おすすめの観葉植物・庭木:育て方のコツやポイントまとめました
自宅の敷地が広くないので、狭いスペースや室内でガーデニングに勤しんでおります。
私は植物を育てるのが好きなのですが、植物を育てていると、日々の癒しになったり、生活にハリが生まれる気がします。
- 植物を育ててみたいけど、実際のところどうなんだろう?
- 植物を育てることで、良いこと、悪いことってあるの?
- 買ってはみるんだけど、すぐに枯らしてしまうんだよなあ。。。
など、、、そんな疑問や感想をお持ちの方に!
今回は、
- 植物を育てるコツ
- 植物を育てることのメリット・デメリット
- 私がおすすめする植物の育て方や注意点
についてお届けしたいと思います。
植物を育てるコツ
たまに「植物は育てている人の代わりに枯れる」というスピリチュアル系都市伝説を聞くことがあります。
あとは「家の運気が悪いから枯れる」とか。
まあ当然そうっすよねーー
と、私は思います。
理由は全くスピリチュアルなことではなく、
体調が悪かったり、心が疲れていたり、何だかついてない時期で落ち込んでいたり、、、
そういう時には大抵、育てている人の注意が植物に向かなくなり、植物の世話が出来なくなるからだと思うのです。
実際に私も、パワハラに悩んでいた数年間は時折植物達に気が回らないことがあり、結果的に枯らしてしまうこともありました。。。
それとは逆に「植物に話しかけると良く育つらしいよ」という噂を聞いたことはないでしょうか。
私の場合は植物に名前を付けちゃうくらいなんで、結構普通に話しかけています
これも本当だと私は断言します。
とはいえ、植物が人間の言葉を理解しているわけでもなく、はたまた妖精がいるわけでもなく、、、
話しかける=気にかけて様子をみている
ということなので、植物のちょとした変化にすぐに気づくことができるのだと思うのです。
植物はある日突然枯れるわけではなく(枯れる理由があれば突然枯れることもありますが)、葉に茶色い点々が出ているとか、元気がなくなっているとか、何かしらのサインがあって枯れていくことが多いので、
毎日しっかり見ていると、枯れる前に対処することができ、結果的に枯れるのを防ぐことができると思います。
ということで、植物を育てるコツというのは、、、
植物に愛着を持って、毎日様子を見ること
それに尽きるのですよね。。。
- もちろん、日当たりや水やりはそれぞれの植物によって多少違って来ますので、買う前にネットなどで育て方を確認するのは基本の「き」です
- 苗は虫や病気に弱いので、いつも枯らしてしまうという人は、ある程度生育した状態のものを買ってくる方が良いかもしれません
植物を育てるメリット
私が感じている植物を育てるメリットとしては、春になって芽吹き、花が咲き、実をつけたりと、そういう変化を見ているのが楽しくて癒される、ということが大きいです。
最近では、夏の猛暑、記録的な長雨や日照不足、極寒の冬と、、、植物達にも過酷な環境になって来ていると思いますが、
そんな中でも枯れずに頑張っている植物達を見ていると、自分も負けずに頑張ろう、と思えたりもします。
また、ハーブは収穫できるので単純に楽しい、という理由もありますよね。
植物を育てるデメリット
植物を育てていて一番嫌なのが、虫との戦いです。
私は自他ともに認める大の虫嫌い。
できれば一生関わり合いになりたくないくらいです。
それが、ガーデニングをしていると、にっくき虫達に我が家の植物が襲われていたりするので、必死に駆除しなければならないのがデメリットです。
また、旅行で家を開ける場合、家の中の観葉植物やキッチン栽培のハーブなどは枯れてしまうものがあるので、長期間留守にするような場合には、持っていくか(我が家は車旅なので)、預けるか、、、毎回悩みどころです。
おすすめの植物ご紹介
ここからは、私が育てている(育てたことのある)個人的におすすめの植物達の紹介と、
今後育ててみたいと思っている方に役立つかもしれない、育て方のコツや体験談・失敗談などを書いておきたいと思います。
ローズマリー
玄関先に植えたローズマリーの苗。
最初は3本でした。
ローズマリーが成長するまで
苗の状態は虫に弱いので、我が家のローズマリーは植えてから程なくしてメイガに食い荒らされて瀕死の状態に、、、
仕方がないので一回抜いて、メイガごとジャバジャバ水洗いをして払い落とし、もう一度植え付けました。
メイガ避けの薬を撒き、なんとか2本は生き残り、私によってローズとマリーと名付けられました。
その後もメイガの巣を見かける度に薬を撒き、割り箸でメイガをつまんで川に捨てにいく日々、、、
その甲斐あって大きくなり、ローズマリーは木になると丈夫なので、今では殺虫剤などは撒かなくてもこの通り元気です。
ローズマリーは、ヨーロッパの家のお庭に生えているようなワサワサした感じに育てたくて、必要最低限の剪定だけして今に至ります。
今では理想通りのワサワサに育ちましたが、花がほとんど咲かないのが悩みの種、、、
ローズマリーを育てる際のポイントは?
(前述の通り)苗は虫や病気に弱いので注意ということと、、、
鉢より地植えの方が良い
と聞きます。
何故地植えが良いかというと、、、
- 地植えであれば、真夏のカラカラな時以外は水やりはしなくても大丈夫
ほったらかしで育ちますが、しんなりしていたらお水をあげてくださいね。 - 地上に出ている枝と同じだけの根が必要なので、地中にスペースが必要
もし鉢の中が狭く、根より枝が増えてしまうと、ある日突然枯れてしまうことがあるそうです。
また、枝が重なりあって風が通らないと、虫が住み着いたり病気になりやすくなるので風通しを良くすることも重要です。
私はワサワサにしたいけれども枯れては困るので、下の方の枝をカットして風通しをよくしています。
ローズマリーを育てた感想は?
ローズマリーを育てると、収穫できるので嬉しいです。
ただ、注意点が1つだけあり、私は肌が弱いので、ローズマリーの成分が強くて触れると蕁麻疹ができるため、直接触れないようにしています。
- ローズマリーの収穫はコチラから
タイム
タイムには色々な種類がありますが、我が家のタイムは名前は知りませんが匍匐タイプ。
タイムが成長するまで
最初は夫の実家から、グランドカバーに良いと聞いて枝を何本が切って貰ってきました。
少しの間水の中で根を成長させてから、地面に移しました。
繁殖力が強いので、最初はこの通り枝を数本植えただけでしたが、、、
植えた翌年の春には、こんなにもワサワサに。。。
タイムを育てる際のポイントは?
このタイム、、、正直言って、ほったらかしです。
地植えの場合は、カラカラの真夏以外は水やりも不要。
鉢やキッチン栽培の場合は、土が乾いたら、底から水が漏れ出てくるまでたっぷりあげます。
(※受け皿に溜まった水は捨てます)
我が家の外の植物で、タイムだけは珍しく病気や虫の被害には遭っていないのですが、もしかすると他のハーブ達よりも後から我が家にやってきて、ある程度メイガなどの対策を経た後に植えたので、被害に遭わなかっただけかもしれません。
ただ、極寒の冬を超えるときに一度枯れたようになってしまい、その次の春には枯れた枝の上に新しい枝が伸びているので、若干成長と見た目が悪くなっている気がします。
枯れ枝と生きた枝が混じり合っているので、枯れ枝だけうまく取り除く作業は地道に大変です。
タイムを育てた感想は?
タイムはローズマリー同様収穫ができますし、毎年春になるとピンク色の可愛らしいお花が咲くのが楽しみです。
ミント
虫に強いと言われているミントですが、我が家は川沿いにあって虫が大量にいる環境なので、、、
3度トライしましたが、3度とも外では虫と病気にやられて枯れてしまいました。
キッチン栽培に切り替えてみたのですが、、、
- 1度目はうどんこ病になって枯れてしまい、、、
- 2度目は夏の時期に4日ほど家をあけていたら枯れてしまいました
ミントの栽培には未だに成功したことがありません
ただ、ミントは収穫してフレッシュミントティーで飲むのが最高に美味しいので、またキッチン栽培に挑戦しようと思っています。
ラベンダー
ラベンダーの香りには無条件に癒されますし、紫色の花がとっても綺麗なので、個人的に大好きな植物。
毎年外植えで挑戦しますが、翌年まで生き長らえたものはなく、、、
- ある年は1ヶ月に及ぶ夏の長雨の影響で枯れ、、、
- ある年は40度近い夏の酷暑を耐えたと思ったら秋の台風で枯れ、、、
- ある年は極寒の冬を耐え抜いたと思ったら、弱っていたのか春先に枯れてしまい、、、
最近の日本の激しい気候で悉くやられているので、今度は室内で栽培し、大きくなったら外に出そうと思っているですが、今年挑戦するかどうしようか、まだ店頭に並んでいるのを眺めているだけで、買ってはいません。
オリーブ
我が家のオリーブの木、オリバーくんには紆余曲折ありまして、、、
2度も危機を乗り越えて現在に至ります。
オリーブが成長するまで
1度目の危機は、コガネムシの幼虫に根を食い荒らされた事件。。。
- 話すと長いので、読んでやって、涙の復活劇!!!はコチラから
2度目の危機は、昨年、我が家がシンガポールにいて自宅を留守にしている間に、、、
ごめんね、、、実は、、、
お水あげ忘れて枯れちゃった
という事件が勃発したのですが、、、
私の実家の父と母が来て枯れ枝を切ってくれて、夫方の母に、これでもかというくらい水をあげて貰ったところ、見事に生き返りました!!!
オリーブを育てる際のポイントは?
- オリーブの根は地中に浅く広がると言うので、地植えか、鉢であれば大きめのもので育てるのが良い気がします。
- 水やりは乾燥気味に育てます。
土が乾いたら、底から水が漏れてくるくらいまでたっぷりあげています。 - 雨の多い梅雨や台風の時期には、屋根の下に入れるようにして、土を乾燥しやすくします。
- オリーブには専用の肥料があるので、それをあげています。
- コガネムシの幼虫の被害に合わないように、土をアルカリ性に保ち、土の中に虫が入りこまないように殺虫剤を撒いています。
オリーブを育てた感想は?
たまに実がなると、我が家のオリバーくんは特に瀕死からの復活劇を遂げているので、感動します。
花が咲いて実がなるのも楽しみですが、オリーブは落葉せず、冬でも葉をしげらせているので癒されます。
外の植物たち全体的に言えることですが、冬の間は耐寒のためか葉の色が少し悪くなのですよね。
寒さに耐えて頑張ってる姿がイジらしい。。。
植物の春夏秋冬は人間の人生のバイオリズムと似ている気がするのですよ。
春に綺麗な花を咲かせて実をつけるまでに、猛暑や長雨、極寒に耐え、虫や病気の脅威に耐える姿には励まされます。
アオダモ
北側の日当たりが悪い場所に植えてあるアオダモ。
そのせいか、毎年葉が黒くなるカビによる病気に悩まされています。
アオダモが成長するまで
- 先日コチラの記事で、アオダモの病気、予防、花について書いています。
アオダモを育てるポイントは?
未だに毎年病気になってしまうので、ポイントは教えて欲しいくらいなのですが、、、
毎年せっせと薬を散布しています。
落葉樹なので、夏の終わりに葉が病気になる以外は、すくすくと育っているように見えます。
父からは、枝が重なるとそこに葉が生い茂り、虫の温床になるので、まだ葉の出ていない春の時期に剪定するように言われています。
アオダモを育てた感想は?
アオダモは一年で様々な顔を見せてくれる木です。
春に芽吹き、若葉が出て、花を咲かし、実をつけて、秋には紅葉して葉を落とします。
すらっとした姿なので、風に揺れている姿も優雅で魅力的ですし、
我が家では冬になると暖色のライトアップを施しているので、枝だけになった姿もまた綺麗です。
ポトス
続いては室内で育てている観葉植物について、まずはポトスのポーちゃんです。
ポトスが成長するまで
直射日光は必要ないと言うので、2階のトイレに緑が欲しくて買ったのですが、光が少な過ぎたようで、こんな姿に、、、
日当たりの良い場所に移して様子を見ていたら、見事に復活しました。
その後は順調にグングンと成長し、気づけばこんなに長くなり、、、
切った方がいいかな?
でもなんだか勿体ない気もするし、、、
ポトスを育てるポイントは?
室内の植物はあまり虫被害や病気の心配はないのですが、明るい室内に置いてあげることが重要みたいです。
水やりは、これまた土が乾いたらたっぷりとあげる。
肥料も特にはあげていませんが、うちのポーちゃんは元気です。
ポトスを育てた感想は?
育てるのが楽な気がします。
黄緑の葉の見た目が綺麗で、涼しげなのが気に入っています。
ツタが長くなるので、高いところから吊るしても良いかもしれませんね。
ベンジャミン
最後はベンジャミンのみどりちゃん。
この子が1番の古株で、以前住んでいたマンションの時からいるので、樹齢10年くらい経っています。
IKEAでテーブルサイズの鉢植えで買ったのですが、古すぎて写真も撮っていないくらい昔のこと。
ベンジャミンが成長するまで
若かりし頃は置き場所を変えたくらいですぐに葉を落としていたのですが、今ではすっかり落ち着いています。
今の家に引っ越してきた年には、お祝いなのか、実をつけてくれました。
ベンジャミンの実は中に花を咲かせていて、実と花が一緒になっているのですって。
実をつけることはとっても珍しいことのようなのですが、日本にはベンジャミンの受粉を助けてくれるコバチが生息していないので、発芽はしないそうです。
引越し祝いに実をつけてくれたみたいで、とっても嬉しかったです
その後、初めて枝を剪定したら、びっくりしたみたいでまた葉を落としたりもしましたが、今ではすっかり落ち着いて、こんなに成長しています。
ベンジャミンを育てるポイントは?
- 水やりは土が乾いたらたっぷり与えます
- 明るい室内で育てる必要があります
- 置き場所をあまり変えずに育てるとトラブルなく過ごせます
置き場所を変えたり、枝を切ったりすると環境の変化に敏感にストレスを感じ、葉を落とすのですよ
ベンジャミンを育てた感想は?
ベンジャミンも室内で育てるため、病気や虫被害はないのですが、
環境の変化などを敏感に感じて葉を落とすので少し手がかかりました。
それが10年経った最近では、場所を移動しても、枝を切っても大丈夫になりました。
今ではすっかり我が家の重鎮のようになっていて、なくてはならない存在になっています。
あとがき
今回は、植物にスポットを当てて、育て方のコツやポイント、体験談を書いてみました。
これから植物を育てたいと思っている方のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※植物好きの方も、まだの方も、コチラ↓を、、、