですが、
今までいた業界とは違う業界に移りたいと思っています。
そしてできれば在宅勤務を取り入れているところが、今の体調不良を考えると一番だと思っています。
「40代、シンガポールにいた期間分がキャリアのブランクになっている、未経験」という三重苦を抱えているため、かなり難易度が高いのはわかっています。
でも、何でも良いから働きたいわけではなく、今後に繋げていける仕事を見つけたいので、時間がかかるであろうことも重々承知しています。
でもハローワークの方に求職活動で相談すると、
40代女性で未経験の業種への転職?正社員?もっと現実を見た方が良くない?
という雰囲気を感じてしまうのですよね。。。
シンガポール生活やコロナで人と接していなかったせいか、人の心の声が聞こえる気がする今日この頃(←エスパー?いや、被害妄想かも💦)
と言う事で、ハローワークとは関係なく履歴書を出そうと準備中ですが、さて、どうなることやら?
必要な勉強をしてから始める
未経験で40代だとハンデになるのはわかっているので、丁度失業者支援訓練の中に私の今後に活かせそうなものがありまして、
就職に有利になる(かもしれない)勉強をしてから就職し、ノウハウを得てから独立するという、ちょっと時間は掛かるルートも選択肢の一つになっています。
現在の体調を整える時間が必要なことを考えるとそれもありなのかなと思っていまして、就職活動と同時並行で職業訓練にも応募しようと思ったのです。
最初に年齢制限がないことを確認してからハローワークに申し込みに行ったのですが、、、
訓練後3ヶ月以内にこの職種で働く人向けの訓練なので、同じ年代の同じ性別の方(=40代女性)でこの訓練を受けて本当に就職した例があるのかどうか、まず最初に確認してきてください
ということで、申し込み書を貰うことができず、、、
外部委託されている専門学校の説明会に参加して聞いてみると、
年代や性別に関係なくその人次第なので、ハローワークさんの言い方もどうかと思いますが、、、
と、、、「まあそう言うよね」という回答しか頂けず。。。
しかも、就職活動というものは「絶対にこの仕事しかしない」と絞ってしまうとなかなか厳しいというのは一般常識だと思っているので、
私としては「その業界の一般的な基礎知識を身につけられる」というのが利点であって、実際に訓練を受けたからと言ってその職種に就けるかどうかは年齢に関わらず疑問だと思っていたので、その点も専門学校の方に聞いてみたのです。
するとやっぱり、
絶対にこの職種で、となると最近は特に難しいですが、ここでの知識を自分の経験プラスアルファにして就職していかれる方が多いです
とのこと。
それなら私のニーズともあっていると思って再びハローワークへ戻り、申込書を貰おうと思ったのですが、
そこで再び、なかなか申込書を渡して貰えず、、、
この職種で働くことが前提の訓練なので、こちらで申し込みを受け付けたとしても専門学校さんの方で選定があって、そこで年齢的な要素で断られるかもしれませんよ?
未経験分野への転職ということなので、希望月収が今のままだと高過ぎるのでこれくらい(就職1年目くらいの月収)に下げさせて貰いますね
と、色々と言われた後に、ようやく、なんとか申込書を渡して貰えました。。。
全部で5時間くらい掛かって疲れました
この訓練にかかる講習料が税金から払われるとあって、なかなか厳しい第一関門でしたね
この後の第二関門としては、申し込みの後に専門学校側の選考にもパスしなければいけないと言うのですが、
その際に、表向きは年齢制限は記載されていなくても実際には年齢を考慮されることがある、と、、、
性別にも気を遣う今の時代、年齢制限は設けたくない建前と、本音の現実があるのでしょうか。。。
私が参加した説明会には、定年退職されたと思われる年代の未経験だとおっしゃっている方々もいらっしゃいましたし、
選考というのは面接のことで、家から1時間半ほどかけてコロナ禍の都内に出掛けなければならないのに、
仮に年齢で落とされるようなことがあるのだとすると、上辺だけの建前をかざされても、こちらも時間と労力の無駄になるのですが、、、
その辺りは今後の成り行きをみたいと思っています。
現実は世知辛いけど曲がらないこと!
世の中が世知辛いのはもう仕方ないことですよね。
いくら綺麗事を言っても、実際には、差別やパワハラもあれば、女性であること、歳を重ねていることが不利になることもあるのです。
ただ、一つ思うのは、人生というのは修行のようなもので、その道筋にはいくらでも、諦めたり、いじけたり、ひねくれたりしたくなるような出来事が転がっていて、
自分が頑張ろうと思っても、周りからシビアな現実を突きつけられて悲しくなることだって沢山あって、
でもその度に、外的な要因で自分が曲がっては勿体ないと思い直し、前向きに曲がらないように生きてきたような気がします。
例えば、、、
いくら男女平等だと言ってめくじらを立てても、肩肘を張っても、ギスギスしてあまり気持ちの良いものではないと思うので、だったら自分が女性であることが有利に働くような能力(「共感」「細かな気配り」「細部まで気がまわる」など)で差別化を図り、心に余裕を持って活躍できるようにしましたし、
今回の転職だって、もし年齢がハンデになってどうにもならないのであれば、選択肢1の通り自分でやってみるとか、工夫していくしかないと思うのです。
私はキャリア組と叩き上げで分けると間違えなく叩き上げタイプなので、着々と前に進むことは得意なのですが、肝心の体調が一番の不安要素です。
何しろ気力があってつい無理してしまい、体が悲鳴を上げた結果が自律神経失調症なので
今ある選択肢の他にも、もっと体調を考慮した、第四の選択肢が必要になるかもしれませんねえ。。。
あとがき
日本はどうしても経験者優先のところがありますし、
歳を重ねると、覚えが悪くなる、新しい環境に考えを合わせるなどの柔軟性がなくなる、私のように体調が思うようにいかないなど、実際に不利になる要素があるのも事実ですからね。
でもその分、知恵や人生経験のレベルは随分上がっていますし、いくつになっても新しいことを始められると信じて、
体調を考慮して無理せずにということにはなってしまいますが、とりあえず出来ることから少しづつトライしていきたいと思います。
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ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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