帰国してみたらシンガポールと日本でお家生活が違うと思うこと
日本はすっかり春ですね。
今日で3月も終わりですが、今年は例年よりも暖かく、我が家の周りでは桜が満開を通り越して葉桜になり始めています。
この3月にシンガポールから日本へ戻って来たばかりの我が家ですが、
シンガポール生活と日本生活では、当たり前なのですがやっぱり違いますよね。
ということで今回は、シンガポールと日本でお家生活が違う点についてつぶやいてみたいと思います。
家事が楽になった
シンガポールに限った話ではないですが、駐在であれば海外での生活は仮住まいの仮生活。
現地の家には家具もついていますし、電化製品も日本とは電圧や形状が違うので、必要最低限のもので我慢して暮らすことになりがちです。
シンガポールの自宅にあったのはオーナー所有のミニ掃除機で、家の隅のゴミを吸うにはいいのですが、床全体に使うとなると大変なので、掃除はもっぱらクイックルワイパーで我慢していました。
毎日3食のお皿洗いも、流しが狭くて(日本の一人用のアパートくらいの大きさ)使いずらかったです。
それが日本に戻ってきたら、、、
お皿が多ければ洗い物は食洗機にお任せ♪
お掃除は毎日この子にお任せ♪
同じ家事をするにしてもシンガポールの仮住まいより、日本の自宅での方が楽々です♪
ここで話はずれますが、、、
この掃除ロボ、素足で歩くとわかるのですが、見事にスッキリ綺麗になるから我が家の必需品です。
三角形タイプを選んだので隅も意外に取り残しがないですよ。
小さなものが動いているから可愛くて、我が家では「あの子」とか「この子」と呼んでます。
ねえねえ、あの子2階に持ってきて
わかった
毎日の家事がとっても楽なのにいつも家の中を綺麗にしておけて、自分では階段を掃除するだけですむので重宝しています。
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することが沢山ある
シンガポールでは自宅とはいえ仮住まいなので、
- 大掃除など、必要以上に部屋を綺麗にするような気力はわかない
- シンガポールの我が家は海外なのに狭いというレアケースの物件ゆえ、そもそも掃除をする範囲が狭い
- 常夏のため夏服で洗濯物も溜まらない
- 趣味のガーデニングもできない
という生活だったため、特にすることも多くなかった気がします。
そのため、私は専業主婦と名乗れるようなことは全然していなくてプー子状態だったわけなのですが、、、
毎日ブログを書いていたのと、プログラミング勉強したくらい
日本だと自宅なので、家の中を綺麗にしたり、植物たちのお世話をしたり、ガレージやデッキを掃除したり、毎日することが満載です。
また、我が家ではもともと基本的にテレビを見ない生活を送っているのですが、
日本に戻ってきたらiPhoneに各局の見逃し配信アプリが入っているので、ついついドラマを見たりもしちゃいますよねえ。。。
ドラマなんて見てると馬鹿になるよ?
(↑かなり偏った意見の持ち主)
体を気にするようになった
シンガポールは食材の9割が輸入で、日本のように新鮮で美味しいお野菜が売られているわけではなく、
ウェットマーケットと呼ばれる市場で買った新鮮野菜ですら、熱帯だとそうなのか味が薄くて、、、
それが日本に帰ってきてからは、普通にスーパーで売られている野菜の新鮮さや美味しさに感動する日々。
また、シンガポールの自宅はシャワーだけだったのですが、熱いお湯が出るのは3分だけというウルトラマン生活だったので、
日本に帰ってきてからは、温かい湯船で寛ぐことができるだけで幸せを感じています。
そうやって新鮮な物を食べ、湯船などでリラックスできるようになったせいなのか、
美容やダイエットに注意が向き始めました。
先日なんてお風呂上りに久しぶりにストレッチとかしちゃいました
虫やヤモリの心配ご無用
私がシンガポール生活を引き揚げてきて、最大にして心から嬉しいこと、それが虫とヤモリの脅威から逃れられたこと。
黒いアイツ(Mr.G)、高層階なのに飛んでくる大きな虫たち、隙あらば侵入してくるヤモリたち、、、
シンガポールは暑いので虫が多いのに網戸がないため、家の中でも日々虫やヤモリに怯えて暮らさねばならないという、虫嫌い・爬虫類嫌いには辛い国。
日本では網戸という強い味方がいるので安心して暮らせますし、
シンガポールでは日々悩まされ続けたチャタテムシやダニやカビたちも、乾燥した日本では梅雨の時期以外はあまりお目に掛からずにすみますからね。
あやつらがいないだけで、本当に心から安心して寛いで暮らすことが出来ます。
VIVA網戸!!!
私だけかもしれないこと
海外生活といえば、ほとんどの方が日本の家より広くて素敵なお家に住めるはず、、、
なのですが、、、
シンガポールの我が家はレアケースで狭く、おまけにすぐ上の屋根がうちの階だけ長く突き出していたせいで、
高層階なのに騒音が酷いというハズレ物件でした
ということで、ここからは我が家だけかもしれないのですが、、、
朝早く起きられる
シンガポールでは、早朝4時くらいから夜中の1時頃まで絶えず家の下を走っていたMRT。
我が家の上にだけ長く突き出した屋根のお陰で30階以上の高層階なのに騒音が酷くて、
ベッドも質も悪かったのだと思うのですが、
夫は不眠症になり、私も眠りが浅くて、
毎朝なかなか起きることが出来ず、昼間も毎日すごく眠くて堪りませんでした。
一方の日本の自宅はというと、、、
街道の近くなので、神経質な人であれば多少気になってしまうかもしれないくらい一晩中音がするにはしているのですが、
シンガポールでの騒音とは比べものにならないくらいに静かで、
ベッドもドイツからお越しのちゃんとしたものを買っているので、日本に帰国してからはぐっすり眠れて、朝も早く起きられるようになりました!
開放感が違う
日本の自宅は一般的な東京の一軒家の広さで、どちらかというと小さい方なのですが、
シンガポールの自宅はそれ以上に狭かったので、
日本に帰宅して家の広さが一回り広くなったのと、2階建ての空間の広がりのせいか閉塞感がなくなりました。
リビングにいても、シンガポールではすぐ上に突き出した長い屋根のせいで空の上の方が遮られて視界が下に広がっていたのですが、
日本の自宅からは空を見上げられるので、そのせいもあるのかな???
家の中で筋肉痛
日本の自宅が2階建てなので、日常生活で階段の上り下りがあります。
少し大き目のスリッパが落ちないようにして登っていたら、いつもは使っていない足の筋肉を使っているみたいでして、、、
帰国した翌日から筋肉痛になりました
シンガポールでは集合住宅(コンドミニアム)で階段がない部屋に暮らしていましたし、
考えてみたら、セキュリティーの問題からコンドミニアムもショッピングモールも階段は使えない作りになっているところが多く、あまり階段を上り下りすることがなかったような気がします。
しょっちゅう止まるエスカレーターを階段のように登ることはありましたけど
あと、玄関先の花壇スペースにしゃがみこんで植物たちの手入れをしていたら、太腿がパンパンになりました。。。
あとがき
どの国かに関係なく、自分の生活の拠点になっている地で落ち着けることがとっても幸せなことですよね。
私は今回久しぶりの海外生活でしたが、
夫は10年以上、いつ世界のどこへ行かされるかわからない流浪のサラリーマン生活を送っていたので、
早く日本に帰りたい
といつも言っていましたが、その気持ちがとてもよくわかった気がします。
30代前半くらいまでの若い時代は良いけれど、やっぱり40過ぎると落ち着いて生活できるのが一番ですし、
社会に出て働くとストレスにまみれるので、落ち着ける場所でリラックスできる時間が重要になってきますものね。
ということで今回は、シンガポールと日本でお家生活が違う点について、私の場合をつぶやいてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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