我が家の旧正月の過ごし方@2021年のシンガポール
この金曜・土曜は旧正月でしたね。
中華圏で暮らしていらっしゃるみなさま、いかがお過ごしでしたでしょうか。
旧正月とか言われても、日本人である我が家ではもうお正月は済んでいますし、旧正月は普通の日。
でも周りがお正月モードなので、なんだかお祭り気分ですよね。
ということで今回は、依然として新型コロナが世界的に大流行中で、
シンガポールでは国内感染は収まっているものの依然として感染対策は続いており、
そんな中で2021年の旧正月をどうやって過ごしたのか、、、について書きたいと思います!!!
大晦日はスープレストラン
先日書いたのですが、大晦日のランチはスープレストランに行った我が家、早速旧正月モードを味わいました。
- スープレストランの旧正月モードの話はコチラから
ローカルエリアの街では夕方前からお店が閉まり始め、人が減り、開いているレストランには空席が目立っていました。
我が家も自宅でご飯を食べましたよ。
この晩は念の為12時過ぎまで起きていたのですが、花火も上がった様子はなく、爆竹音もせず、、、
大晦日の夜は静かに更けていきましたとさ
旧正月1日目はチャイナタウン
2021年2月12日。旧正月初日。
朝起きると、サーキットブレーカー期間中でさえ人通りのあったローカルエリアから、
人が消えた!!!???
駅前の交差点が青に変わっても、3人くらいがポツポツと渡る程度で、ほとんど人の姿がありません。
ん???人だけではなく、車もほぼ走ってない。。。
サーキットブレーカー再来?いや、むしろ旧正月の方が閑散としてる???
みんな家の中で家族と過ごしているのでしょうね。
お昼前になるとようやく人が出始めて、我が家も中華街へ様子を見に行くことにしました。
中華街にはタンジョンパガー駅から歩いたのですが、とっても天気が良くて陽射しが眩しく、ほとんどのお店が閉まっているので閑散としていました。
お腹が空いたので、マックスウェルフードセンターへ行ってみましたが、ストールの半分以上が閉まっていて、天天海南鶏飯も漏れなくお休み。。。
開いているストールで買って食事をしましたが、中華はイマイチで、カレーは普通でした。
シンガポールでは、日本で食べていたようなモチモチのナンにはまだ出会えていないので、ナンよりロティの方が好きかも。
最近私がハマっているレモン入りの100%シュガーケーンジュースが、この日のホーカーでは一番美味しかったような。。。
気を取り直し、食事を終えて中華街を散策します。
このお寺が開いているのを初めて見ました。
中には何やら人の列が。
このお寺にお参りする人たちは、手は叩かずにぴょこぴょこぴょこと頭を3回下げていましたが、仏様の方ではなく外を向いて頭を下げている人もいました。
日本人は基本無宗教(生まれた時は神社、結婚式は教会、お葬式はお寺とも言いますが)の方が多いと思うので、身近にあるはずの仏教の作法も、実はよく知らなくないですか?
我が家も見様見真似で外から仏様にお参りして、お寺の脇を抜けてメインストリートへ向かいます。
如何にも中華らしい赤と金の提灯の横に、カラフルなショップハウスが見えているのがシンガポールらしいですよね。
お参りの列が出来ていたのでここだけ賑わっていましたが、密という程ではなく、人との距離は1m空いているくらいの感じですね。
中華街のお店も半分閉まっていて、人通りもそこまで多くはなかったです。
この付近でも交通量は多くなかったのですが、皆どこに行ったのでしょうね。
ここで私たちは、駅前からバスに乗ってサルタンモスクへ移動してみることにしました。
旧正月は中華系シンガポーリアンのお祭りなので、旧正月とは関係のなさそうなエリアの様子も見たかったのです。
案の定、サルタンモスク周辺はイスラムエリアなので、多くのお店は普通に営業していたのですが、中には閉まっているお店もありました。
このエリア、雰囲気が好きなのです。
レストランの椅子やテーブルも素敵ですよね。
お隣にあるハジレーンも通ってみたのですが、コチラはほとんどのお店が閉まっていました。
暑い中を歩き回って疲れたので、ここから二階建てバスで帰路についたのですが、朝にTwitterで流れていた通り、都会のあちこちにカラフルな牛が出現していました。
急にスコールが降り出して、眩しいくらいの太陽の中でのお天気スコールになったのですが、その後はまたギラギラと太陽が照りつけていました。
自宅のあるローカルエリアに戻ると、駅前も、モールも、ドンキも、普段の平日くらいの人出でした。
街はいつもより静かでのんびりモード。
夕焼けが綺麗だったので、スカイガーデンに降りて、夕陽を見ながら優雅にタイガービールを飲んでみました。
お部屋さえもう少し広くて、熱いシャワーが普通に出て、騒音が酷くなくて、虫やヤモリが出なければ、良いコンドミニアムだと思うのですが、、、
最近晴れて気温が上がったら、今度はダニが大量発生中の我が家。。。
チャタテムシとセットでエンドレスな戦いが続いています。
旧正月2日目はシンガポール人の友人宅で
2021年2月13日。旧正月2日目。
旧正月1日目の夜も静かに更けて、2日目の朝も静かに過ぎて、午後はのんびりと過ごし、夕方からシンガポール人の友人宅へ。
以前中華街で見掛けた真っ直ぐな枝の正体は柳(willow)でした。
この時期スーパーに行くと贈呈用に包まれて箱に入ったみかんが売られていますが、
シンガポールの旧正月の定番はみかん。
友人宅にもこの通り、置いてありました。
旧正月のディナーは、これまたシンガポールの旧正月といえば、、、のLo Hei(ローヘイ)から。
私はずっと勘違いしていまして、、、
サラダが魚生(ユーシェン)という名前で、Lo Hei(ローヘイ)と言うのが儀式のことだと思っていたのですが、
実はLo Hei(ローヘイ)というのは魚生(ユーシェン)の広東語で、シンガポールではLo Hei(ローヘイ)と呼ばれているのですってね。
このサラダ、皆でお箸を持って高く持ち上げながらかき混ぜるのが儀式のため、終わった後にお皿から中身が散らばった状態になりますが、その方が縁起が良いというので、、、
2度目の今年は私も高く持ち上げて豪快に混ぜてみました。
混ぜるときに本当はおめでたい言葉を言いながら混ぜるのですが、今年はコロナ対策で静かに混ぜないといけませんでした。
混ぜた後は美味しく頂きますよ。
このサラダ、スッパ甘くて大好きです。
- 去年のLo Hei(ローヘイ)の様子はコチラから
2021年の旧正月はシンガポールでは新型コロナ対策のフェーズ3が進行中。
国内感染は収まっていて、制限も緩和されてきていますが、
一度に家に招けるのは8人まで、1日に訪問できるのは2家庭まで。
違反すると人数分の高額な罰金が課されるので、みんな守っているみたいですよ。
- 旧正月前の賑わっているチャイナタウンの様子はコチラから
あとがき
今回は、新型コロナ対策中のシンガポールでの2021年の旧正月日記でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
※Lohei好きの方も、そうでない方も、コチラ↓を、、、