シンガポール人の友人の困った口癖:外国人の口癖
今日から4月のスタートですね。
去年の4月といえばシンガポールは新型コロナによるサーキットブレーカーだったので、外を歩ける幸せが身に沁みます。
先月シンガポールを引き揚げてきた我が家にとって、3月は別れの季節だったのですが、
このブログでよく登場しているシンガポール人の友人家族ともお別れをしてきて、
いつもなら「またすぐ会おうね」と言って別れるところを、今回に限っては新型コロナのせいで「今度はいつ会えるかね」と言いながらの歯切れの悪い別れになりました。
そんなシンガポール人の友人なのですが、とっても良い友人なのですが、1つだけ困った口癖がありまして、、、
友人の困った口癖とは
先日、この友人がどんな人物なのか記事にしたのですが、、、
- シンガポール人の友人、新居を購入する の巻はコチラから
外国人にも勿論「口癖」というものがありますが、
彼の場合は困ったことに、、、
Real(=リアル=本当の)
という言葉が口癖なのです。
普段から「リアルポーク」「リアルスノー」と、事あるごとに何にでも「リアル」をつけたがるのですが、
この口癖の何が困るのかと申しますと、、、
エピソード1:シンガポールスリング事件
我が家のシンガポール生活が終盤に近づいたある晩、シンガポールスリング発祥のロングバーにシンガポールスリングを飲みに行きました。
実はその時に、酔っ払って気持ち良くなっていた友人が、バーの店員さんに、この店のシンガポールスリングが大好きなんだと言う熱い思いを語り出しまして、、、
僕はここのリアルシンガポールスリングが大好きなんだよ。複雑で芳醇な味でさ、他のフェイクシンガポールスリングには真似できない味だと思うよ!
え?いくらここが発祥とはいえ他のお店をまさかのフェイク呼ばわりしちゃう?(←ハラハラしてます)
ありがとうございます。他のお店のシンガポールスリングも美味しいですが、当店のシンガポールスリングはスペシャル(特別)なので、お気に入り頂けて光栄です。
リアルをスペシャルにさり気なくすり替えるとは、この店員さんデキる、、、
- シンガポールスリング発祥のロングバーでシンガポールスリングを飲んだ話はコチラから
エピソード2:ティラミス事件
シンガポールを発つ前夜に、最後に街で一緒に食事をしたのもこの友人とで、
シンガポール生活の中でもピザがお気に入りだったD.O.Cと言うお店に行ったのですが、
この日はたまたまシェフが私たちのテーブルにデザートを勧めにやってきてくれました。
デザートはいかがですか?
あ、じゃあ、私はパンナコッタ下さい
ねえシェフ、この店のティラミスってリアルティラミス?
リアルティラミスって???
夫も私もシェフも、意味がわからずに一同ポカーンとしましたよね。。。
リアルティラミスって何のことだよ?欲しいなら頼みなよ?
いや、ここの店のがリアルティラミスなら頼みたいけど、リアルじゃないなら要らないからさ。
ねえシェフ、リアルなやつはスポンジにコーヒー味のクリームが挟んであるやつのことなんだけど、この店のはリアルなの?
イタリア人シェフにそんな雑なティラミスの説明っている???
リアルって、、、
この私がこの店で作っているティラミスですが???
(↑流石にちょっとムッとするイタリア人シェフ)
あ、すみません、じゃあそれ1つ下さい
空気を読んで夫がティラミスを注文し、出てきたリアルティラミスがコチラ。
てかさ、リアルかどうか確認するってことはフェイクティラミスがあるってこと?
え、知らないの?食べたことない?よくあるじゃん、フェイクティラミスは凍ってるんだよ
それってティラミスアイスなんじゃないの?私は食べたことはないけども、、、
あのさーー、前から言おうと思ってたんだけどさ、その「リアル」って口癖やめたほうがいいと思う
、、、
妻からもよく言われる。。。
あとがき
誰にでも口癖ってある物ですよね。勿論外国人にもありますしね。
でも、この口癖がちょっと困った物だった場合には、、、聞いているこちらがハラハラしてしまいます。
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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