Bengawan Soloブンガワン・ソロのニョニャ・クエ
以前、Bengawan Soloブンガワン・ソロのパンダンカヤケーキを食べたレポートをしたのですが、
今回は、ニョニャ・クエです。
シンガポールと言えば、プラナカンの生菓子、ニョニャ・クエが有名で、
Bengawan Soloブンガワン・ソロは、そのニョニャ・クエでも有名ですよね。
シンガポールに引っ越して来てから、甘いものがあまり好きではないくせに、
それでもせっかくなのでニョニャ・クエは結構色んなところで食べてみています。
でもですね、、、
今まで食べたものはちょっと癖が強くて(おそらくあの癖が本場の味💦)、
正直言って、あまりに食べ慣れていない味で美味しいのやら何なのやら?
ところが、Bengawan Soloブンガワン・ソロでニョニャ・クエを買って食べてみたところ、
その独特の癖がなくて、
きゃーーー
美味しいっっ
ってなりましたよ!
在住日本人の間でも人気だし、
多分、外国人の舌にも合うように作られているんだな、うん、そうに違いない。
(↑※個人の勝手な思い込みです)
ということで今回は、美味しくて浮かれている私にBengawan Soloブンガワン・ソロのニョニャ・クエの食レポをさせてください!!!
ニョニャ・クエとは?
初めての方へ:
プラナカンというのは、マレー半島に移住してきた、主に中国人と現地の人との間に生まれた子孫のこと。そのプラナカンでよく作られる生菓子がニョニャ・クエなんですって。
今回試したのはコチラ。
写真右から、Kueh Talam(クエ・タラム)、Talam Gula Melaka(タラム・ グラメラカ)、Talam Ubi(タラム・ウビ)、一つ飛んでBinka Ubi(ビンカ・ウビ)の4つ。
それからこちらのOnde Onde(オンデオンデ)。
- Bengawan Soloブンガワン・ソロについてとパンダンカヤケーキはコチラから
- プラナカンのニョニャ・クエを最初に食べた時の話はコチラから
- ニョニャを洋風にアレンジしたオンデオンデミルフィーユはコチラから
Kueh Talam(クエ・タラム)
テーブルの上で撮影すると背景が写り込んで生活感丸出しのイケてない写真になるので、ついつい上から撮ってしまいます。
ってそんなことはどうでもいいのですが、この緑と白の2段のお菓子がKueh Talam(クエ・タラム)と言うのだそう。
滑らかで、口当たりはカスタードクリームをモチっとさせた感じ。
どのくらいかと言うと、モチモチとフワフワの中間くらいで、若干トロっとしてもいます。
味は、別々に食べると上のパンダンが爽やかながらも少しビターで、下の白い部分がココナッツミルクの味なのですが、
一緒に食べると甘い中にもしょっぱさがあって、はっきり言って絶妙に美味しい!!!
Talam Gula Melaka(タラム・ グラメラカ)
最初に一口食べた瞬間に、一瞬コーヒー味かと思いました。
甘さもあるのですが、ビターさもあるのです。
先程のKueh Talam(クエ・タラム)では、パンダンのビターさはココナッツミルクの甘さで中和されて感じなかったのですが、
コチラのTalam Gula Melaka(タラム・ グラメラカ)の場合には、緑の部分と茶色の部分を一緒に食べてもビターさを感じます。
上の緑は先程同様パンダンリーフ、下の茶色はパームシュガー(ヤシ糖)なのだそう。
パームシュガーというものを認識して食べたのはこれが初めてだったのですが、
黒糖から独特の癖を取って優しい味わいにしたような味でした。
食感は先程同様、モチモチとフワフワの中間。
やだー、どーしよー、初めて美味しい
Talam Ubi(タラム・ウビ)
店員さんに聞いてみたら、これ、タピオカとココナッツミルクなのですって。
茶色のところはパームシュガーの味だと思うのですが、前述の2つのクエのような滑らかさはなくて、
少しモチっとしているのでここがタピオカなのでしょうか???
ココナッツミルクとパームシュガーの優しい味わいでした。
Binka Ubi(ビンカ・ウビ)
4つの中で一番モチモチしていたのがこのBinka Ubi(ビンカ・ウビ)。
日本のおはぎの食感とは違うのですが、それでもどことなくおはぎを彷彿させるようなもっちりさで、ココナッツ味。
甘過ぎず、でもずっしりしているのでお腹にたまる感じでした。
気になるか、ならないかくらいの微妙なところですが、ココナッツなのか、これだけ多少の癖はあるかな???
Onde Onde(オンデオンデ)
パンダンリーフの緑色のお餅の中には黒蜜が入っていて、回りにはココナッツがまぶしてある、
一口サイズの有名なニョニャ・クエがオンデオンデ。
これまたBengawan Soloブンガワン・ソロのものは独特の癖がなく、
液状の黒蜜が黒糖のような味で、日本の和菓子にもありそうなお味。
これは日本人の口に合うこと間違えなし!
今回食べた中では、オンデオンデが一番甘い気がします。
あとがき
Bengawan Soloブンガワン・ソロのニョニャ・クエには独特の癖がほとんどなくて、
プラナカン初心者の私にもすんなりと馴染める味でした。
個人的には最初の2つ、Kueh Talam(クエ・タラム)、Talam Gula Melaka(タラム・ グラメラカ)が、
味も食感もお気に入りです。
本当はもう一つ、Lapis Sagu(ラピス・サグ)もまさにウイロウみたいでモチモチで美味しかったのですが、
カラフルな見た目にテンションが上がりまして、、、
写真を撮る前に食べちゃいました
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※ニョニャ・クエ好きさんも、そうでない方も、コチラ↓を、、、