海外生活で一番つらいのは予防接種!?肝炎混合で苦手克服

砂地の花

海外生活や海外旅行で一番嫌なことって、もしかして予防接種を受けなければならないことではないでしょうか?

ご挨拶

日本で生きていくのに必要な予防注射は子供の頃に大抵受けているはず、、、と思っていましたが、

実は大人になってしばらく経つと抗体がなくなっているため、注射し直しになってしまうものもあるのですね。

そして海外で生活する場合には、日本にいれば受けなくても良い予防接種を受ける必要があったりもします。


うちの夫は仕事の関係で危険な国にばかり行っていたので、黄熱病、狂犬病、破傷風、肝炎など、、、一通り受けている予防接種のエキスパート。

一方のワタシは、はっきり言って

注射が大嫌い

大泣きイラスト

痛いし、受けた後に具合悪くなるし、ロクなもんじゃないと思っていました。

毎年のインフルエンザの予防接種も受けた後1週間くらい具合が悪くなるので、小学校の途中からずっと受けずにきて(でも人生でインフルエンザにかかったのは1回だけ)、

欧米での生活の際には、破傷風が推奨ではあったけれどもマストではなかったので受けずに過ごしてました。

点滴歯医者の麻酔血液検査には慣れているけれど、30年以上受けていない予防接種(ワクチンを体内に入れる)にはもはや一切の免疫がなく、

気付いたら、精神的に拒絶反応を起こす特異体質(*)になってましたよ。。。

(*)ミジンコハートとも言う。覚悟を決めて受けに行っても、実は緊張が凄いみたいで、全身に物凄い力が入っている模様💦


それなのに!!!

シンガポールで生活する際に肝炎の予防接種が推奨されているというので、この度、イヤイヤながらに注射をして参りました。。。

ということで今回は、そんな苦手な予防接種をしてきた体験談と、苦手を克服する方法について書いておきたいと思います。

この記事を読むとわかること

  • 肝炎混合の予防接種を受けた体験談

    実は注射が苦手な大人の方、いらっしゃいますよね?
    こんなに恥ずかしげもなく注射が怖過ぎて嫌だとブログやTwitterで公言している大人はきっとワタシくらいでしょうけど💦

    怖いけど口には出せない、でも実際どんだけ痛いの?と気になっている方のお役に立てれば幸いです。。。

  • 大人の苦手克服方法

    大人だって、どうしても苦手なものってありますよね。
    苦手を克服する方法を試してみましたので、苦手なものを克服したい方のご参考までに。。。

肝炎混合の予防接種を受けた体験談

肝炎混合の予防接種とは

まずは、今回ワタシが受けた肝炎混合の予防接種についてざっと前置きさせていただくと、、、

A型肝炎は経口感染、B型肝炎は血液や体液で感染しますよね。

A型肝炎は汚染された食べ物や水を口にしたり、ウイルスに感染している料理人の手から食べ物を介してうつることもあるそうで、ほとんどが完治はするけれども稀に重篤化して死に至ることもあると言われました。

現代の衛生的な日本ではほとんど心配はないけれど、シンガポールでは少ないとはいえゼロではないですし、近隣の東南アジア諸国を旅行する機会があるのであれば受けておいた方が良いのですって。

B型肝炎はHIVと同じような感染経路で、こちらは一度でも感染してしまうと治ることはなく、酷くなると癌へ進展してしまうので、最近の日本の子供は全員が予防接種を受けているそうなのです。

肝炎の予防接種は、A型だけでもB型だけでも受けることは可能だったのですが、

お値段的にもバラバラに受けるより2つ一度に受けることのできる肝炎混合の方がお得だと言うので、この際、肝炎混合を受けることにしました。

<予防接種の回数>
A型単独:2回
B型単独・混合:3回

<料金/回>
A型:120ドルくらい
B型・混合 :97ドルくらい
*ワクチンのメーカー(?)によって異なるらしい

ただ、、、

この混合の予防接種、一般的な予防接種の中では一番痛いと言われているそうなのです。。。

<体験談>実際に肝炎混合を受けてみたら

問診を受けて診察室に入ると、先生ってば、

先生

じゃあ早速ですが、もう打っちゃっていい?

と、、、

汗イラスト

もーーー、そんな決心が揺らぐような質問しちゃう?

私が引きつった顔で渋々頷くと、

先生

一般的な予防接種の中ではこの肝炎混合が一番痛いから我慢して

と追い討ちをかけてきましたよ。。。

その宣言通り、プスっと針を刺した後にワクチンを入れるのが痛かったです。。。

肝炎混合はAとBの両方を一度に打つため、ワクチンの量が2倍になるので痛いらしいのですよ。

まあ激痛ではないけれど、独特の嫌な痛みですよね。

この注射、打ち終わってからが重痛〜くなってきて、ジンジンと痛みが増してきます。

5分くらいすると今度はだんだん痛みが収まってくるという曲者っぷり💦

これが後2回もあるのか、、、とゲンナリもしますが、それと同時に一番痛い注射でこの痛み、という感覚がわかって安心もしました。

とか言って、、、

↑ビビり

2回目はこの痛さがわかっているが故の怖さがあったりして、、、

ええ、ワタシ、何を隠そうミジンコハートなので、1回経験したから次からは余裕だとか、軽々しくお約束は出来ませんけども。。。

予防接種というのは稀に急激な副作用が起きることがあるため、30分間は病院の待合室にいるか、病院を出たとしても何かあればすぐに引き返してこれるような場所にいてください、とか言われるので、

↑ミジンコハート

勿論迷うことなく待合室にいました

ワタシが座っていると、後から親子連れが診察室から出てきて、3歳くらいの男の子が何かの予防注射をしたようなのですが、何事もなかったようにケロッとして夢中でおしゃべりをしていました。

お父さんが「注射痛くなかった?」と聞いても、注射のことなどすっかり忘れてしまったみたいでキョトンとしていて、、、

ちょっとちょっとーーー

↑だいぶ大人

ワタシ、3歳児に負けてない???

っくーーー、情けない、、、

まあでも、ミジンコハートのワタシが平気だったので、覚悟して受ければ(覚悟しなくても?💦)どなたでもへっちゃらってことですね。

余裕のよちおイラスト


ちなみに肝炎混合の予防接種については、一般的には副作用リスクの少ない安全な予防接種として知られているそうです。

人によっては刺したあとがしこりになったり痒くなったりするらしいのですが、ワタシは何の異常もなく、ただ、2、3日は腕の痛みが残り、体がだるい感じはありました。

やはり外部から微量なりとも異物が体に入るので、多少の違和感は仕方がないのかもしれませんね。

大人の苦手克服方法

ワタシが今回予防接種を受けたのには、シンガポール生活をする際に推奨されていたこととはまた別に、苦手を克服したかった、という理由がありました。

そして実際に挑戦した苦手克服方法というのが、

苦手には慣れろ!
無茶はしないで一歩一歩着実に!!!

というものでした。

なんだかスローガンみたいですが、苦手克服の王道かもしれないですが、やっぱりこれしかないと思うのですよね。

どういうことかというと、、、

苦手には慣れろ!

生理的にどうしても無理とか、極度に苦手なものを避けて通れれば一番良いのですが、そうもいかない、、、ってことも多いですよね。

そんな苦手を克服するには、やっぱり慣れるしかないと思うのです。

人が40数年(サバ読んだ?50年弱の方が近いのか?💦)も生きていれば、年々初めてのことが減っていき、どんどん人生のベテランに近づいていくじゃないですか。

そうなってくると例え初めての体験であっても、全くの初めての体験として味わうのではなく、何かしら今までの近しい経験と比較して判断するようになっています。

そんな中で、今まで経験したことのない、未知の痛い・怖い初めて体験は、予想がつかない分、昔よりむしろ怖く感じるようになっている気がするのです。

(と、つい先日同い年の親友が言っていて、ワタシも激しく同意しました。)


実際に私はシンガポールに来てから生まれて初めてマイナーで簡単なれどちょっとした手術をうけまして、その時には足の震えが止まらず、、、(その話はコチラから)

とはいえ全身麻酔だったので気付いたら手術は終わっていて、痛みとかそういうことより、

体験したことのない痛そうなことへの未知の恐怖と、生まれて初めて手術を受けたということに対するショックが大きかった気がします。

やっぱり物事には慣れが重要なのですよね。

わかっていることであれば、例え嫌なことであっても予想と覚悟が出来るので恐怖の加減が全然違うと思うのです。

無茶はしないで一歩一歩着実に!!!

いくら慣れると言っても最初から高い壁に挑戦すると挫折しますよね。

勉強やスポーツなどでもそうであるように、やっぱり最初は身の丈にあった小さな挑戦から成功体験を積み上げていき、自信をつけてから徐々にハードルを上げていくのが無理がないと思うのです。

実は最近健康診断を受けまして、即日再検査の後に経過観察になったものがあり、もしかすると今後、組織検査をする必要が出てくるかもしれないと言われております。

万一組織検査になった場合には、部分麻酔をして、針を刺して組織を取ることになるそうで、、、

麻酔の注射も嫌すぎるし、

体に針を刺して組織を取るなんてしたこともないし、

しかも部分麻酔ってことは意識がある中で行われるってことですよね???
(誰か嘘だと言って、、、🌀)

そんな説明を聞いただけで、またまた未知の恐怖に文字通り震え上がってしまい、1週間くらい緊張型頭痛が治らず、自分のメンタルの弱さに落ち込み気味でした。。。


そんな時に健康診断の全体的な結果が病院から送られてきて、

「抗体がないので肝炎の予防接種をした方が良いですよ」

と書かれていたのです。

最初は怖いから注射なんて絶対に嫌だと思ったのですが、残念ながら東南アジアで生活するには肝炎の予防接種は必要そうでもありますし、

今後のことを考えても、いきなり組織検査と言われるとハードルが高過ぎるので、まずは予防接種で注射に慣れておこうと思い、この度予防接種を受けてきたわけなのです。

苦手な身からすると、たかが注射、されど注射💦

でもあと2回も受ければ大分慣れると思います。

そうなれば、例え組織検査をすることになったとしても、麻酔の注射にはもう慣れているようなものなので、恐怖感も随分と下がっているはず!!!

<追記>検証結果!苦手は克服できたのか!?

この記事を最初に書いたのは一度目の予防接種の後。

そしてこの追記は、一度目の予防接種から1ヶ月後、二度目のワクチン接種を受けた後に書いています。


結論から言いますと、注射が好きな人はいないと思いますが、苦手は克服できたと思います。

一度目と二度目を比較してみても、、、

  • 恐怖感
    一度目=>予防接種の週の初めから怖くて仕方がなかった
    二度目=>病院の待合室の椅子に座ったら流石に緊張がやってきたが、恐怖感はなし
  • ショック度合い
    一度目=>未知の痛みに対する恐怖と極度の緊張により、接種した後もしばしショック状態。。。
    二度目=>一切なし


やはりですね、一度経験していることは次に何が起きるか・どのくらいの痛みかの予想がつくため恐怖心はなくなり、痛みの予想ができる分心の準備もできますね。

1度目は緊張のあまり、自分では体の力を抜いていたと思っていましたが、恐らく力が入っていたのでしょうね。

2度目の今回は完全に体の力を抜くことが出来ていたため、1度目よりも断然痛みも少なく終わりました。

また5ヶ月後に最後の3回目の接種が残っていますが、モチロン注射は嫌ではありますが、

苦手意識はなくなりましたし、何より恐怖心がなくなり、今回の予防接種での成功体験が出来たので、もう平気だと思います!!!

  • もうばっちりの3回目の接種についてはコチラから
  • 新型コロナのワクチン接種は余裕だったけれども流血事件になった話はコチラから

あとがき

苦手の克服方法については、慣れるというのは王道の方法かもしれませんが、いきなり難関に挑戦するのは心臓に悪いですからね。

うちの夫はメンタルが強いので、気合で一番大変なことに最初から飛び込むタイプですが、ワタシはミジンコハートなので荒業は無理でして。

最初は滝行でメンタルを鍛える?などとも思ったのですが、今はシンガポールにいるので現実的ではないですし、何より時間が掛かりすぎますよね。

ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


※注射が苦手な方も、得意(!?)な方も、コチラ↓を、、、

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