パニック障害にならないために:不安になりそうな時の回避法
たまたま体調が悪い時に電車に乗って具合が悪くなって以来、何となく混んでいる電車が苦手、、、
そんな経験ないでしょうか。
私はこの2ヶ月くらい、すっかりぶり返してしまった自律神経失調症と闘っておりまして、、、
気温の温度差が激しいと胃腸の調子がおかしくなったり、緊張型頭痛になって血圧が上昇してしまうのです。
これらは日本で働いていた時に受けたパワハラによる悪影響なのですが、
この春にシンガポールから帰国して、いざ、社会復帰を目論もうと思ったら、
どうやらあの時のトラウマもあるようで、就職活動を開始すると思考が止まるという状態にも陥っております。
もう、踏んだり蹴ったりのダブルパンチですよ
先週は急がば回れで1週間活動を休止してのんびり過ごしてみたら体調が良くなった、というのは前回書いた通りなのですが、
それは今、社会復帰のために職業訓練を受けたいと思っていまして、その面接に都会まで行かねばならなかったから、体調を万全に整えておきたかったのです。
そして昨日、満を辞して行ってきました、一年半ぶりに電車に乗って都会まで。
いざ電車に乗ってみたら、、、
ゆっくり休んだお陰で体調も良かったので、朝から久しぶりにオフィスカジュアル系のオシャレ服に身を包み、
特に深く考えずに電車に乗りました。
日本に帰国してからの3ヶ月、専業主婦なので、移動手段は車と路線バス。
電車には2駅分だけ乗りましたが、遠出は一年半ぶりです。
昨日は朝から蒸し暑くて、マスクもしていますし、電車に乗り込む前から若干の息苦しさを感じていました。
体調も落ち着いていたとはいえ完治しているわけではなく、折しも時はコロナ禍という得体の知れない不安もあります。
そんな状態でいざ電車に乗ってみたら、不意に、
あ、なんだか息が苦しい、息できないような気がして怖い!!!
と思ってしまいました。
普段は全く問題ないのに、調子が悪い時にはそういうこともありますよね。
これですね、私はパニック障害にはなったことはないのですが、パワハラが酷かった時期にも同じ恐怖を感じたことがあるので、多分、ここでパニックになると、パニック障害に繋がるのだと思います。
あの不安に呑み込まれそうになる感じ、何とも言えずに嫌ですよね。。。
そんな時は慌てないで大丈夫です
でも大丈夫です。そういう時は慌てない。
わかる!怖いよね。
でも大丈夫。もしパニックになっても、息は出来るし死なないんだよ?
だったらパニックになる必要ないよね?
冷静に落ち着いて考えてみて。ほら、大丈夫でしょ?
と、自分(頭)で自分(心)に語りかけます。
まあこれ、以前、同じように恐怖を感じた時にうちの夫から言われてハッとしたことなのですが、今回は自分で自分に言い聞かせます。
するとあら不思議、心のざわざわが収まりました。
一瞬不安に負けそうになって、
どうしよう、こんなんじゃ社会復帰どころか電車に乗れなくなっちゃうよ
と弱気なことを思いましたが、そこは気持ちをしっかり持って、自分を信じます。
大丈夫よ、もし辛かったらすぐに降りればいいんだし、無理しないから
それにもうアイツ(パワハラ上司)はいないから誰もいじわるしないよ、平気、平気
そうやって心を安心させて、ざわざわが落ち着いたら、これでもかというくらい自分を褒めます。
もー、やれば出来る!
いや、出来ると思ってたよーーー
すごい!よっっ天才!!!
いつも自分でも褒め過ぎだと思いますw
でもですね、どんなことでも出来たことは、例え誰も褒めてくれなくても、自分で存分に褒めることが大切なのだと思うのです。
だって、自分が頑張っているのを一番知っているのは自分だから。
もちろん他に褒めてくれる人がいれば、報告して褒めてもらいましょ。
それから人と比べない。
「みんなは普通に電車に乗れて、それだけじゃなくてもっと頑張っていて、誰それはこんなことを達成してキラキラしていて、それに比べて自分は、、、」
とか、思う必要全くなし!!!です。
人生はプラマイゼロに出来ていて、低い谷に降った後には高い山に登るもの。
そのバイオリズムは人によって違いますが、順繰りにやってくるものだと思うのです。
たった今谷にいるのであれば、それは自分が今谷にいる順番なだけなので、たまたま順番で山の頂上にいる人と比較する必要もないですし、ましてやその人を羨ましがる必要もないのですよね。
むしろそこで妬みや嫉みに取り憑かれると、自分の番が回ってきた時に高い山に登れなくなるので、人のことを気にしている暇はないのです。
私は今、電車に乗れた、凄い!!!
それでいいんですよね。
いや、、、他の人は普通に電車に乗れるんだけど、、、
とか、人はどうでもいいんです。
普通って何?普通という定義は人それぞれです。
今回の私、自分を褒めたら自信がつきました。
格好悪くてもいいんです
そしてどうしても感じてしまうのが、、、
自律神経失調症とか、トラウマとか、ちょっと格好悪くない?
人に言うの恥ずかしくない?
と言う気持ち。
パニック障害もまた然りですし、そこまで酷くはなっていなくても、たまに不安になりそうになるなんて人に言えない、、、と思ったりするかもしれません。
確かにですね、、、いくら綺麗事を言っても、人によっては「弱いんじゃない?」とか、場合によっては「何それ不健康アピール?」とか、意地悪にとらえる人も実際にはいますしね。
でも、それもこの際、どうでも良いですよね。
人にどう思われるかよりも、自分がどう感じるかの方が重要で、自分が心地良く幸せに生きられれば良いわけですし、
もし仮にネガティブなことを言う人がいても、それはその人の人間性の問題であって、私には関係ないことなので。
悪口を言われたらそれなりには凹みますけど、まあそれはそれで
それに、格好悪くてもそれが今の自分だから仕方がないですし、そんな格好悪い自分も含めて、せめて自分だけは自分を認めてあげたいですよね。
あとがき
そんなこんなで無事に面接会場にたどり着いた私だったのですが、
あ、、、私以外、みんなスーツ着てる
久しぶりにオシャレとかしてる場合じゃなかった。。。
面接と言ったって、職業訓練の予備校の面接だと思って、もしやナメていたのか???
今週中には結果が届くようなので、そうしたら面接の様子や、合否の話を書きたいと思いますが、
もし仮にダメだったとしても、今回電車に乗って面接に行けたので予行練習にもなり、これで就職活動の面接にも行けるでしょうし、自信もつきましたよ。
何事にも良い面と悪い面があるものなので、良い面に目を向けて。
ただ、、、
面接に行けたのは良いのですが、家に帰ったら緊張型頭痛になり、血圧を測ったら、またまた急上昇して上が150になっていました。
漢方を飲んで夜には120に下がったのですが、今日は無理せずゆっくり休みたいと思います。
時には、立ち止まったり、後退したり、回り道しながら、焦らずポジティブに行くしかないですね。
焦らず行けよ 行けばわかるさ
ということで、今回はパニック障害になりそうになったときの回避法(自己流)について書いてみました。
(既にパニック障害になってしまったという方は、無理をなさらず専門家を受診なさってくださいね。)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※人生の谷にいる方も、山にいる方も、コチラ↓を、、、