前に進めなくなった時、私が「何もしないをする」理由
先週は急な真夏日になって暑い日が続き、街ではマスクを外して歩いている人が増えた気がしました。
気温の寒暖差が激しいと普通に暮らしていても体を壊しやすくなりますし、
私は今すっかり自律神経失調症をぶり返しているので、ちょっと思い切って先週1週間を何もしないWeekにしてみました。
昔から、少し煮詰まり過ぎたり、心身が疲れたりした時には、何もしないをすることにしています。
というのも、先日コチラ↓の記事にも書いたのですが、、、
就職活動や、いずれやりたいことの下調べなど、働くための準備をし始めると、
以前受けたパワハラのトラウマで頭が締め付けられる、という事態に陥りまして、、、
この度、9ヶ月ぶりに何もしないをすることにしました。
何もしないをするとは?
そもそも「何もしないをする」って何?という感じですよね。
するのしないのどっち?
禅問答???
何もしないということは、普段頑張り過ぎてしまう人にとっては意外と難易度の高いこと。
今日は何もしないでゆっくりしようと思ったのに、つい思い立って、あれやこれやとしているうちに、気づけば普段と変わらず忙しく過ごしていた、、、ということも起きがちです。
ですので私は、何もしないをすると決めて、予定を立てて、何もしないを実行するようにしています。
「何にもしない」という定義は、人それぞれのその時の心身の状態に合わせて、毎日している何か特定のことだけをしないというのでもOKですし、食事の支度すらも着替えすらも言葉通り本当に何もしないで一日ぼーっとするのでもOKです。
今回の私の場合は、特定のこと=働く準備をすることがストレス(トラウマ)になるため、働く準備をしないことに決めました。
何もしないをすることにした動機
最近の私、亀の歩みなれど騙し騙し頑張っていたのですが、どうしても頭が締め付けられて血圧が上がってしまう状態でした。
そんな中で今週は、以前に申し込んだ職業訓練の面接があるので、その前に体調がおかしくなって行けなくなってしまっても困ると思いまして、
思い切って1週間、働くための準備を一旦全て中止することにしたのです
先週は急な真夏日になり、体を壊しやすい自然要素に関しては自分では如何ともし難いので、せめて精神的なストレスを減らそうかと思ったわけです。
無理をしてなかなか進まないと焦るよりは、少し休息を取ってから再開したほうが効率が良いこともありますし、
急がば回れの方が、結果的に早いかもしれません。
何もしないをするための5箇条
何もしないとなると、どうしても湧いてきてしまうのが何もしていないことへの焦りや不安、罪悪感。。。
普段からつい頑張り過ぎてしまう人の思考回路って厄介ですよね。。。
せっかく何もしないでリラックスしようと思っても、何もしないことによってストレスが溜まってしまっても逆効果です。
ということで、私の何もしないをするための5箇条は下記。
- 何もしない期日を決める(何時間、何日間など)
- 何もしない内容を決める(何もしない期間に「しないこと」を具体的に決める)
- 何もしない期間はリラックスをして、しないと決めたこと以外も、なるべくサボれることはサボる
- サボったことを自分で褒める
- サボった中でも出来たことを認めて自分を褒める
今回の例で当てはめてみると、、、
- 期日は1週間
- その間、働く準備は一才しないことに決めました
- その中でも、ブログすらも書かない日も作って、書く代わりに読書をしてみました
- 何もしない日を過ごせた自分を誇りに思い、褒めます
- 家事をしたり、読書をしたり出来たことを褒めました
私えらい!やればできる!
偉い!
一緒になって褒めてくれる夫にも感謝です。
実はサボると決めたら気が軽くなり、半日で体調(頭の締め付けや血圧の上昇)も良くなったので、切り上げて行動を開始しようかと思ってしまった私。。。
でも思い直して、プラン通りに何もしないを実行し続けることに決めました。
考えてみたらいつもこうやって、少し良くなってはすぐに活動してしまってぶり返してきたのですよ
なんだか私、新型コロナの緊急事態宣言と、その解除後のリバウンドのようですね。。。
何もしないをする効果
仕事がハードだった4年前から、たまにお休みの日に何もしないをする日を作ってきたのですが、
この方法は、最近ちょっと頑張り過ぎてお疲れ気味という人にオススメです。
リラックスできて、リフレッシュするので、翌日からまた頑張れます。
先日、たまたまTwitterで「何もしないをしてみたらスッキリした」とおっしゃっていたフォロワーさんがいらしたので、
私もたまに何もしないをします!!!
と、同じことをしている方がいることに嬉しくなってしまいました。
数年前には、パワハラが酷くなって血圧が急上昇していた時期に、夏休みのどさくさに紛れて3週間会社をお休みさせて貰ったこともあります。
最初は1週間の予定でしたが、一旦下がった血圧が、明日から会社が再開すると思うと再び上昇してしまうので、結局3週間に伸びました。
最後は強硬手段に出て、会社に行っても大丈夫だという成功体験を積み上げることで克服するしかないと気付いたから出社を再開したのですが、
ゆっくりできた時間は張り詰め通しだった体と心を休ませてくれたので、休んで良かったと思います。
今回は、何もしないを1週間した結果、血圧も正常値に戻り、あることに対する自信がついたような気がします。
というもの私、今回の「何もしないをする」には、とある目的があったのです。
今回「何もしないをする」ことで試したかったこと
実は今回の「何もしないをする」には、リフレッシュすること以外に、ある目的がありました。
私はいつも、人間の体と心と頭の関係というものは、別物だけれど密接に繋がっていると思っています。
思考は自分の意思でコントロール出来ますが、心というものはなかなか難しいですよね。
でも、頭に言い聞かせることによって心に浸透させることは出来るのです。
今の私は心がトラウマで暴走して体に拒絶反応が出ているので、
- 最初に「いつまで、何と何をしない」と頭で決める
- 体と心を頭で決めた通りに休ませる
- 今日から動く、と頭で決めた日から実際に活動(=働く準備)を再開する
- 働く準備を開始しても誰からも責められなかったという事実を認識し、心を安心させる
そうやって頭によって計画したことの成功体験を積み重ねることが出来れば、心と体をある程度思い通りに頭でコントロールできるようになるのではないかと考えたのです。
そうなれば今後、トラウマや自律神経失調症も、自分の思考によって解決できるようになるかもしれません。
(※もし、一旦休んでみたら活動を開始出来なくなってしまった、、、という方は、本当は多分専門家の力が必要ですので無理しないでくださいね)
あとがき
いつまでも過去のトラウマに囚われ続けている訳にもいかないですし、
まずは無理せず、自律神経失調症を治すことと、トラウマの克服に尽力しなければいけません。
時間はかかるかもしれませんし、一歩進んでもまた後退してしまうかもしれませんが、ゆっくり、一つづつ、目の前のことからクリアしていくしかありませんからね。
ということで今回は、前に進めなくなった時に私が「何もしないをする」理由について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※頑張り過ぎてしまう方も、息抜き上手な方も、コチラ↓を、、、